名城大終身教授の赤崎勇氏の死去を受け、ノーベル物理学賞共同受賞者の天野浩名古屋大教授は2日、「日本のみならず世界にとっても大きな損失だ」とするコメントを出した。恩師の赤崎氏について「業績は数え上げればきりがない。人並み外れた熱意をもって、生涯研究に取り組まれた」と功績をたたえ、
名城大終身教授の赤崎勇氏の死去を受け、ノーベル物理学賞共同受賞者の天野浩名古屋大教授は2日、「日本のみならず世界にとっても大きな損失だ」とするコメントを出した。恩師の赤崎氏について「業績は数え上げればきりがない。人並み外れた熱意をもって、生涯研究に取り組まれた」と功績をたたえ、
広島市中心部の中央公園広場に建設予定の新サッカースタジアムについて、広島市は設計・建設を担う事業者として大成建設を筆頭とする共同企業体(JV)に優先交渉権を与えた。市の審議会は開放的なデザインなどを評価した。市は5月ごろに仮契約を結ぶ予定で、スタジアムの完成は2024年春を見込む。JVには準大手ゼネコンのフジタ(東京・渋谷)や広成建設(広島市)などが参画。白い屋根の四隅が大きく開かれているのが
赤崎勇氏がノーベル物理学賞を受賞する前の2011年、米国電気電子学会は青色発光ダイオード(LED)開発で「エジソン賞」を贈った際に「粘り強い仕事」とたたえた。青色LEDの開発に一生をささげた頑固なまでに一途(いちず)な研究者だった。【関連記事】・・赤崎氏が青色をはなつ半導体の本格的な研究に取り組み始めたのは1973年、当時の松下電器産業(現パナソニック)東京研究所に所属していたころからだ。候補となる様々な化合物の中から窒化ガリウムを材料に選んだ。世界の有力企業は窒化ガリウムでは青色は困難とみて次々と撤退、他の物質に切り替えた。研究所の上司から方針転換を指示されると、「窒化ガリウムの研究はやめます。私も辞めます」
イギリスや南アフリカなどで広がったものとは異なるタイプの変異した新型コロナウイルス「E484K」。免疫やワクチンの効果が低下する可能性が指摘されているタイプです。 感染が確認された患者のうちの3分の1から検出された東京医科歯科大学附属病院の研究グループは、東京ではこの変異ウイルスが従来型から置き換わってきている可能性があるとしています。 「E484K」の変異とは 「E484K」は新型コロナウイルスの変異の一つで「スパイクたんぱく質」のアミノ酸のうち、484番目のアミノ酸が変化していることを意味しています。 この変異があると抗体の攻撃から逃れる性質を持つと考えられていて、再感染しやすくなる可能性やワクチンが効きにくくなる可能性などが指摘されています。 これまでに南アフリカで確認された変異ウイルスとブラジルで広がった変異ウイルスでは「N501Y」と呼ばれる感染性を高めるとされる変異に加えてこの
株式会社TAM アートディレクター 「えがこう!」代表 東京学芸大学美術科卒業後、日本デザインセンターイラストカンプ部に就職。その後コーセー化粧品宣伝部、ワーナーミュージック・ジャパン編成デザイン部でグラフィックデザインに従事する。1995年より株式会社TAMにてアートディレクターとして勤務。並行して、大阪コミュニケーションアート専門学校非常勤講師としてエディトリアルデザインの講義を行った。 絵を描くのが苦手な若手スタッフに「描いて伝える」トレーニングを始め、2015年ごろより社外でもセミナーを開催。「地獄のお絵描き道場」をはじめ、セミナーの総受講者は4000人を超える。グラフィックデザインを通じてのビジュアル構築やグラフィックファシリテーションを得意分野とし、2018年より早稲田大学リカレント教育・WASEDA NEO講師を務める。 家電メーカーや外資系ヘルスケア企業・大手銀行シンクタン
青色LEDの開発に成功し7年前にノーベル物理学賞を受賞した名城大学終身教授の赤崎勇さんが1日、亡くなりました。92歳でした。 赤崎さんは現在の鹿児島県南九州市の出身で京都大学を卒業後、当時の松下電器の研究所を経て昭和56年に名古屋大学の教授になり、名古屋市にある名城大学の終身教授を務めていました。 赤崎さんは当初はほとんど見向きもされていなかった窒化ガリウムに注目し、青い光を出すのに必要な高品質の結晶を昭和60年ごろに作り出し、20世紀中は無理といわれた青色LEDの開発に初めて成功しました。 この成果によって赤・緑・青の光の3原色のLEDがすべてそろい、フルカラーのディスプレイなどさまざまな分野でLEDの実用化の可能性を広げました。 また、波長の短い青い色を出す技術はDVDなどの記憶容量を大幅に増やすことができるブルーレイディスクの開発にもつながり、大量の情報をやり取りする現代社会において
