2003年の阪神タイガース
2003年の阪神タイガース | |
---|---|
成績 | |
日本シリーズ敗退 | |
日本S | 3勝4敗(対ダイエー) |
セントラル・リーグ優勝 | |
87勝51敗2分 勝率.630 | |
本拠地 | |
都市 | 兵庫県西宮市 |
球場 | 阪神甲子園球場 |
球団組織 | |
オーナー | 久万俊二郎 |
経営母体 | 阪神電気鉄道 |
監督 | 星野仙一 |
選手会長 | 桧山進次郎 |
スローガン | |
Never Never Never Surrender | |
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2003年の阪神タイガース(2003ねんのはんしんタイガース)では、2003年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。
この年の阪神タイガースは、星野仙一監督の2年目のシーズンであり、1985年以来、18年ぶり8度目のリーグ優勝に輝いたシーズンである。
概要
[編集]2年目の星野監督の元で断行された「血の入れ替え」によって1/3以上の26人の選手を大きく入れ替えた。広島からFA宣言した金本知憲、テキサス・レンジャーズを自由契約となった伊良部秀輝、中日を自由契約になった久慈照嘉、日本ハムから下柳剛・中村豊らをトレードで獲得するなど、投打の大型補強を行った。投手コーチ(ブルペン担当)に西本聖を、バッテリーコーチに前広島東洋カープ監督達川光男を招聘し、2軍監督であった岡田彰布が三塁コーチとして1軍首脳陣に加わった。開幕の対横浜ベイスターズ戦(横浜スタジアム)こそ敗戦したが、2戦目から手堅く勝ち星を重ね、4月26日の対広島戦(阪神甲子園球場)で8回表終了時に6点ビハインドからその裏の攻撃で一気に9点を取り13対10で大逆転勝ちした試合から首位に立った。
しかし、4番打者濱中治が5月20日対広島戦(甲子園)で一塁走者から牽制帰塁の際に右肩を脱臼して戦線離脱し、控え外野手であった桧山進次郎が濱中に代わる4番打者を務める形になった。チームの勢いは衰えず、7月終了時点で2位に17.5ゲーム差の大差を付けた。
8月6日から24日までの「死のロード」は4勝11敗と大きく負け越したが、8月27日に甲子園に帰ると7連勝して再び勢いを取り戻した[1]。
7連勝後の9月4日対広島戦(広島市民球場)からは足踏み状態となったが、2位以下とのゲーム差が開いていたこともあってマジックを減らし続けた。そのまま2位以下を全く寄せ付けず、9月15日に18年ぶりのセ・リーグ優勝をぶっちぎりで飾った[2]。優勝決定後の星野監督の第一声は「ああ、しんどかった」であった[3][4]。
戦力としては、「第三次ダイナマイト打線」と称された今岡・赤星・金本・桧山・アリアス・矢野・藤本らの野手陣が本塁打数はリーグ5位ながら単打、二塁打、三塁打、四球、盗塁の部門でリーグ1位の活躍。140試合で728得点と1試合平均5.2点を獲る得点力を発揮し、一方の投手陣も井川・伊良部・ムーアら先発、安藤・ウィリアムス・吉野らリリーフがともに活躍し、リーグ最少の失策数の野手陣も手伝ってチーム防御率はリーグ1位を誇った。同年ゴールデングラブ賞は矢野輝弘捕手、ジョージ・アリアス一塁手、今岡誠二塁手、赤星憲広外野手の4名が受賞した。
しかし、日本シリーズでは王貞治監督率いる福岡ダイエーホークスに先に王手をかけるも3勝4敗で敗れ、日本一を逃した。シーズン終了後星野監督は健康上の理由から勇退し、後任には当時一軍内野守備走塁コーチだった岡田彰布が就任した。
チーム成績
[編集]レギュラーシーズン
[編集]1 | 二 | 今岡誠 |
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2 | 中 | 赤星憲広 |
3 | 左 | 金本知憲 |
4 | 右 | 濱中おさむ |
5 | 一 | 桧山進次郎 |
6 | 三 | アリアス |
7 | 捕 | 矢野輝弘 |
8 | 遊 | 藤本敦士 |
9 | 投 | 井川慶 |
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 最終成績 | ||||||
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1位 | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- |
2位 | ヤクルト | 2.0 | 巨人 | 8.0 | 中日 | 12.5 | 中日 | 17.5 | 巨人 | 16.0 | 中日 | 14.5 |
3位 | 巨人 | 2.5 | 中日 | 8.0 | 巨人 | 8.5 | ヤクルト | 19.0 | 中日 | 17.5 | 巨人 | 15.5 |
