はてなキーワード: ウクライナとは
元記事に反応してくれてありがとう、勉強になった。ちなみに以下が個人的な教訓。勢いで書いたので長文乱文失礼な。
ロシアが何考えてるか知りたけりゃ、奴らの歴史的トラウマ見とけ。13世紀から15世紀、ロシア(当時のルーシ諸公国)は「タタールのくびき」ってモンゴル帝国の過酷な支配を259年も受けたんだ。この屈辱の記憶は、ロシア人の骨の髄まで染みこんでる。
タタール支配期の記憶がロシアに植え付けたのは「二度と屈辱を味わわねぇ」って執念と「力への異常な信仰」だ。周りに山も海もない広大な平原のロシアは、常に侵略の恐怖にビビってきた。だから「攻められる前に攻める」ってのが当たり前で、周りに緩衝地帯を作ろうとする。プーチンがウクライナに攻め込んだのも、NATOの東方拡大を「13世紀のモンゴル襲来みてーな脅威」と思ったからだろ。
この歴史観は核戦略に直結してる。「ロシアのない世界に意味はない」ってプーチンの発言や、ウクライナへの「限定核使用」をちらつかせる脅しは、核を最後の砦とする考え方だ。つまり、ロシアにとって核は単なる武器じゃなく、「タタールの記憶」から生まれた生存の保証であり、国のアイデンティティの核心なんだ。
この「タタールとしての核」って価値観はマジでやっかい。理屈や常識じゃ太刀打ちできねぇよ。ロシアは自国の安全が危ないと感じたら、西側の想像を超えた行動に出る可能性がある。ウクライナ情勢もその延長線上で、最悪のシナリオとして核使用もありえる。
一方、アメリカではトランプ流の「自国第一主義」がはびこってる。2025年2月の米ウクライナ首脳会談でのトランプの「感謝が足りねぇ」って批判は、同盟国に「もっと金出せよ」って言ってるようなもんだ。その裏には「これ以上の支援はねーぞ」って意味が隠れてる。
共和党支持者の約56%がウクライナ支援の縮小を望んでるし、「ウクライナ支援やりすぎだろ」って世論が強まってる。実際、議会でも追加支援の成立は難航してて、米国内の「支援疲れ」がウクライナを追い詰めてる。
トランプはNATO同盟にも疑問持ってる。ある選挙集会では「分担金を払わないNATO加盟国がロシアに攻撃されても守らねーよ」って言い切った。これはバイデン大統領が「危険かつ非米国的」って批判するレベルの暴言だ。NATO諸国はこの発言にビビって、「トランプ再登板」に備えた安全保障体制を必死で考え始めてる。
こんな姿勢は日米同盟にも波紋広げる。トランプはずっと日米安保の非対称性を批判してきた。「日本が攻撃されたら米国は全面的に守るけど、米国が攻撃されても日本はソニーのテレビでそれを見てるだけ」って皮肉は、米軍による日本防衛義務と日本側の義務のギャップを揶揄したもんだ。
米国が同盟国へのコミットメント下げたら、日本を含む東アジアの軍事的な不確実性は一気に増す。中国や北朝鮮のようなリスクが高まって、日本の安全保障環境は超不安定になるだろうな。
米国の同盟コミットメントが下がったときの備え、日本はいくつかの手を打ち始めてる。
まず目立つのは自前の防衛力をガッツリ強化する動きだ。2022年末、政府は安保戦略を改定して、防衛費を今後5年で43兆円に倍増(GDP比2%相当)する計画を出した。これで、スタンドオフミサイルの導入や防空・ミサイル防衛体制の強化、無人機の活用など「反撃能力」も持てるようになる。敵基地攻撃できる長射程ミサイルの取得や、弾薬・燃料の備蓄増強、自衛隊の統合運用体制強化など、一人でも戦える軍事力の整備が進んでる。
