はてなキーワード: ガハラさんとは
色々教えてもらったありがてぇ…サンデー系あんまり詳しくないんだよな。
●忘れてた
・からくりサーカスのしろがね(エレオノール)と鳴海。わたくしはルシールさんが好きすぎる方向性
●ちょっと違うけど無論好き
・ウィングマンのアオイさん 子供心にアオイさん派だったけどミクちゃんENDは致し方ない
・ネウロとヤコチャン 人間の成長と可能性みたいなのいいよなぁ
・うしおととらのとら関連 かがりさん√も真由子√も好き…選べない
やっぱラーマの姉(名前不明なんかよ)が本命ってことなんだろな
・うしおととらのうしおパパとママ 過去編読む前からお父さん好きだったのだが、
・幽遊白書
そうだ!ぼたんちゃん好きだわ。蛍子ちゃん応援して、同僚応援して、いいやつすぎるだろ。
幻海と戸愚呂弟いいよね…
・映画「Red」ブルース・ウィリス目当てで見たけど、紅一点の凄腕スナイパー・ヴィクトリア様が素敵すぎた。
これは主人公(60代)の彼女(30代くらい?)がちょっといらんかった…。ヴィクトリア様ワントップでいいだろ!!!
2だと イ・ビョンホン演じる若造とヴィクトリア様がバディ組むので大分該当している。
あとおじいちゃん共どいつもこいつもめちゃ可愛い(これは1の方が可愛い)
・コブラとレディ
まぁ、相棒なんだけど、一応過去レディ人間時代に恋愛関係にあったので…。でも大好きだよ。
●その他
・ザ・ファブルの洋子
漫画広告で気になってたからこの間、金曜ロードショー見たけど実の兄弟じゃなくてびっくりした。
・化物語の忍
好きじゃないわけがない。普通にガハラさん派ですが。羽川、可哀そすぎてみてらんない…。
●ええーってなったやつ
もろもろで再投稿
『カゲロウプロジェクト』が好きです。すごく好きで、だから映画が公開されると聞いた時はとても嬉しくて、前売りも買って、初日に見に行きました。だから、あの作品をどう捉えればいいのか分からないんです。捉えたくないと言うのもあるのかも知れなくて、あれから何日たっても消化しきれずにいます。「駄作だった」の一言で割りきれないんです。認めたくないんです。いままで好きだったことを、否定したくないんです。そういう話です。
前提として。カゲロウプロジェクトというのは(知っている人も多いだろうけれど)所謂メディアミックス型のコンテンツで、楽曲、小説、漫画、アニメ、それぞれが同じ夏の日を繰り返すルートの一つとして機能しています。ストーリーとしては「目にまつわる能力」を持った少年少女たちが、繰り返される夏の日の謎とその能力について迫っていく~という感じです。ハルヒのエンドレスエイトの設定が細かい感じ、と捉えると分かりやすいです。
小説なんかが発売される前、楽曲しかなかった頃。作者の「じん」さんの手によって投稿された楽曲群の一つ(コノハの世界事情、というボーカロイド曲)にドはまりしました。中学二年生のなんともアレな感性にあの熱い中二的世界観ががっちりはまったというか。それまでろくに曲を聞いたことの無かった私にとって、あのニコニコ動画という友達の知らない場所の、ボーカロイドという大人は知らない「特別」なコンテンツはすごく心を惹きました。それぞれのルートの共通点、明らかになる事実から徐々に全容を割り出す謎解きの感覚、個性豊かなキャラクター。今も好きです。初めて買ったCDも、初めて手を出した二次創作も、初めて買った同人誌も全部カゲプロです。アルバムは何百回も繰り返し聞いて、カラオケに行けば必ず一曲は歌います。SNSもカゲプロを語り合うために始めました。青春全部捧げました。服の趣味がパーカーとジーンズに固まったのも影響受けてます。それぐらい大好きで、多分相当にこじらせてます。私は、そういう人間です。
(勿論、パーカー着てる奴を蹴り飛ばしたりとか絡んでくるとかデマかよく分からない厨とか呼ばれるそういう輩と私は違います(同じに見えるだろうけれど)。ああいう輩のせいで普通に好きな人たちまでひとくくりにされることがすごく嫌でした。)
ある日、アニメ化の情報が明らかになりました。制作会社はシャフトでした。西尾維新さんも好きな私はアホみたいに舞い上がりました。あの大好きなカゲプロのキャラクターがガハラさんと同じシャフ度を!シャフ度をかましてくれる!放送まで毎週1人ずつ公開されていくキャスト、この子の声は誰だろう、とワクワクしながら同じく好きな友人と語り合いました。