4位 | 中日 | 2.5 | ヤクルト | 9.5 | ヤクルト | 14.0 | 巨人 | 19.5 | ヤクルト | 18.5 | ヤクルト | |
5位 | 広島 | 3.0 | 広島 | 11.5 | 広島 | 17.0 | 広島 | 22.0 | 広島 | 19.5 | 広島 | 20.0 |
6位 | 横浜 | 11.0 | 横浜 | 20.0 | 横浜 | 30.0 | 横浜 | 39.0 | 横浜 | 42.5 | 横浜 | 42.5 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 阪神タイガース | 87 | 51 | 2 | .630 | 優勝 |
2位 | 中日ドラゴンズ | 73 | 66 | 1 | .525 | 14.5 |
3位 | 読売ジャイアンツ | 71 | 66 | 3 | .518 | 15.5 |
3位 | ヤクルトスワローズ | 71 | 66 | 3 | .518 | 15.5 |
5位 | 広島東洋カープ | 67 | 71 | 2 | .486 | 20.0 |
6位 | 横浜ベイスターズ | 45 | 94 | 1 | .324 | 42.5 |
日本シリーズ
[編集]日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
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10月18日(土) | 第1戦 | 阪神タイガース | 4 - 5 | 福岡ダイエーホークス | 福岡ドーム |
10月19日(日) | 第2戦 | 阪神タイガース | 0 - 13 | 福岡ダイエーホークス | |
10月20日(月) | 移動日 | ||||
10月21日(火) | 第3戦 | 雨天中止 | 阪神甲子園球場 | ||
10月22日(水) | 福岡ダイエーホークス | 1 - 2 | 阪神タイガース | ||
10月23日(木) | 第4戦 | 福岡ダイエーホークス | 5 - 6 | 阪神タイガース | |
10月24日(金) | 第5戦 | 福岡ダイエーホークス | 2 - 3 | 阪神タイガース | |
10月25日(土) | 移動日 | ||||
10月26日(日) | 第6戦 | 阪神タイガース | 1 - 5 | 福岡ダイエーホークス | 福岡ドーム |
10月27日(月) | 第7戦 | 阪神タイガース | 2 - 6 | 福岡ダイエーホークス | |
優勝:福岡ダイエーホークス(4年ぶり4回目) |
2003 サンヨー オールスターゲーム
[編集]ポジション | 名前 | 選出 回数 |
---|---|---|
先発投手 | 井川慶 | 3 |
投手 | 伊良部秀輝 | 4 |
捕手 | 矢野輝弘 | 3 |
一塁手 | 桧山進次郎 | 3 |
二塁手 | 今岡誠 | 3 |
三塁手 | アリアス | 2 |
遊撃手 | 藤本敦士 | 初 |
外野手 | 金本知憲 | 6 |
赤星憲広 | 初 | |
初 |
入団・退団
[編集]シーズン開幕前
[編集]本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。
入団 | 退団 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
No. | 選手名 | 入団区分 | 前所属 | No. | 選手名 | 退団区分 | 去就 |
投手 | |||||||
13 | 中村泰広 | ドラフト4位 | 日本IBM野洲 | 13 | 葛西稔 | 二軍投手コーチ専任 | |
18 | 杉山直久 | ドラフト自由獲得 | 龍谷大学 | 18 | バルデス | 中日ドラゴンズ | |
26 | 江草仁貴 | ドラフト自由獲得 | 専修大学 | 26 | カーライル | ロイヤルズ傘下 | |
30 | 久保田智之 | ドラフト5位 | 常磐大学 | 30 | 横田久則 | 兄弟 | |
35 | ポート | 新外国人 | エンゼルス | 34 | 星野伸之 | 野球解説者 | |
37 | 三東洋 | ドラフト6位 | ヤマハ | 35 | 舩木聖士 | 千葉ロッテマリーンズ | |
41 | 伊良部秀輝 | 日本球界復帰 | レンジャーズ | 38 | 弓長起浩 | ||
42 | 下柳剛 | トレード1 | 日本ハムファイターズ | 41 | 部坂俊之 | 中信と契約 | |
47 | 佐久本昌広 | トレード3 | 福岡ダイエーホークス | 42 | ハンセル | ヤンキース傘下 | |
48 | 石毛博史 | 自由契約 | 大阪近鉄バファローズ | 47 | 伊藤敦規 | 野球解説者 | |
49 | 新井智 | ドラフト9位 | ローソン | 48 | 成本年秀 | ヤクルトスワローズ | |