次に重要なのは、いろんな国との安全保障連携だ。日本はオーストラリアとの間で相互アクセス協定(RAA)を結んだし、イギリスとも同じような協定を締結した。他にも日英伊での次世代戦闘機の共同開発(GCAP)や、インドとの防衛装備・技術協力も進めてる。「クアッド」では自由で開かれたインド太平洋を掲げて、海の安全やインフラ協力で一緒にやってる。ASEANや欧州連合とも仲良くして、地域全体の安定に貢献しようとしてる。
こうした多国間のつながりで、中国やロシアに対する包囲網を作り、一国じゃ対処できない安全保障問題に対抗する構えだ。新たな分野では、サイバー防衛隊の立ち上げや宇宙作戦隊の運用も始まってる。経済安全保障でも半導体やレアアースなどの重要物資の調達網強化、先端技術の流出防止などの政策が動いてる。
つまり、米国中心の同盟は維持しつつも、「何重もの安全保障網」を張り巡らせて、米国の支援が減るリスクを減らそうってわけだ。
ウクライナ紛争の外交的解決はマジで難しい。いろんな和平交渉や仲介が試みられてきたけど、領土主権についての根本的な対立は埋まってない。ロシアは自分で併合宣言した領土は絶対に手放さないと言い、ウクライナも領土割譲には応じないと明言してる。国連安保理もロシアの拒否権で何も決められない状態だ。
もっと効果的な解決策を探るには、関係国全部が受け入れられる現実的な妥協点を見つける必要がある。具体的なやり方としては、段階的な進め方が重要だろう。
まず第一段階として、人道停戦や限定的停戦の実現だ。今の前線に沿った停戦合意を結んで、国連や中立国の監視団を置いて守らせる。ただ、これだけだとロシア軍の占領地を既成事実化しちゃうから、あくまで全面和平への暫定措置として位置づける必要がある。
第二段階では、包括的な和平合意を目指す。具体的には「ロシア軍の占領地からの撤退」「ウクライナの中立化かNATO非加盟化」「国際的な安全保障保証」などを組み合わせるイメージだ。クリミアやドンバスの最終的な帰属については両国間で住民投票や国際裁定に委ねるなどの創造的妥協も検討すべきだ。
第三段階では、大国間の協議による安全保障の枠組み作りだ。冷戦後に形骸化した欧州安全保障条約を再構築して、ウクライナの安全とロシアの安全上の懸念に同時に対処するアプローチ。ただ、これがウクライナを無視した大国談合にならないよう気をつけなきゃならない。
この解決プロセスで、日本も重要な役割を果たせる。日本はG7の一員として、ウクライナ支援と対露制裁の国際的結束を維持してきた。実際、約120億ドルもの支援をウクライナに表明して、米国に次ぐ主要支援国になってる。さらに経済大国としての財政・技術支援や復興支援の約束を通じて、ウクライナの士気と国際社会の戦う意志を支えてる。
また、核兵器の惨禍を経験した唯一の国として、ロシアによる核の脅しに断固反対し核不拡散を訴える道義的権威も持ってる。日本は中立的な仲介者として直接関与は難しいけど、G7や国連を通じた間接的な働きかけや、第三国との協調によって和平環境を整える支援はできるはずだ。
ウクライナ危機を受けて、日本国内でも「核武装論」が時々出てくる。確かに一見すれば、「核を持ってたら侵略されなかった」ってウクライナの例は説得力あるように思える。だが、この考え方には致命的な欠陥がある。
まず、日本が核武装するための技術的・法的ハードルはクソ高い。NPTからの脱退や包括的核実験禁止条約違反の問題に加え、核弾頭の開発と試験、運搬手段の整備、指揮・管制システムの構築など、膨大な時間と金がかかる。ある試算では「まともな核戦力の構築には数十年と数兆円規模の金が必要」とされてる。
