佐々木未来(ささき みこい)とは、日本の女性声優である。所属事務所は響。
1991年3月30日生まれ。岩手県盛岡市出身。身長160cm。血液型はAB型。
特技は歌、クラシックバレエ、方向感覚がいい。
趣味は料理、身体の柔軟、お笑い鑑賞。好きなものはお酒。
愛称はみころん、みこちゃん、みこたん、みこP(ピー)、みごい、など。
2010年2月6日にブシロード製作のメディアミックス作品『探偵オペラ ミルキィホームズ』の声優オーディション、「エリーを探せ! ミルキィホームズ 声優オーディションツアー」で優勝し、全国4,518名の応募者の中からエルキュール・バートン役に選ばれた。
2010年10月、『探偵オペラ ミルキィホームズ』でデビュー。ゲームに先行してアニメが放映されたため、多くの視聴者はアニメ版で先に彼女の声を聞くことになった。
2012年4月、『しばいぬ子さん』で主演のしばいぬ子さん役で出演。しばいぬ子さん名義で主題歌も歌っている。
2017年1月、『けものフレンズ』にロイヤルペンギン役で出演。作品の大ヒットにより様々なTV、イベントに出演する。2018年には、第12回声優アワードにて「どうぶつビスケッツ×PPP」として歌唱賞を受賞した。
徳井青空が考案したキャッチフレーズとして「未来(みこい)、いい恋、嫁に来い」があったが、全くと言っていいほど定着しなかった。2013年頃はこれを少し改変した「未来、めんこい、嫁に来い」をキャッチコピーとしていた。
ブシロード製作のメディアミックス作品『探偵オペラ ミルキィホームズ』の声優オーディション、「エリーを探せ! ミルキィホームズ 声優オーディションツアー」で優勝し、ユニットへの加入が決定した。
全国決勝大会は2010年2月6日の中野サンプラザにおいて札幌地区代表1名、仙台地区代表1名(佐々木未来)、大ヨコハマ地区代表2名、名古屋地区代表1名、大阪地区代表1名(後に響所属となる寺川愛美(現・愛美))、岡山地区代表1名、博多地区代表1名からなる合計8名を一堂に会して行われた。審議内容は特技・自己アピール、ミルキィホームズ3人である三森すずこ、徳井青空、橘田いずみとのセリフの掛け合い、歌唱力、質疑応答の4つが審査された。投票形式は審査員票、会場票、ニコニコ生放送の視聴者票の合計得点で審査された。
そして優勝した佐々木未来の投票内訳は審査員6名からなる審査員票で3名から投票され、1位。会場票では2位と僅差ながらも1位。そしてニコニコ生放送のネット票では約57%の圧倒的な支持を受け、1位を獲得。結果、決勝大会ではすべての投票形式で1位を獲得し、全国4,518名の応募者の中からエルキュール・バートン役に選ばれた。木谷高明社長は「歌と演技両方のレベルが非常に高い」と彼女を賞賛した。ちなみに佐々木未来が決勝で披露した特技・自己アピールはクラシックバレエの経験を生かした「Y字バランス」から「側転」しての「開脚」だった。
余談ではあるがラジオ『今井麻美のSinger Song Gamer』第198回!(2013年2月9日配信)において黒崎真音と佐々木未来がゲスト出演したとき、今井麻美と黒崎真音は前述の佐々木未来が優勝した「エリーを探せ! ミルキィホームズ 声優オーディションツアー」の決勝大会に立ち会っていたというエピソードを披露した。
当時、今井麻美は原由実と共にアイドルマスターとして出演しており、二人は楽屋のモニターで佐々木未来が出場したオーディションの様子を食入いるように見て、「この子っー!!」と二人が同時に優勝者を予言した子が佐々木未来であった。またその言った通りに佐々木未来が優勝したことで「あたしたち見る目あるー!」と自慢げに語っていたこと明かした。
そして当時まだデビュー前であった黒崎真音は佐々木未来が優勝する瞬間を会場の2階席から見ていたことを明かしており、このラジオ収録においても当時の中野サンプラザと同じく今井麻美、黒崎真音、佐々木未来の3人が再び集まり出会えたという縁を実感した瞬間であった。そしてこのラジオ収録中において今井麻美は改めて佐々木未来がオーディションで優勝したことを祝福した。