52 | 柴田佳主也 | 自由契約 | 日本ハムファイターズ | 49 | 伊達昌司 | トレード1 | 日本ハムファイターズ |
54 | ウィリアムス | 新外国人 | ドジャース | 52 | 遠山奬志 | 野球解説者 | |
56 | 田村領平 | ドラフト8位 | 市立和歌山商業高 | 54 | 山岡洋之 | オリックス・打撃投手 | |
67 | 伊代野貴照 | ドラフト10位 | ローソン | 56 | 原田健二 | 打撃投手 | |
58 | 川俣ヒロアキ | ||||||
68 | 面出哲志 | ||||||
69 | 西川慎一 | 広島東洋カープ | |||||
捕手 | |||||||
27 | 野口寿浩 | トレード2 | 日本ハムファイターズ | 27 | 山田勝彦 | トレード1 | 日本ハムファイターズ |
内野手 | |||||||
32 | 久慈照嘉 | 自由契約 | 中日ドラゴンズ | 37 | 根本隆輝 | ||
59 | 田中聡 | 自由契約 | 日本ハムファイターズ | ||||
68 | 萱島大介 | ドラフト11位 | ローソン | ||||
外野手 | |||||||
0 | 中村豊 | トレード1 | 日本ハムファイターズ | 0 | 吉田浩 | 社会人・住友金属鹿島 | |
6 | 金本知憲 | FA移籍 | 広島東洋カープ | 6 | ホワイト | メキシカンリーグ | |
38 | 林威助 | ドラフト7位 | 近畿大学 | 32 | 坪井智哉 | トレード2 | 日本ハムファイターズ |
58 | 早川健一郎 | 自由契約 | 千葉ロッテマリーンズ | 67 | 松田匡司 | トレード3 | 福岡ダイエーホークス |
69 | 松下圭太 | ドラフト12位 | 三瓶高 |
シーズン開幕後
[編集]本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。
入団 | 退団 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
No. | 選手名 | POS | 前所属 | 入団区分 | 退団区分 | No. | 選手名 | POS | 去就 |
4月 | |||||||||
34 | 吉田篤史 | 投手 | 千葉ロッテマリーンズ | トレード | 34 | 橋本武広 | 投手 | 千葉ロッテマリーンズ | |
5月 | |||||||||
金銭トレード | 65 | 高波文一 | 外野手 | 西武ライオンズ | |||||
6月 | |||||||||
65 | リガン | 投手 | インディアンス傘下 | 新外国人 |
選手・スタッフ
[編集]- 背番号変更
- 守備位置登録変更
試合結果
[編集]凡例 | |||
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勝利試合 | 敗北試合 | 引き分け | 中止 |
2003年 レギュラーシーズン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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個人成績
[編集]投手成績
[編集]- 色付きは規定投球回数(140イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高。
選手 | 登 板 |
完 投 |
完 封 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
勝 率 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
井川慶 | 29 | 8 | 2 | 20 | 5 | 0 | .800 | 206.0 | 184 | 15 | 58 | 3 | 179 | 72 | 64 | 2.80 |
伊良部秀輝 | 27 | 3 | 0 | 13 | 8 | 0 | .619 | 173.0 | 186 | 24 | 47 | 6 | 164 | 77 | 74 | 3.85 |
安藤優也 | 51 | 0 | 0 | 5 | 2 | 5 | .714 | 61.0 | 44 | 2 | 19 | 1 | 60 | 11 | 11 | 1.62 |
石毛博史 | 17 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | 19.1 | 9 | 4 | 9 | 0 | 19 | 8 | 7 | 3.26 |
伊代野貴照 | 6 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | 4.1 | 4 | 0 | 3 | 1 | 4 | 3 | 3 | 6.23 |