そうして始まったアニメ。私は「どうして、こんなにつまらないんだろう」と首をかしげることになりました。
面白くないんです。なんというか、脚本が無理矢理な感じがして、うまく没入できない。ぎこちないというか、詰め込みすぎているというか、無闇に前衛的な表現をして失敗しているように思えました。画面前で、何度もいたたまれなくなりました。これをみている一般の人たちのことを考えると胃がいたくなりました。しかしツイッターに流れてくる意見は肯定ばかりだったから(フォローしてる人がクラスタしかいないんだから当たり前)、私は、己の認識を疑うばかりで、それにうまく返せなかったと思います。
あまりにも無茶が過ぎる脚本に構成で作られたこのアニメを、エンディングから考えるに恐らく最後の繰り返し=トゥルーエンドのルートになったこのアニメを公式と認めたくなかったです。でも、否定したくもありませんでした。
いやにあら探しばかりしてしまう性格だった事をすごく恨みました。ダメだった、という意見を口にすることが自分のせいで憚られるばかりで、盲目になれたらきっと幸せだったのかなと思います。拗らせていたはずなのに、結局私はその程度にしか好きになれていなかったと、そんな風に思いました。だって好きなものは否定したくないんです。大好きで大好きで大好きだっていい続けて二年たって、もうこの頃には私にとってカゲプロ大好きということは義務でした。というか、なんで嫌いって言わなきゃいけないんですか?という感じです。『カゲプロ大好きであることが私』、みたいな。
暫く経ってからまとめサイトの嘲笑う記事をみて、ああ、私の感性は間違ってないんだと思う反面、けれど大好きなコンテンツがおもちゃにされていることにすごい不快感を覚えました。否定したくないし、否定されたくもありませんでした。それが事実なんだとわかっていても。
勿論、良いことも一杯ありました。主人公のシンタローは寺島さん、その相方のエネは阿澄さんが声をつけてくれたし、彼らが動くところをみられました。新しい曲も作られて(dazeというめっちゃかっこいい曲、EDのボーカルはじんさんがよく使うボカロのIAの人が!)、楽曲のアレンジ版ではアニソン歌手のLiSAさんが歌ってくれたり。
でも、やっぱり私はアニメが、カゲプロに自ら汚点のレッテルを貼ったように思えたアニメが嫌いでした。だから、子供ながらに、アニメのDVDを買わないことを唯一の反抗としました(それ以外の関連商品は全部買ってました。ここで一旦、カゲプロに関する私の収集癖が止まったのでそれは良かったです)。
アニメの後、それまでバカみたいに追いかけていたのが多少我に返ったのか、カゲプロに対する熱は冷めていました。逆にラブライブへめっちゃハマりました。曲からハマったカゲプロと同じようにハマりました。クラスでもスクフェス(アプリゲーム)が流行っていて、カゲプロは、時折ちょこちょこ入るカゲプロ漫画の情報を確認、発売する小説を読む程度でした。カゲプロクラスタじゃなくて絶好調にラブライバーでした。まきちゃん。
じんさんは自分の音楽活動に絶好調のようでした。私が好きなのはカゲロウプロジェクトを作ってるじんさんなので、さっぱり興味もわきませんでした。それ以外ほぼ何の動きもない期間が二年くらい続いて、今年。
長らく音沙汰の無かった小説の新刊が出て、舞台となる夏にはいつもよりこったイベント(ニコ生)があって、そこでアニメ二期と映画化が発表された時、久しぶりに己の中の炎が燃え上がるのを感じました。ああやっぱり私はカゲロウプロジェクトが好きだったんだ!と、その時何処か安堵しました。じんさんはカゲプロを忘れていなかった。わくわくが止まらなくて、嬉しくて嬉しくて。ものすごくテンションが上がりました。皆とうらぶとあんスタの話しかしてなかったのに、またカゲプロの話をしていて、その光景によくわからないけどありがとうって思いました。
映画の公開は11月。作画監督を、カゲロウプロジェクト全体のキャラクターを担当している「しづ」さんが務めると知りました。個人的には、しづさんの実力は文句のつけようがないと言っても過言ではないくらい、全てにおいて長けていると思います。シャフトの絵は私はそうでもなかったけれど、否定的な人も多かったので、今度こそ、ととても期待が持てました。