4人の中では一番年下。ミルキィホームズの精神面での癒しを担当してる。今でこそ佐々木未来といえば癒し(母性)の象徴としてミルキィホームズ内外にも浸透しているが、ラジオ「ミルキィホームズ探偵学院放送室3」#27が収録されるまではとくにメンバー内でも意識されてなかった。
というのもこの#27は佐々木未来が収録を欠席した回であり、番組冒頭では三森すずこ、徳井青空、橘田いずみの3人は佐々木をよく笑ってくれる笑い担当として紹介していた。しかしエンディングのトークになると3人の口から「未来がいないので全体的にトゲトゲしてわたしたち3人は切れたナイフ状態だった」、「ソフトさがなかった」、「やさしく包んでくれる成分がなかった」と感想が漏れ、この時初めて佐々木未来がミルキィホームズ内で緩衝材のようなやわらかさとやさしさをもたらしていることを3人に実感させた(ちなみに#29から復帰した佐々木はこの顛末を聞くと「やったぁー!必要とされている!」と、とても喜んでいた)。
同じ平成生まれで学年でひとつ違いの徳井青空とはとくに仲が良く、「徳さん」と慣れ親しんでいる。
ミルキィホームズ加入当初からミルキィホームズ探偵学院放送室で地元岩手県盛岡市の良いところをアピールしている。エルキュール・バートンに選ばれ東京に引っ越してくるまでに2回引越しを経験しているがいずれも盛岡市内であった。2012年4月に「徳さん」こと徳井青空が千葉県南房総市の観光大使に任命されたことにより、自身も岩手県盛岡市の観光大使に任命されることを夢見ている。また尊敬する声優に同じ岩手出身の桑島法子をあげている。
ミルキィホームズ 探偵学院放送室3の単独コーナーでは『未来のおらほが占ってけるーーーーー!』を務めた。このようなコーナーになった由来は同ラジオの第一回にそれぞれのコーナーをどうするかを決めているとき、佐々木未来は最初地元・岩手の観光地を紹介したいという漠然としたものだったが、徳井青空から「佐々木未来の先の未来」という題名で占いをして欲しいという提案を受けた。そしてそれらを融合したのが『未来のおらほが占ってけるーーーーー!』であり、出身県である岩手県の名所旧跡の紹介を織り交ぜつつリスナーから提供される悩み事や相談事を基に、占いを行い、その結果を告げるものとなった。
2012年6月24日には佐々木未来がMCを務めるヴィクトリースパークラジオでもずっと希望していた地元盛岡でのブシロードカードファイト盛岡大会が開催された。これはブシロードカードファイト2012地区決勝大会の中で唯一ミルキィホームズの4人全員がゲストとして参加する大会となった。さらに異例なことに閉会式にはいままでの大会ではありなかったミニライブ(正解はひとつ!じゃない!!とナゾ!ナゾ?Happiness!!の2曲)がミルキィホームズによって急遽行われた。
2013年1月2日に開催されたお正月だよ! ミルキィホームズライブ2013では改めて岩手県ないしは盛岡市の観光大使になりたいことを語っていた。またそのライブでは大使になるために自分の存在を知ってもらおうと岩手県知事をミルキィホームズライブに招待しようかということも語っている。
2013年1月7日配信のヴィクトリースパークラジオ! ~みころんでいきマッシュ!~ (第105回)において佐々木は木谷社長に故郷盛岡でミルキィホームズのライブをやらせてくださいと新年恒例のお願い事にしている。なお上述のブシロードカードファイト盛岡大会の開催は去年2012年度新年のお願い事であり、これは実現している。
現在は雑誌月刊ブシロードにて、岩手の魅力を伝えるべく「佐々木未来のみこ岩手」を不定期連載している。
そして2020年、ついに念願が叶って岩手県公認のVTuber「岩手さちこ」のCVとして岩手の魅力を宣伝することになった。
アニメ『けものフレンズ』では、プリンセスことロイヤルペンギン役で出演した。2017年の1月~3月に放送されTwitterなどで話題になったことで徐々に人気となり、この年を代表するほどのアニメとなる。
ブレイク当時、フレンズという文字がトレンドにあることを友人から知らされた佐々木は、同時期に上映していた映画『一週間フレンズ』の事であると勘違いしていた。