さらにヤバいのは国際的な影響だ。日本の核保有は周辺国から猛反発を食らい、中国の核戦力増強や北朝鮮の挑発行動の口実になる。韓国も独自核武装や在韓米軍の核再配備を求めるだろう。その結果「核ドミノ」現象を引き起こして、東アジア全体の緊張をめちゃくちゃ高めることになる。
経済面でもヤバい影響が出る。制裁や市場からの排除リスクは、エネルギーや食料を海外に頼ってる日本にとっちゃ致命的だ。核開発・維持の金もバカにならず、他の重要な政府支出を削ることになる。
最も本質的なのは、核武装が日本の国際的な道義的立場を根本から覆すってことだ。被爆国の経験に基づく「核兵器なき世界」の訴えは、日本の外交における最大の武器の一つだ。この特別な立場を捨てることは、国際社会での日本の信頼と発言力をクソほど損なうことになる。
核共有(NATO型の米国核共有)も一見現実的な選択肢に見えるけど、非核三原則に反するし、NPT違反の疑いもある。何より日本国内の「核アレルギー」と言われる反核世論を無視できないだろ。核共有は独自核武装よりハードル低そうに見えるけど、外交的リスクや国内の反発を考えると実現可能性は高くねーよ。
つまりよ、日本の安全保障は「核を持つこと」より「核を持たせないこと」に力を注ぐべきだ。国際的な核不拡散体制の強化や核軍縮の推進に積極的に関わって、通常戦力での抑止力向上と同盟国・友好国との連携強化に注力するほうが現実的かつ効果的ってことだ。
ブダペスト覚書の破棄から学ぶべき本質は、単に「核を持てよ」って短絡的な話じゃない。むしろ「国際約束だけじゃ安全は守れねぇ」って冷厳な現実と、それに基づく多重的な安全保障戦略の必要性だ。
日本がやるべきことは明確だ。まず、日米同盟の絆を維持・強化する外交努力を続けながら、自前の防衛力を高める。次に、インド太平洋地域および欧州との安全保障ネットワークを強化して、「多国間・二国間協力の網の目」を細かく編む。それから、ウクライナ支援を続けて、国際秩序を守る原則(主権尊重・領土保全)を外交の場で訴え続ける。
そして最も重要なのは、核抑止に頼らない安全保障の枠組みを探ることだ。核武装は一時的には「安心」をもたらすかもしれないけど、長期的には地域の不安定化と国際的孤立という代償が待ってる。
ウクライナの悲劇から学ぶべきは、安易な国際約束への依存でも、核保有という極端な選択でもない。それは、現実的な脅威認識に基づく多層的な安全保障体制の構築と、「法の支配」に基づく国際秩序の維持に粘り強く取り組むことの大切さだ。
タタールの影に怯えるロシアと、自国第一主義のアメリカ。その狭間で日本は、防衛力の強化と国際協調の両輪を回し続けなきゃならない。それが、ブダペスト覚書から見えてくる本当の教訓じゃねーか。
核の抑止力はあくまで核攻撃を抑止するに留まるってのが通説だよね?
直近の核に対する議論を見てると自分の考えが古くなったのか勘違いしているのか不安になったので再確認したくなった。
だからこそ日本もアメリカの傘に入っていても中露から攻め込まれる心配そのものは続いているのよね。
ウクライナや東欧諸国がフランスやイギリスの核の傘に入っても、ロシアが攻め込んでくる心配はなくならない。
ただ、自国で持っていれば滅亡と引き換えに報復も出来るので、最後の一線まで踏み込まれる事は防げるかもしれない。
こんな認識だけど、間違ってる?