私はこの時点で、映画にたいして「カゲロウプロジェクトの面白い作品」ではなく「カゲロウプロジェクトの違和感を持たない作品」を求めていました。エンターテイメント性ではなく、普遍性をお願いしたかったんです。「最高の作品」じゃなくていい、「いろいろ言いたいことはあるけど、でも良かったと言える作品」が見たかったんです。変なギミックも要らない、無駄な挑戦も要らない、普通の、贔屓目にみられる人なら躊躇いなく面白かったと言えるような。
公開前に投稿された主題歌は控えめに言って最高でした。もう高ぶりが止まらなくて、ヘビロテしまくりました。若干判明していた作画や20分という短さへの不安が瞬間吹き飛びました。これ、いけんじゃないか……?アニメを忘れさせてくれるような、そういう存在になってくれるんじゃないか、と僅かながらに期待して。
容赦なく希望を踏み潰されました。なんだあれ。今でも言葉がないです。あんなクオリティーに1900円とか詐欺じゃねえか。意味のわからないストーリー、メアリースーじみた超展開、観客を置いてきぼりにする視点変更、ファンであることが前提だとしてもあまりにも置いてきぼりな紹介。無駄な4DX、ぶれる作画、絵すらないエンディング。たった二十分すら安定させて持たせられない。かくかくしたキャラクター絵はシャフトの方が数倍増しだと思わざるを得ません。(詳しくはねばーまとめとかとぅぎゃったーとかに物好きがまとめてると思うのでそれを)
一番嫌なのは、それなりを払って、期待して、好きなのに。それなのに、そんな否定的な言葉しかでないことです。認めたくないです。好きなんです。どんなものでもよかったって受け入れたいのに。周りの皆は絶賛しまくりで、私だけがおかしいみたいで、まるで二年半前のアニメ放送時の再現のようでした。
広げすぎた風呂敷は畳むことが出来るんでしょうか。アニメ二期もこのクオリティーなんでしょうか。日にちが経つにつれ不安ばかりが増していきます。なんで私は自分の好きなものが落ちぶれる様をみなくちゃいけないんだ、と変な怒りすらわきそうで、でも、嫌いになれないんです。きっとどんなひどいものを見せられても、イヤになったってキライにはなれないと思います。それくらい好きなんです。今だって好きになりたいと思っています。批判された所を否定したくて、でも否定できないことが一番悔しいです。辛いです。
これからも好きでいたい。でも、好きでいることで幸せになれないのなら、私はなんで好きになってしまったんでしょう。もし、むやみに話を広げすぎて謎すら解明されないまま終わってしまったなら、私が追いかけてきた意味はどうなってしまうんでしょう。今、そう思わせるだけのものがそこにはあるんです。昔は、期待ばかりあったはずなのに。
そんなに金が欲しいんですか?雑で手軽なコンテンツで大量に搾取できればなんでもいいんですか?ふざけるな、といえるような偉い立場じゃないことは分かってます。でも、少しくらい、良いものを提供してくれたっていいじゃないですか。
良かったって言わせてください。好きで良かったって言わせてくださいよ、お願いだから。
辛いのでFGOやります。以上です。
『カゲロウプロジェクト』が好きです。すごく好きで、だから映画が公開されると聞いた時はとても嬉しくて、前売りも買って、初日に見に行きました。だから、あの作品をどう捉えればいいのか分からないんです。捉えたくないと言うのもあるのかも知れなくて、あれから何日たっても消化しきれずにいます。「駄作だった」の一言で割りきれないんです。認めたくないんです。いままで好きだったことを、否定したくないんです。そういう話です。
前提として。カゲロウプロジェクトというのは(知っている人も多いだろうけれど)所謂メディアミックス型のコンテンツで、楽曲、小説、漫画、アニメ、それぞれが同じ夏の日を繰り返すルートの一つとして機能しています。ストーリーとしては「目にまつわる能力」を持った少年少女たちが、繰り返される夏の日の謎とその能力について迫っていく~という感じです。ハルヒのエンドレスエイトの設定が細かい感じ、と捉えると分かりやすいです。