ウィリアムス | 52 | 0 | 0 | 1 | 1 | 25 | .500 | 52.2 | 36 | 5 | 13 | 7 | 57 | 9 | 9 | 1.54 |
江草仁貴 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 3.0 | 4 | 1 | 2 | 1 | 5 | 2 | 2 | 6.00 |
金澤健人 | 36 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | 55.2 | 48 | 7 | 10 | 1 | 44 | 23 | 17 | 2.75 |
川尻哲郎 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | 5.0 | 10 | 1 | 1 | 0 | 5 | 5 | 5 | 9.00 |
久保田智之 | 26 | 0 | 0 | 5 | 5 | 0 | .500 | 89.1 | 89 | 5 | 27 | 6 | 100 | 35 | 31 | 3.12 |
佐久本昌広 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 10.2 | 21 | 7 | 4 | 1 | 7 | 15 | 15 | 12.66 |
三東洋 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 6.2 | 5 | 0 | 5 | 0 | 5 | 2 | 2 | 2.70 |
柴田佳主也 | 9 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 6.0 | 7 | 0 | 0 | 3 | 4 | 1 | 1 | 1.50 |
下柳剛 | 26 | 3 | 1 | 10 | 5 | 0 | .667 | 137.2 | 138 | 20 | 25 | 7 | 135 | 63 | 57 | 3.73 |
杉山直久 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | 11.2 | 12 | 1 | 3 | 0 | 8 | 10 | 10 | 7.71 |
谷中真二 | 29 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | .500 | 33.2 | 44 | 8 | 19 | 3 | 17 | 23 | 22 | 5.88 |
中村泰広 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 6.0 | 6 | 0 | 5 | 3 | 5 | 7 | 7 | 10.50 |
福原忍 | 5 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | .500 | 22.0 | 20 | 3 | 10 | 0 | 27 | 9 | 7 | 2.86 |
藤川球児 | 17 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | 29.1 | 28 | 4 | 12 | 1 | 19 | 12 | 11 | 3.38 |
藤田太陽 | 5 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | .333 | 23.1 | 21 | 3 | 11 | 0 | 14 | 8 | 8 | 3.09 |
ポート | 8 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | .000 | 9.1 | 16 | 1 | 1 | 1 | 8 | 10 | 10 | 9.64 |
ムーア | 21 | 1 | 1 | 10 | 6 | 0 | .625 | 111.2 | 122 | 7 | 39 | 5 | 94 | 59 | 54 | 4.35 |
藪恵壹 | 23 | 0 | 0 | 8 | 3 | 0 | .727 | 97.2 | 97 | 13 | 27 | 2 | 67 | 50 | 43 | 3.96 |
吉野誠 | 56 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | 41.1 | 26 | 2 | 14 | 6 | 31 | 16 | 15 | 3.27 |
リガン | 29 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1.000 | 35.2 | 29 | 2 | 11 | 2 | 30 | 8 | 6 | 1.51 |