田中邦衛さんが亡くなったことについて、家族が感謝のことばなどをつづったコメントを出しました。 俳優・田中邦衛は、2021年3月24日午前11時24分、老衰のため、息を引き取りました。 家族に見守られながら、安らかな旅立ちでした。88歳でした。 長年、応援してくださったファンの皆様をはじめ、多くの方々に支えられ、心に残る数々の作品に出会い、幸せな役者人生を歩むことが出来ました。 ここに、生前の御厚誼を心より感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。 故人は、最期の日まで、皆様からの励ましを支えに、前向きに生きる気力と、周囲への感謝を持ち続けていました。 すばらしい医療・介護チームのサポートのもと、私たち家族も、共にかけがえのない時を過ごすことができました。 葬儀につきましては、静かに見送ってほしいとの故人の希望により、過日、家族葬の形で執り行いました。 御香典、御供花などは、お気持
テレビドラマ「北の国から」や「新選組!」、映画「学校」など、数々の作品で存在感のある役柄を演じて親しまれた俳優の田中邦衛さんが、先月24日、老衰のため亡くなりました。88歳でした。 田中邦衛さんは昭和7年に岐阜県で生まれ、昭和30年、劇団「俳優座」の養成所に入りました。 昭和32年に「純愛物語」で映画デビューし、昭和36年から始まった映画「若大将」シリーズでは加山雄三さん演じる主人公「若大将」のライバル「青大将」の役を演じて、存在感あふれるコミカルな演技で人気を集めました。 その後も、映画化もされた民放の人気ドラマ「若者たち」で両親を亡くした5人きょうだいの長男の役を演じたほか、ヤクザ映画の「網走番外地」シリーズや「仁義なき戦い」シリーズでは、悪役としても存在感を見せるなど、幅広い役柄を演じました。 中でも、昭和56年に始まった民放のドラマ「北の国から」のシリーズでは、北海道富良野市の大自
【カイロ=久門武史】石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」は1日、協調減産を5~7月に段階的に縮小すると決めた。サウジアラビアも独自の追加減産を縮小すると表明した。新型コロナウイルスで冷え込んだ原油需要が回復基調にあるのを映した。サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は協議後の記者会見で、OPECプラスの協調減産幅を5月、6月にそれぞれ日量35万バレル
あなたは正しい情報をもとに世界を見ていると思いますか――。「新型コロナウイルスのワクチンは生物実験だ」。3月20日、米国やオーストリア、スイス、カナダなど、世界各地で同時に政府のコロナ対策に抗議するデモが開かれた。陰謀論を信奉する集団「Qアノン」やワクチン反対論者、トランプ前大統領の支持者らが各地でデモを繰り広げた。【前回記事】メディアの格付け機関、ニュースガードによると、米動画サイト「オディシー」で2020年11月~21年2月にフランス語の動画本数が英語を上回った。仏語圏の主要SNS(交流サイト)から排除された陰謀論者らが活動の場を米企業が運営するサイトに移したとみられている。サイト上では過激な言葉や真偽不明の情報が飛び交う。メディア史に詳しい京都大学の佐藤卓己教授は人々の間で情報が拡散する仕組みについて、「語り手と受け手の相互作用で増殖
グリーン成長戦略では、発電や輸送、製鉄など様々な分野での水素利用を急ピッチで進めることがうたわれている。「夢のエネルギー源」として、近年再び注目を集める水素だが、商業利用するには、高いハードルがいくつも立ちはだかる。水素社会を「夢」に終わらせないためには何が必要か。 現在、日本では年間130万t程度の水素が消費されている。だが「その99%は製鉄や石油精製といった、水素が発生する施設内で自家消費されており、一般に流通するのは1万t余りにとどまる」(岩谷産業)。 グリーン成長戦略では、発電や輸送、製鉄など様々な分野での水素利用を急ピッチで進め、国内導入量を2030年に最大300万t、50年に2000万t程度へと飛躍的に高めることを目指している。ただし、この目標には多くの壁が立ちはだかる。 採算度外視の価格「100円」 政府の試算では水素の価格を、30年に1Nm3(1ノルマルリューベ=気体の標準
スーパーゼネコン(総合建設会社)の一角、大林組の株価がさえない。新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年末と比べて鹿島の株価は8%高いが、大林組は15%低い。業績は比較的底堅いのに株式市場の評価が低いのはなぜか。東京五輪関連の工事などここ数年の好況時に稼いだお金の使い方を見るとその理由が分かる。大林組の足元の株価は1000円前後で推移している。19年末比8%高い鹿島や7%安まで戻った大成建設
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