リトル・アリスは、セガが運営するMOBA型アーケードゲーム『ワンダーランドウォーズ』のキャラクター。
概要
継戦能力に優れていると同時に毒やスロウといった状態異常も撒ける搦め手的な戦い方をするキャスト。レベル2から使用できる『ボムバルーン』と、キャストに致命傷を与える『びっくりさせちゃえ!』が代表的。詳しい性能については後述を参照。
キャラクターとしては明るく快活な口調と容姿が愛らしい女の子。他のキャストがいい方向に大胆なアレンジをされている一方で、唯一原典に忠実な容姿をしている。ビジュアルの可愛さからミクサと並んでロリコン新参ホイホイ要員となっているが、1.0x環境では解禁ランクがD3(金額換算にしておよそ一万円)ととてつもなく遠いため使用者数は他のキャストに比べて若干少なめではあった。1.1x環境からは新規プレイヤーへの配慮として解禁ランクがE3に下げられた。
最近サービスインした某ゲームに彼女によく似た弓使いがいるとかなんとか・・・
稼動初期から2ちゃんねるでなぜかふたなり説が提唱されている。不快に思う人もいるので話題にするのは慎重に。
キャラ性能(ver1.52-A準拠)
ミクサと同様低HP高MPなRPGでいう魔法使い的ポジション。HPMPの数値は大体ミクサと同等だが、スピードが高いため遊撃に向いている。新環境からは回避能力もかなり向上し、より遊撃キャストとしての面が強くなった。
ストレートショットは光の弾を飛ばす、アリスの強みといえばキャスト中2位の射程を持つストレートであり、フックと同様に着弾時の星型の爆風にも微量ではあるがダメージ判定がある。ショット自体の威力は高いが硬直が長いため乱用・過信は禁物。
ドローショットは星型の弾を飛ばす、軌道に癖が強く射程も長いためミニオン処理をしつつキャストを狙う所謂「殺意ドロー」が狙いやすい。特に直角の軌跡を描く事でシレネッタが使う停滞ドローに近い挙動を再現する事も可能で、それゆえに熟練者が使うアリスのドローは軌道が読みづらく避け辛い。このドローによって敵キャストを翻弄してダウンを奪い、ダウンしている間に拡散した兵士をストレートで排除していくというのがアリスの主な戦法の1つである。うまく嵌ると熟練したプレイヤーのファイター相手にでも防戦する事が可能であるが、逆を言えばダウンを一切奪えないと兵士処理能力差であっさりと拠点を奪われる脆さもある。
1.50からドローの射程と威力、対兵士の吹き飛ばしが下方修正され以前の様な戦い方が出来なくなってしまった。
スキルも広範囲に毒を撒くボムバル、ステルスしつつHPを急速回復させるかくれんぼ、超威力のびっくりなど優秀なものが揃っているが他アタッカーのように単体で劣勢をひっくり返す力がアリスにはない。臨機応変に立ち回り、他のチームメイトのバックアップする事で戦況を優位に運んでいきたい。
アシストはHP・スピード・ストレートショットを伸ばすものが一般的。自分のスタイルや編成に合わせて自由を利かせられるのもアリスの強みのひとつである。
スキル紹介(ver1.52-A準拠)
ボムバルーン(ボムバル、ポジバル※)
こんな体験、した事ある?
消費MPは25。非貫通属性の球を発射し、ヒットした敵に小ダメージとポイズン(毒)を与える。また、ヒット時に大規模な爆発が起こり、その範囲内の敵にも同様の効果が発生する。
アリスの代表的なスキル。爆発時の範囲がとても広く、敵キャストを巻き込みつつ兵士を弱体化させられる。毒は継続ダメージを与えるだけでなく回復の泉での回復をも遮断するため序盤のレーン戦においては脅威の塊となっている。長期的なダメージ効率はミクサのFSを軽く凌駕する。
発生までに若干の硬直があるため遊撃の際は周囲を見て使いたい。
初期は高速発生・弾速を誇り硬直を狙えばまず外す事が無い強スキルだったのだが、数々の修正を受け現在の形に落ち着いている。ダメージ自体は変わってないので当てれば強いのは以前のまま。
(※wlwのbiim兄貴リスペクト動画における通称。常用外なので注意)
びっくりさせちゃえ!(びっくり)
びっくりさせちゃえ!