表面的には消耗を避けているように見えるが、ある仮説が浮かぶ。
ヨーロッパへの侵攻に備え、軍備を整えているのだと。
そう考えると、点が線になる。
ここで、アメリカがNATOから脱退するシナリオを想像してみる。
2025年、ある政権が「欧州は自分で守れ」と言い出す。アメリカの軍事力と資金が抜けたNATOは、形だけの組織に成り下がる。ドイツもフランスも新たな枠組みを作ろうとするが、足並みは揃わない。東欧諸国は孤立し、バルト三国は静かに震える。
ウクライナ東部を傀儡で固め、クリミアを拠点化。エネルギーの利益を軍事につぎ込み、ミサイルと無人機を淡々と増産する。表向きは「平和維持」と言いながら、裏で次の標的を定める。
2027年、バルト三国に「限定的介入」が始まる。「ロシア系住民の保護」という名目で、戦車が国境を越える。
英国が支援を叫ぶが、単独では焼け石に水。フランスとドイツは「慎重に」と繰り返し、バルト三国は数週間で半分を失う。
ロシアはそこを足がかりに、ポーランドへと圧力をかける。静かに、だが確実に、勢力圏が広がる。
アメリカは動かない。
「欧州の問題だ」と制裁だけを課し、アジアに目を向ける。中国はそれを冷ややかに見つめ、台湾への動きを加速させる。
欧州は分裂し、一部はロシアに膝を屈する。EUという枠組みは音を立てて崩れ、かつての秩序は消える。
だが、アメリカが去れば、その空白は埋まる。欧州が自力で立ち直る時間はない。危機はゆっくりと、しかし避けられない足音で近づく。
ヨーロッパはロシアと遠ざけたいから、ウクライナにお金わたしてロシアが疲弊するならOK
ウクライナ政権というかゼレンスキーは、戦争終わったら大統領としての政治生命のみならず、自らの生命の危機が迫っているらしい。
ロシアの財布を握っている人(だいぶやり手らしい)は、毎日あと何ヶ月、何年持つか計算しながらヒヤヒヤしていることでしょう(民間人には伝わらない)
ロシア政府は毎日兵隊を犯罪者や浮浪者からかき集めているので大変だけど、まぁそういう奴らの命だから前線で毎日散らすのもOKとなっている
過去のアメリカ政権は、ヨーロッパとロシアが弱っていくから基本戦争歓迎。
中国は、美味しいとこ取り
ずっと前にトルコがロシアとウクライナの講和まとめようと動いてた時も「両国ともに停戦の意向自体はあるがNATOの中に停戦させたくない国がいるから進まん」って外相ブチ切れてたから実際そういう国があるのは事実なんだよね
ウクライナを支配すればロシア小麦がドイツ経由で買えるアメリカとロシア
「ライ麦畑で捕まえて」翻訳者ムラカミハルキはノーベル賞を取らない
西側諸国はウクライナの軍人汚職を指摘しない(「人の間違いは放っておけ」)
JICAは法人向け債券(額面1000万円)の販売停止、個人向けの劣化条件債券を販売開始
→人は金融規制しない詐欺に耐性が弱い(指摘すれば迫害されかねない)
アメリカはウクライナ鉱業権を取りたいがウラン鉱山開発の保証してない(交渉テーブルに乗ってない)
瑕疵ある温暖化対策する日本(脱炭素処理でVOCガス製造)、指摘しない国連
「ゼレンスキーが英語しゃべっててすごい」みたいなブコメをよく見かけるけど、
英語の勉強法ばかりブクマしてる割に、英語への解像度低くない?って思う
こう言っては何だが、ゼレンスキー大統領の話していた英語は基本的に平易な表現が多かったし、話がかみ合ってないように見えるところもあった。
そもそも論として、あの会談の目標は英語で話すことではないので、英語が使えるかとかいうのはどうでもいいんだよな。
当然ながら、通訳ありで結果がより良くなるのならそっちの方が良かった。
こういうコメントってゼレンスキー氏やウクライナを擁護しているつもりで、本質的な課題からは大きく逸れており、むしろ馬鹿にしてるんじゃないかと思う。
BREAKING: The US reportedly bans Britain from sharing American intelligence with Ukraine
https://x.com/SamRamani2/status/1897262775023587482
アメリカ人、フランス人と俺で、はてなのノリでトランプdisってたら空気ヤバくなり過ぎて冷や汗かいたわ
グローバルサウスの国の人たちから見れば、いつものアメリカだよねっていう諦めみたいなのが共通の認識みたいで
正義とか人道とか西側の価値観みたいな言葉を口にするほど引かれて、皆がイライラしていくのがわかった
そもそもウクライナは白人国家だからEUも積極的に支援しているってことみたいなんだよな
そういう面がないと言い切れないっちゃ言い切れない
日本人からみてもロシアが日本に攻め込んだとして、アメリカが及び腰になってもEUが積極的に支援してくれるなんて全く思わないしな