日本有数の桜の名所として知られる青森県弘前市の弘前公園で23日、園内のソメイヨシノなどが見ごろを迎えた。晴天の下、訪れた人はシートを広げて花見をしたり、写真を撮ったりして楽しんでいた。満開は25日ごろ。平年より4日早い19日に開花した。散った花びらが堀の水面を埋める「花筏(いかだ)」は27日ごろから楽しめる。市によると公園には
日本を代表する桜の名所、青森県の弘前公園で「弘前さくらまつり」が20日から始まり、多くの観光客でにぎわっています。 弘前公園は、弘前城の周辺に50種類を超えるおよそ2600本の桜が植えられている日本を代表する桜の名所です。毎年、国内外から200万人を超える観光客が訪れます。 弘前市は19日、ソメイヨシノの開花を発表し、20日から「弘前さくらまつり」が始まりました。 平成最後となる今回は「ありがとう平成」と書かれた横断幕が掲げられ、開会式で桜田宏市長は、「多くの人に足を運んでもらい、新しい時代の幕開けを一緒に祝ってほしい」と話しました。 桜はまだつぼみが目立ちますが、初日から多くの観光客が訪れていて、スマートフォンで桜を撮影したりシートを広げて花見を楽しんだりしていました。 奈良県から訪れた60代の女性は「地元の桜よりも風情があると感じました。弘前の桜を一度見たかったのでとてもうれしいです」
今週開花した、国の天然記念物の福島県三春町の「滝桜」に雪が積もり、珍しい雪化粧が訪れた観光客を楽しませています。 福島県三春町の「滝桜」は樹齢1000年、高さ13メートルの「ベニシダレザクラ」で国の天然記念物に指定されています。 今月8日に開花した滝桜の周辺では、10日夜からの雪で10センチほど積雪し、山あいの地区は季節外れの雪景色に変わりました。 三春町によりますと、開花してから雪が積もるのは平成23年以来8年ぶりだということです。 朝早く訪れていた観光客は、珍しい滝桜の雪化粧を前にさかんにカメラのシャッターを切っていました。 横浜から訪れた女性は「雪の中の滝桜を見ることができてよかった」などと話していました。 また、周辺で除雪作業をしていた人は「観光客のために足元をきれいにしたいです」と話していました。 滝桜は10日夜からライトアップが始まり、来週半ばごろに満開となる見通しです。
各地で桜が満開となる中、京都市では去年の台風で根元から倒れた状態になった桜が見頃を迎え、そのたくましい姿を一目見ようと多くの人が訪れています。 この桜の木があるのは京都市南区を流れる桂川と天神川の間の堤防です。 去年9月の台風21号の強風で、およそ200メートルにわたって植えられているおよそ60本の桜のうち、20本近くが根元から倒れたり傾いたりする被害を受けました。 ただ中には横倒しになっているにもかかわらず、満開の花を咲かせている木もあり、そのけなげでたくましい姿が、インターネットのSNSや口コミで話題になっています。 9日は春の陽気の中、多くの人が集まり、家族と写真を撮ったり、近くでお弁当を食べたりしていました。 堤防を管理する国土交通省淀川河川事務所によりますと、根の一部が堤防に残っているため、水や養分が幹の折れ残っている部分を通って枝の先まで届き花が咲いたとみられるということです。
国の天然記念物で、樹齢1500年以上とされる岐阜県本巣市の「淡墨桜」が満開になり、多くの人が訪れています。 本巣市根尾板所にある「淡墨桜」は、高さが17メートル、枝が最も広がったところで24メートルにもなるエドヒガンザクラです。 樹齢は1500年以上とされ、散り際に花びらが淡い墨色になることからその名がつけられ、国の天然記念物に指定されています。 去年9月、台風21号の強風で4本の枝が折れるなどの被害が出ましたが、ことしも例年並みの先月27日に開花し、満開となっています。 9日の本巣市は晴天に恵まれ、淡墨桜の周りには多くの人が訪れて花を眺めたり、写真を撮ったりしていました。 家族と3人で訪れた岐阜県海津市の男性は「きれいですね。大きいし、樹齢1500年ということで歴史を感じます」と話していました。 毎年、淡墨桜を見に来ているという84歳の男性は「台風があったので心配して、どんな風になってい
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