合計 | 15 | 4 | 87 | 51 | 31 | .630 | 1252.0 | 1206 | 135 | 375 | 60 | 1108 | 538 | 491 | 3.53 |
打撃成績
[編集]- 色付きは規定打席(434打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高。
選手 | 試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
今岡誠 | 120 | 526 | 485 | 67 | 165 | 35 | 1 | 12 | 238 | 72 | 1 | 1 | 4 | 7 | 28 | 2 | 52 | 9 | .340 | .374 |
矢野輝弘 | 126 | 484 | 433 | 65 | 142 | 25 | 5 | 14 | 219 | 79 | 1 | 0 | 4 | 1 | 38 | 8 | 84 | 8 | .328 | .392 |
赤星憲広 | 140 | 635 | 551 | 90 | 172 | 17 | 7 | 1 | 206 | 35 | 61 | 10 | 24 | 1 | 45 | 14 | 76 | 15 | .312 | .378 |
藤本敦士 | 127 | 451 | 402 | 51 | 121 | 16 | 7 | 0 | 151 | 36 | 9 | 4 | 17 | 4 | 26 | 2 | 42 | 9 | .301 | .343 |
金本知憲 | 140 | 632 | 532 | 94 | 154 | 24 | 2 | 19 | 239 | 77 | 18 | 4 | 0 | 2 | 93 | 5 | 89 | 6 | .289 | .399 |
桧山進次郎 | 111 | 456 | 414 | 70 | 115 | 21 | 3 | 16 | 190 | 63 | 1 | 3 | 0 | 3 | 34 | 5 | 77 | 9 | .278 | .338 |
アリアス | 124 | 518 | 464 | 89 | 123 | 25 | 0 | 38 | 262 | 107 | 2 | 1 | 0 | 4 | 44 | 6 | 130 | 6 | .265 | .334 |
浅井良 | 37 | 36 | 34 | 4 | 8 | 0 | 0 | 1 | 11 | 5 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 7 | 1 | .235 | .257 |
沖原佳典 | 64 | 137 | 123 | 16 | 42 | 8 | 0 | 1 | 53 | 17 | 3 | 2 | 5 | 1 | 7 | 1 | 20 | 0 | .341 | .379 |
片岡篤史 | 110 | 373 | 334 | 48 | 99 | 31 | 0 | 12 | 166 | 55 | 1 | 1 | 1 | 1 | 35 | 2 | 86 | 3 | .296 | .366 |
上坂太一郎 | 16 | 23 | 21 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 7 | 0 | .143 | .217 |
喜田剛 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1.000 |
久慈照嘉 | 55 | 56 | 46 | 4 | 14 | 3 | 1 | 0 | 19 | 6 | 1 | 0 | 2 | 2 | 6 | 0 | 12 | 1 | .304 | .370 |
斉藤秀光 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 |
秀太 | 102 | 75 | 69 | 24 | 12 | 0 | 1 | 1 | 17 | 5 | 8 | 2 | 3 | 0 | 3 | 0 | 15 | 1 | .174 | .208 |
関本健太郎 | 36 | 74 | 67 | 13 | 18 | 4 | 0 | 4 | 34 | 12 | 2 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | 15 | 4 | .269 | .324 |
曽我部直樹 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
中村豊 | 55 | 68 | 64 | 5 | 16 | 4 | 1 | 0 | 22 | 7 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1 | 13 | 1 | .250 | .294 |