同作品がヒットしたことで「どうぶつビスケッツ×PPP」としてミュージックステーションに出演。後日の感想では「Mステに出る声優グループは後にも先にもμ’sだけだと思っていた。μ’sを近くで見ていただけに、大変さも解っていた」とコメントしている(三森すずこ、徳井青空がμ’sのメンバー)。その他様々なTV、イベントにも出演。ハウステンボススペシャルライブ2018ではミルキィホームズでの出演もあり、1日2グループでステージに立った。2018年には、第12回声優アワードにて「どうぶつビスケッツ×PPP」として歌唱賞を受賞した。
2017年には舞台「けものフレンズ」でアニメと同じロイヤルペンギン役を演じた。歌唱パートでは素早いダンス、演劇パートではアドリブコーナーが用意され大変苦労したと語っていた。好評につき2018年に舞台は再演され、生配信、パッケージ化もされた。
どうぶつビスケッツ×PPPのメンバーの中で最年長ではないものの、声優キャリアとしては一番長くメンバーを引っ張る立ち位置となる。けものフレンズ関連番組ではトークで場を盛り上げ、メンバーへのさりげないフォローなども目立った。ニコ生特番「けものフレンズアワー」第9回(2017年5月24日配信)でのスタッフの評価は「群を抜いた安定感。ボケ・ツッコミ・ノリツッコミと弱点無し。どのポジションもこなせる万能タイプ」と高評価されていた。またダンスを覚えるのが早く、1番上手いと評判だった。ラジオ番組「フレンズ探検隊」にも出演し好評を得ている。
各番組の出演の際はお酒についてよく語っている。メンバーきっての酒豪であり、お酒といえば佐々木が浸透しているためよくネタにされる。舞台では「ヤケ酒ペンギンのプリンセス」と揶揄されていた。けものフレンズアワー2第1回では番組への意気込みを「いい酒を呑む」としていた(いい収録をしてその後にという意味。番組中にではない)。けものフレンズがーでんでは「酒を飲みに来た」と言い切ったほどである。
※けものフレンズがーでんとは、お酒も飲めるけものフレンズのイベント。
佐々木が演じるロイヤルペンギンはPPP(ペパプ)に所属している。PPPとは、けものフレンズに登場するアイドルユニット。正式名称はPenguins Performance Project(ペンギンズパフォーマンスプロジェクト)。アニメでは各回の次回予告、本編では8話に登場し歌とダンスを披露した。
ちなみに実際のロイヤルペンギンは日本の動物園にはおらず、オーストラリアに棲息している。見たがっていたが、見ることができなかった。
作品内のロイヤルペンギンは実質のリーダー的存在(実際のリーダーはコウテイペンギン)。声優ユニットPPPとして活動しているメンバー内での佐々木の立ち位置でも通づるところがあり、年齢的には上から2番目だが佐々木が実質のリーダーである(最年長は相羽あいな)。メンバー同士とても仲が良く旅行に行ったりもしている。年少メンバーにお酒を教え、酒飲みにしてしまったのはおそらく佐々木のせい。
2016年冬から声優ユニット「どうぶつビスケッツ×PPP」として8人で活動していたが、2018年4月25日(世界ペンギンの日)には「PPP」としてメジャーデビューアルバム『ペパプ・イン・ザ・スカイ』を発売。リリースイベントを東武動物公園などで行う。2018年9月2日には待望の単独ライブ「けものフレンズLIVE ~PPP LIVE~」を開催。以前からPPPでのアルバム、ライブが夢と語っていた佐々木はTwitterで「夢が叶う!楽しみです!」と報告していた。
2018年4月より、あにてれで配信番組「PPPのゆるぺぱ!」が配信開始。舞台のアドリブパートを番組としてスピンオフしたもので完全新作のオリジナル。PPPのコント番組と紹介され、アイドルではなく芸人なのでは?と疑問の声が上がるがやっぱりアイドル。
同時期に、テレビ東京で「ESP×PPP」も放送される。第1話での質問「今、私が一番気になっていること」での佐々木の回答は「税金」であった。現実ぅ……。
|
|
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/25(水) 10:00
最終更新:2024/12/25(水) 09:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。