小説なんかが発売される前、楽曲しかなかった頃。作者の「じん」さんの手によって投稿された楽曲群の一つ(コノハの世界事情、というボーカロイド曲)にドはまりしました。中学二年生のなんともアレな感性にあの熱い中二的世界観ががっちりはまったというか。それまでろくに曲を聞いたことの無かった私にとって、あのニコニコ動画という友達の知らない場所の、ボーカロイドという大人は知らない「特別」なコンテンツはすごく心を惹きました。それぞれのルートの共通点、明らかになる事実から徐々に全容を割り出す謎解きの感覚、個性豊かなキャラクター。今も好きです。初めて買ったCDも、初めて手を出した二次創作も、初めて買った同人誌も全部カゲプロです。アルバムは何百回も繰り返し聞いて、カラオケに行けば必ず一曲は歌います。SNSもカゲプロを語り合うために始めました。青春全部捧げました。服の趣味がパーカーとジーンズに固まったのも影響受けてます。それぐらい大好きで、多分相当にこじらせてます。私は、そういう人間です。
(勿論、パーカー着てる奴を蹴り飛ばしたりとか絡んでくるとかデマかよく分からない厨とか呼ばれるそういう輩と私は違います(同じに見えるだろうけれど)。ああいう輩のせいで普通に好きな人たちまでひとくくりにされることがすごく嫌でした。)
ある日、アニメ化の情報が明らかになりました。制作会社はシャフトでした。西尾維新さんも好きな私はアホみたいに舞い上がりました。あの大好きなカゲプロのキャラクターがガハラさんと同じシャフ度を!シャフ度をかましてくれる!放送まで毎週1人ずつ公開されていくキャスト、この子の声は誰だろう、とワクワクしながら同じく好きな友人と語り合いました。
そうして始まったアニメ。私は「どうして、こんなにつまらないんだろう」と首をかしげることになりました。
面白くないんです。なんというか、脚本が無理矢理な感じがして、うまく没入できない。ぎこちないというか、詰め込みすぎているというか、無闇に前衛的な表現をして失敗しているように思えました。画面前で、何度もいたたまれなくなりました。これをみている一般の人たちのことを考えると胃がいたくなりました。しかしツイッターに流れてくる意見は肯定ばかりだったから(フォローしてる人がクラスタしかいないんだから当たり前)、私は、己の認識を疑うばかりで、それにうまく返せなかったと思います。
あまりにも無茶が過ぎる脚本に構成で作られたこのアニメを、エンディングから考えるに恐らく最後の繰り返し=トゥルーエンドのルートになったこのアニメを公式と認めたくなかったです。でも、否定したくもありませんでした。
いやにあら探しばかりしてしまう性格だった事をすごく恨みました。ダメだった、という意見を口にすることが自分のせいで憚られるばかりで、盲目になれたらきっと幸せだったのかなと思います。拗らせていたはずなのに、結局私はその程度にしか好きになれていなかったと、そんな風に思いました。だって好きなものは否定したくないんです。大好きで大好きで大好きだっていい続けて二年たって、もうこの頃には私にとってカゲプロ大好きということは義務でした。というか、なんで嫌いって言わなきゃいけないんですか?という感じです。『カゲプロ大好きであることが私』、みたいな。
暫く経ってからまとめサイトの嘲笑う記事をみて、ああ、私の感性は間違ってないんだと思う反面、けれど大好きなコンテンツがおもちゃにされていることにすごい不快感を覚えました。否定したくないし、否定されたくもありませんでした。それが事実なんだとわかっていても。
勿論、良いことも一杯ありました。主人公のシンタローは寺島さん、その相方のエネは阿澄さんが声をつけてくれたし、彼らが動くところをみられました。新しい曲も作られて(dazeというめっちゃかっこいい曲、EDのボーカルはじんさんがよく使うボカロのIAの人が!)、楽曲のアレンジ版ではアニソン歌手のLiSAさんが歌ってくれたり。
でも、やっぱり私はアニメが、カゲプロに自ら汚点のレッテルを貼ったように思えたアニメが嫌いでした。だから、子供ながらに、アニメのDVDを買わないことを唯一の反抗としました(それ以外の関連商品は全部買ってました。ここで一旦、カゲプロに関する私の収集癖が止まったのでそれは良かったです)。
アニメの後、それまでバカみたいに追いかけていたのが多少我に返ったのか、カゲプロに対する熱は冷めていました。逆にラブライブへめっちゃハマりました。曲からハマったカゲプロと同じようにハマりました。クラスでもスクフェス(アプリゲーム)が流行っていて、カゲプロは、時折ちょこちょこ入るカゲプロ漫画の情報を確認、発売する小説を読む程度でした。カゲプロクラスタじゃなくて絶好調にラブライバーでした。まきちゃん。