野口寿浩 | 59 | 116 | 107 | 9 | 29 | 4 | 3 | 1 | 42 | 5 | 1 | 0 | 1 | 1 | 5 | 2 | 29 | 2 | .271 | .313 |
濱中おさむ | 55 | 201 | 176 | 30 | 48 | 9 | 1 | 11 | 92 | 48 | 3 | 2 | 1 | 2 | 19 | 3 | 27 | 8 | .273 | .350 |
早川健一郎 | 12 | 31 | 31 | 4 | 7 | 0 | 0 | 3 | 16 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 | 1 | .226 | .226 |
平下晃司 | 25 | 23 | 19 | 7 | 6 | 0 | 0 | 3 | 15 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 5 | 1 | .316 | .435 |
広澤克実 | 37 | 68 | 62 | 8 | 19 | 3 | 0 | 4 | 34 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 18 | 3 | .306 | .368 |
藤原通 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 |
八木裕 | 64 | 119 | 105 | 11 | 30 | 6 | 0 | 0 | 36 | 21 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 1 | 20 | 0 | .286 | .336 |
安藤優也 | 51 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
井川慶 | 29 | 83 | 62 | 5 | 8 | 1 | 0 | 0 | 9 | 5 | 0 | 0 | 16 | 0 | 5 | 0 | 28 | 1 | .129 | .194 |
伊良部秀輝 | 27 | 65 | 50 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 | 15 | 0 | 0 | 0 | 29 | 1 | .080 | .080 |
ウィリアムス | 52 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .000 | .000 |
金澤健人 | 36 | 7 | 7 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .143 | .143 |
川尻哲郎 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 |
久保田智之 | 26 | 26 | 22 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 12 | 0 | .045 | .045 |
佐久本昌広 | 6 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .500 | .500 |
下柳剛 | 26 | 51 | 43 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 | 28 | 0 | .070 | .070 |
杉山直久 | 3 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 |
谷中真二 | 29 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
福原忍 | 5 | 6 | 5 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | .200 | .200 |
藤川球児 | 17 | 6 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .250 | .250 |
藤田太陽 | 5 | 8 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
ポート | 8 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
ムーア | 21 | 45 | 43 | 6 | 14 | 3 | 0 | 0 | 17 | 5 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0 | .326 | .326 |
