高橋(たかはし・たかばし)とは、日本の姓、地名である。
地名姓の一種。日本で3番目に多い苗字とされており、各地の高橋地名より興った。1位の佐藤、2位の鈴木が地名性ではないため、最大規模の地名姓とされる。
沖縄を除く日本全国に広く分布しており、このことから東北に偏る佐藤、東海、関東に偏る鈴木とは違い全国まんべんなくみられる苗字となっている。特に北海道から関東地方にかけて非常に多く分布しており、群馬県では最も多い苗字となっている。四国にも多い。愛媛県では新居浜市で最多姓となっており、愛媛県最多とするデータもある。南九州ではそれほど多く見られない。
古くは古代豪族に高橋氏があった。孝元天皇皇子・大彦命の後裔という。カバネは朝臣。もとは膳(かしわで)氏と名乗っていたが、朝臣姓の賜与と共に高橋に改称した。大和国高橋(現奈良県天理市付近)発祥。膳氏は名の通り天皇家や朝廷の食膳を用意する職についていた。元々は阿曇氏と共にこの職を担っていたが延暦期に阿曇氏が失脚すると高橋氏が職務を独占するようになった。一族から多く歌人を出し、特に高橋虫麻呂が著名である。
苗字としては安芸国の石見高橋氏、筑後国発祥の筑後高橋氏、陸奥国発祥の陸奥高橋氏などが知られる。石見高橋氏は紀氏の一族と伝わる。筑後高橋氏は大友氏の一族で大友氏家臣として活躍した。
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最終更新:2024/12/24(火) 20:00
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