じんさんは自分の音楽活動に絶好調のようでした。私が好きなのはカゲロウプロジェクトを作ってるじんさんなので、さっぱり興味もわきませんでした。それ以外ほぼ何の動きもない期間が二年くらい続いて、今年。
長らく音沙汰の無かった小説の新刊が出て、舞台となる夏にはいつもよりこったイベント(ニコ生)があって、そこでアニメ二期と映画化が発表された時、久しぶりに己の中の炎が燃え上がるのを感じました。ああやっぱり私はカゲロウプロジェクトが好きだったんだ!と、その時何処か安堵しました。じんさんはカゲプロを忘れていなかった。わくわくが止まらなくて、嬉しくて嬉しくて。ものすごくテンションが上がりました。皆とうらぶとあんスタの話しかしてなかったのに、またカゲプロの話をしていて、その光景によくわからないけどありがとうって思いました。
映画の公開は11月。作画監督を、カゲロウプロジェクト全体のキャラクターを担当している「しづ」さんが務めると知りました。個人的には、しづさんの実力は文句のつけようがないと言っても過言ではないくらい、全てにおいて長けていると思います。シャフトの絵は私はそうでもなかったけれど、否定的な人も多かったので、今度こそ、ととても期待が持てました。
私はこの時点で、映画にたいして「カゲロウプロジェクトの面白い作品」ではなく「カゲロウプロジェクトの違和感を持たない作品」を求めていました。エンターテイメント性ではなく、普遍性をお願いしたかったんです。「最高の作品」じゃなくていい、「いろいろ言いたいことはあるけど、でも良かったと言える作品」が見たかったんです。変なギミックも要らない、無駄な挑戦も要らない、普通の、贔屓目にみられる人なら躊躇いなく面白かったと言えるような。
公開前に投稿された主題歌は控えめに言って最高でした。もう高ぶりが止まらなくて、ヘビロテしまくりました。若干判明していた作画や20分という短さへの不安が瞬間吹き飛びました。これ、いけんじゃないか……?アニメを忘れさせてくれるような、そういう存在になってくれるんじゃないか、と僅かながらに期待して。
容赦なく希望を踏み潰されました。なんだあれ。今でも言葉がないです。あんなクオリティーに1900円とか詐欺じゃねえか。意味のわからないストーリー、メアリースーじみた超展開、観客を置いてきぼりにする視点変更、ファンであることが前提だとしてもあまりにも置いてきぼりな紹介。無駄な4DX、ぶれる作画、絵すらないエンディング。たった二十分すら安定させて持たせられない。かくかくしたキャラクター絵はシャフトの方が数倍増しだと思わざるを得ません。(詳しくはねばーまとめとかとぅぎゃったーとかに物好きがまとめてると思うのでそれを)
一番嫌なのは、それなりを払って、期待して、好きなのに。それなのに、そんな否定的な言葉しかでないことです。認めたくないです。好きなんです。どんなものでもよかったって受け入れたいのに。周りの皆は絶賛しまくりで、私だけがおかしいみたいで、まるで二年半前のアニメ放送時の再現のようでした。
広げすぎた風呂敷は畳むことが出来るんでしょうか。アニメ二期もこのクオリティーなんでしょうか。日にちが経つにつれ不安ばかりが増していきます。なんで私は自分の好きなものが落ちぶれる様をみなくちゃいけないんだ、と変な怒りすらわきそうで、でも、嫌いになれないんです。きっとどんなひどいものを見せられても、イヤになったってキライにはなれないと思います。それくらい好きなんです。今だって好きになりたいと思っています。批判された所を否定したくて、でも否定できないことが一番悔しいです。辛いです。
これからも好きでいたい。でも、好きでいることで幸せになれないのなら、私はなんで好きになってしまったんでしょう。もし、むやみに話を広げすぎて謎すら解明されないまま終わってしまったなら、私が追いかけてきた意味はどうなってしまうんでしょう。今、そう思わせるだけのものがそこにはあるんです。昔は、期待ばかりあったはずなのに。
そんなに金が欲しいんですか?雑で手軽なコンテンツで大量に搾取できればなんでもいいんですか?ふざけるな、といえるような偉い立場じゃないことは分かってます。でも、少しくらい、良いものを提供してくれたっていいじゃないですか。
良かったって言わせてください。好きで良かったって言わせてくださいよ、お願いだから。
辛いのでFGOやります。以上です。