藪恵壹 | 23 | 35 | 30 | 3 | 6 | 3 | 0 | 0 | 9 | 5 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 12 | 0 | .200 | .200 |
吉野誠 | 56 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 |
リガン | 29 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | - | .000 | .000 |
合計 | 5458 | 4830 | 728 | 1384 | 242 | 32 | 141 | 2113 | 695 | 115 | 31 | 123 | 34 | 417 | 54 | 972 | 91 | .287 | .348 |
表彰
[編集]- 井川慶
- 今岡誠
- 赤星憲広
- 盗塁王 61盗塁(3年連続3度目)
- ベストナイン 〈外〉(初受賞)
- ゴールデングラブ賞 〈外〉(2年ぶり2度目)
- ジョージ・アリアス
- ベストナイン 〈一〉(初受賞)
- ゴールデングラブ賞 〈一〉(初受賞)
- 矢野輝弘
- ベストナイン 〈捕〉(初受賞)
- ゴールデングラブ賞 〈捕〉(初受賞)
- 伊良部秀輝
- 月間MVP 〈投手5月〉(初受賞、パで4度)
- 金本知憲
- オールスターゲームMVP〈第2戦〉
達成記録・出来事
[編集]- 1月15日 - 今岡誠との契約更改で竹田常務が「代理人の都合で交渉できない」と選手会に指摘した
- 1月21日 - 選手会は今岡誠の契約更改の件で「代理人と球団側が会って交渉していた」と竹田常務に謝罪を要求した
- 1月25日 - 新外国人選手のルー・ポートと契約の締結を発表
- 2月5日 - 今岡誠の契約更改の件で球団は1月21日の選手会の要求に「交渉は代理人と選手が同席して第1回と考えるので、交渉は行われていない」と回答書を送付した
- 3月9日 - 甲子園球場のスタンド内での喫煙が禁止になる[5]
- 4月10日 - 桧山進次郎が中日3回戦(甲子園)で先発出場し通算1000試合出場、史上384人目
- 4月11日 - ジョージ・アリアスが巨人1回戦(東京ドーム)で9回にコリー・ベイリーより本塁打を放ち通算100本塁打、史上226人目
- 4月12日 - トレイ・ムーアが巨人2回戦(東京ドーム)で3回に1イニング2安打を放つ、投手の1イニング2安打は1994年7月25日に広島・川口和久が横浜16回戦(横浜)の6回に記録して以来、2安打後に共に後続の安打でホームを踏んでるため、投手の1イニング2得点は1975年6月12日に堀内恒夫が大洋7回戦(後楽園)の3回に記録して以来
- 4月22日 - 橋本武広とロッテの吉田篤史の交換トレードが発表[6]
- 4月29日 - 片岡篤史が巨人4回戦(甲子園)で2回に桑田真澄から本塁打を放ち通算150本塁打、史上124人目
- 4月29日 - 巨人戦で球団新記録の4試合連続7得点以上[5]
- 5月8日 - 高波文一が金銭トレードで西武に移籍
- 5月9日 - 横浜7回戦(横浜)で3回に吉見祐治から濱中おさむ―片岡篤史―ジョージ・アリアスが1985年4月17日の巨人2回戦(甲子園)以来の3者連続本塁打、球団史上7度目
- 5月27日 - 横浜10回戦(甲子園)で勝利し対横浜戦9連勝、対横浜戦(大洋時代含む)の連勝記録(1954年と1997年)を更新する球団新記録
- 5月31日 - 巨人11回戦(東京ドーム)で9回に1イニング11点を挙げる、1イニング2桁得点は1997年8月2日の巨人18回戦(甲子園)の8回に記録して以来6年ぶり
- 5月31日 - 金本知憲が巨人11回戦(東京ドーム)で9回の第5打席目で2点適時打を放ち、打者一巡でまわってきた第6打席目で3点本塁打を放ち1イニング5打点、1イニング5打点以上は史上13人目(15度目)で第6打席目の木村龍治から放った本塁打が通算250本塁打、史上45人目
- 6月5日 - 中日12回戦(甲子園)で勝利し甲子園球場10連勝、1958年、1965年、1976年に3度記録した(引き分け込みを加えると6度)9連勝を超える、球団の本拠地連勝記録(1952年の本拠地制施行以後)を更新
- 6月7日 - ヤクルト12回戦(神宮)に勝利し2位巨人に10ゲーム差をつける、この日終了時で39勝17敗1分の57試合消化でセリーグでは1959年の巨人の50試合に次ぐ最速二桁ゲーム差
- 6月18日 - 新外国人選手のジェロッド・リガンの獲得を発表[7]。
- 6月19日 - 横浜14回戦(甲子園)で勝利し同一カード13連勝、1981年の対広島5回戦(甲子園)から18回戦(広島市民)で記録した12連勝(2分け含む)を超える、球団の同一カード連勝記録を更新[5]
- 6月22日 - 巨人16回戦(東京ドーム)で勝利し、6月に入り11勝4敗で6試合を残し17年ぶりに6月の勝ち越しが決定した
