悪の組織との最終決戦で、敵と相打ちになった戦隊ヒーローの浅垣灯悟。
命を落としたかに思われたが、気が付くと異世界に転生していたのだった!
異世界でも困った人々を救うため、冒険者となり、キズナレッドに変身して今日も戦いを続ける――!
異世界×戦隊ヒーローの最強英雄譚、開幕!! 公式より
戦隊レッド 異世界で冒険者になるとは、中吉虎吉により月刊少年ガンガンで2020年11月号から連載されている漫画作品。2023年11月現在既刊6巻。
概要
あらすじの通り、戦隊モノと異世界物をかけ合わせた作品であり、レッドである浅垣灯悟が最終回の決戦の際に異世界へ転生し冒険者として旅しつつヒーローとして活躍していく。
一見単なるネタ漫画と思われがちだが、作者はどうやら特撮好きなようでしっかりと本家をリスペクトしている。
なお最終回で主人公が異世界に飛ばされた特撮は前例が存在する。
登場人物
本作の主人公。「絆創戦隊キズナファイブ」の一員でありキズナレッド。異世界では主にレッドと呼ばれている。
元の世界で敵組織『秘密結社ゼツエンダー』のボス『絶縁王』との一騎打ちにて相打ちで終わり、死んだかに思われたか異世界に転移していた。
近年の本家では珍しい熱血馬鹿のレッドであるが、約1年の戦いを終えた後のためか本家の「帰ってきた」や「VS」などの客演の時の方々のようにたまに知的な面も覗かせる。
そして最終回後ということもありステータスもインフレを引き起こしており、一応元一般人であるのだが生身の戦闘能力も高い。ただしもう一つの某ニチアサ特撮や光の巨人とは異なり基本がチームプレイであるため無双するというわけではなく、「絆を力に変える」という性質もあって仲間との連携が不可欠である。
- イドラ・アーヴォルン
今作のヒロインでありツッコミ役も担当。16歳。
アーヴォルン家は王家に仕える魔導師の最高位「王家の杖」を代々任命されていた一族であり、イドラは一応現当主なのであるが、先代の父が王家の杖を賭けた争いに負けたため一族ごと王都を追放されてしまい没落。現在の王家の杖の「シャウハ」はその権威を私腹を肥やすことに使っている。
王家の杖の地位を奪還することが悲願であり、そのための戦力とするため灯悟と手を組む。
根本的に世界観が異なるキズナレッドの特撮ノリに困惑しながらも、その純真さと正義感に惹かれていくこととなる。
用語
灯悟の元の世界において活躍していた戦隊ヒーロー。色は赤青黄緑ピンク。
追加戦士もいたようだが最終決戦時には姿を見せていない。もしかして→アバレキラー
変身アイテムは絆創膏型アイテムの「絆装甲」を手首の「キズナブレス」にセットして「絆装チェンジ!」と叫ぶことで変身する。近年の特撮系アイテムのお約束かやたらハイテンションに技を使う度に技名を叫ぶ。
メンバーは男3人と女性2人とこちらも近年の戦隊系のお約束に則っている。
テレビアニメ
2025年1月よりテレビアニメが放送される。監督は「スパイ教室」「シャドウバース」の川口敬一郎、アニメーション制作は「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「多数欠」のサテライトが務める。
さらにシリーズ構成に「爆上戦隊ブンブンジャー」の冨岡淳広、変身モーション監修に「忍者戦隊カクレンジャー」でニンジャレッドを演じた小川輝晃、変身モーションディレクターに「仮面ライダークウガ」「ドゲンジャーズ ナイスバディ」等で監督を務めた鈴木展弘、音楽に「特捜戦隊デカレンジャー」「動物戦隊ジュウオウジャー」の亀山耕一郎と、本家の特撮に携わっているスタッフが集結している。
スタッフ
- 原作:中吉虎吉(掲載 月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊)
- 監督:川口敬一郎
- シリーズ構成:冨岡淳広
- メインキャラクターデザイン・総作画監督:丸山修二
- 総作画監督:大西秀明、伊藤亜矢子
- メインアクションアニメーター:杉江敏治、谷口明弘、岩田幸大
- エフェクト作画監督:橋本敬史
- プロップ・メカ・スーツデザイン:谷口欣孝
- 怪人デザイン:渋谷亮介
- モンスターデザイン:稲田航
- 変身モーション監修:小川輝晃
- 変身モーションディレクター:鈴村展弘
- 美術設定・美術監督:ほそい
- 色彩設計:大野春恵(MADBOX)、長澤諒司
- 3DCGディレクター:後藤浩幸
- 撮影監督:内田奈津美(アニモキャラメル)
- 2Dワークス:木下翔弥斗(アニモキャラメル)
- 編集:松本秀治
- 音響監督:川口敬一郎
- 音響制作:東北新社
- 音楽:亀山耕一郎
- 音楽制作:日本コロムビア
- アニメーションプロデューサー:畑秀明
- アニメーション制作:サテライト
- 製作:異世界レッド製作委員会
キャスト
関連静画
関連リンク
関連項目
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