消費MPは40。アリスから直線状に引いた線の方向に巨大なプレゼントボックスを発射し、ヒットした敵に特大ダメージを与える。ヒット時に小規模の爆発が起こり、その範囲内の敵に小ダメージを与える。
遊撃手たるアリスの切り札。全快からでも7~9割近いHPが吹き飛ぶため、ほとんどの状況でヒット=即死となりうる。見てから回避するのは余裕なので乱戦時や森の中からの奇襲など回避が困難な状況を用意する必要があるが、それに見合うだけのリターンがある。
ただし、終盤でもMPの半分以上を使うため乱用はできない。
かくれんぼ!(かくれんぼ)
私の事見つけられる?
消費MPは20。フリックすると即座に発動し、アリスが見えなくなると同時にHPとMPが徐々に回復していく。透明状態はダメージを受ける、移動する、攻撃するのいずれかで解除される。
バージョンアップで強化された回復スキル。10秒程度で瀕死からでも全快できるため、ほとんどの状況でアリスは帰城するよりもこのスキルを使った方が戦線復帰が早い。が、ただ使えばいいというわけではなく、相手に隠れた場所を察知されないようにする必要がある。うまいプレイヤーは即座に隠れた位置に注意や攻撃マーカーを貼ったりもするので、うかつに隠れるとスキルの的になる事も。
また、ステルス中はスキル発動モーションが見えない事を逆手に取り、わざと見える位置でステルスして近づいてきたキャストにびっくりを当てるといったテクニックも存在する。
うそなき!(うそなき)
イジワル、だぁ~いきらいっ!
消費MPは20。自身から引いた線の先に小規模の範囲を発生させ、範囲内の敵キャストや巨人に小ダメージとスロウを与える。
アリスのスキルの中で唯一兵士ごしのキャストを狙えるスキル。発生も速く、範囲が発生してからの回避は難しいため、アリスが苦手とするスカーレットや猿対策としてびっくりではなくこちらを採用するプレイヤーもいる。ボムバルと同様、レベル2から解禁されるため毒で体力がミリになったキャストへのトドメの一撃にも使える。
おおきくなるよ!(WS)
ゲーム中1回だけ使用できるアリスの切り札。自身が巨大化し、防御力とスピードが上昇し、全ての妨害効果への耐性を得る。巨大化中は敵を踏みつけて攻撃する事ができる。
アリスが唯一単体で戦況をひっくり返せるだけのパワーを持ったスキル。ショットや拠点攻撃ができなく代わりに接触した敵に大ダメージを与えられ、キャストにいたっては一度当たってしまうと撃破されるまでダメージが続くため周囲のキャストは逃げ一辺倒になる。
ただし、巨大化に際してよろけやダウンが発生しなくなる関係で、連続ヒットするスキル群の餌食にもなる。新環境では猿の如意暴風を除いて多段ヒット判定が消失したため、相対的に上方修正を受けた。
1.50-Aから全ての妨害効果への耐性を得られる様になった、この為ある意味天敵だったシャドウ・アリスの「びっくりさせちゃえ!」が無意味になり対シャドウ・アリスで先撃ちしたら負けると言った状況は無くなった。
ただしWS中に効果を受けないだけで妨害効果を打ち消す効果が無いのでおおきくなる前に掛かっていた妨害効果はそのままなので油断しない事。
専用アシストカード
『不思議な少女のリボン』 特殊効果:Lvアップ時一定時間ストレートの爆風範囲が広がる。
モチーフはアリスが首に巻いているリボン、Lv3になった時から効果が発動する。
ストレートの爆風が約倍になり効果中ならばアタッカー内では破格の兵士処理能力を得られる。キャストへのダメージも地味に効くので効果中のアリスは中々厄介な存在、ただし効果時間は短めで、撤退中や帰城から戦線に戻る時にLvが上がると効果を生かしきれない場合があるのが弱点。
関連動画
関連項目
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