- 6月29日 - 横浜17回戦(横浜)で勝利し両リーグ50勝1番乗り、球団史上初で横浜戦16連勝を記録し、同一年度の同一カード16連勝以上は史上3度目
- 7月2日 - 桧山進次郎が中日15回戦(甲子園)でサイクル安打達成[5][8]、史上58人目(62度目)
- 7月2日 - 中日15回戦(甲子園)に勝利し史上初の7月中に貯金30
- 7月8日 - 今岡誠が広島12回戦(倉敷)で1回にクリス・ブロックから初球先頭打者本塁打。7月6日のヤクルト16回戦(甲子園)でも1回にジェイソン・ベバリンから初球先頭打者本塁打を放っており、史上初の2試合連続初回先頭打者初球本塁打[5]、2試合連続先頭打者本塁打は史上28人目
- 7月8日 - 広島12回戦(倉敷)に勝利し、セ・リーグ史上最速(当時)のマジックナンバー49が点灯
- 7月12日 - 巨人18回戦(甲子園)で14対3で勝利、前日の巨人17回戦(甲子園)でも14対1で勝利しており、対巨人戦2試合連続2桁得点は球団史上3度目
- 7月16日 - 金本知憲がオールスター第2戦(千葉マリン)で第1打席に清水直行(ロッテ)第2打席にネイサン・ミンチーから本塁打を放ち2打席連続本塁打でMVPを獲得、阪神選手のMVPは2002年第1戦(東京ドーム)のジョージ・アリアス以来2年連続
- 7月21日 - ヤクルト17回戦(甲子園)に勝利し、セ・リーグ最短記録を更新するシーズン60勝[5]
- 7月23日 - 7月21日からのヤクルト17~19回戦(甲子園)でヤクルトに3連勝。このことにより、セリーグ全球団3連戦3連勝を達成、1982年以来21年ぶり
- 7月25日 - 中日16回戦(ナゴヤドーム)で勝利し87試合目にして貯金40、1966年の巨人が記録した91試合のセリーグ記録を更新、貯金40も1947年以来2度目
- 7月26日 - 今岡誠が中日17回戦(ナゴヤドーム)で1回に平井正史から初球先頭打者本塁打を放つ今季4本目、2002年に松井稼頭央(西武)が記録したを更新、1回表の初球先頭打者本塁打2本は史上10人目のタイ記録
- 7月26日 - 吉野誠が中日17回戦(ナゴヤドーム)で6回に5者連続与四球と3者連続押し出しを記録、5者連続与四球は史上10人目のタイ記録で3者連続押し出しは史上15人目
- 7月27日 - 星野仙一監督が中日18回戦(ナゴヤドーム)で体調不良で試合開始直後から5回表までベンチ裏に下がり治療を受けていたことが明らかに
- 7月30日 - 横浜19回戦(甲子園)で勝利し、史上初の4カ月連続チーム15勝以上[5]
- 8月12日 - 星野仙一監督が横浜21回戦(札幌ドーム)で勝利し監督通算900勝、史上13人目[5]
- 8月16日 - 巨人20回戦(東京ドーム)で勝利しセ・リーグ史上最速のシーズン70勝[5]で18年ぶりの巨人戦勝ち越しと11年ぶりのシーズン勝ち越しを決める
- 8月16日 - 金本知憲が巨人20回戦(東京ドーム)で先発出場し試合終了まで出続けたため575試合連続フルイニング出場、松井秀喜(巨人)を抜いて史上3位になる
- 8月28日 - 広澤克実が巨人23回戦(甲子園)で1回と3回に工藤公康から本塁打を放ち2打席連続本塁打、40歳以上の2打席連続本塁打は門田博光(オリックス)が1990年7月21日のダイエー17回戦(平和台)で打って以来13年ぶり、1試合2本塁打も1996年6月21日の横浜12回戦(東京ドーム)で落合博満(巨人)が打って以来7年ぶり
- 8月31日 - ヤクルト24回戦(甲子園)で勝利し13年ぶりのヤクルト戦の勝ち越しを決める
- 9月3日 - 赤星憲広が広島21回戦(広島市民)で長谷川昌幸―石原慶幸のバッテリーから二盗を決め吉田義男の持っていた球団記録を更新するシーズン52盗塁[5]
- 9月6日 - 横浜27回戦(甲子園)で7回に村田修一の左翼ポール際の打球を本塁打と判定されたことについて「審判員の協議の必要性や説明責任を求める」と要望書を提出した
- 9月15日 - マジック2で迎えた広島23回戦(甲子園)で勝利しマジック1、2時間遅く始まったマジック対象のヤクルトが横浜25回戦(横浜)で敗戦を喫した為、18年ぶり4度目のセントラル・リーグ優勝、この日の試合の勝利で1964年の80勝を超えるシーズン81勝目。主催試合観客動員が初の300万人を突破[5]
- 9月15日 - 星野仙一監督がリーグ優勝したことにより、史上9人目の複数球団で優勝した監督(中日・阪神)となった
- 9月23日 - 金本知憲が巨人27回戦(甲子園)で9回に木佐貫洋から本塁打を放ち2リーグ分立以降の球団通算6000号、史上10球団目
- 10月4日 - 阪神がウエスタン・リーグで史上初の3年連続優勝[5]
- 10月4日 - 下柳剛が広島26回戦(広島市民)で先発し勝ち星を挙げて今季10勝目、井川慶とムーアの両左腕も10勝以上上げてる為、シーズン2桁勝利左腕が3人出たのは1988年の近鉄以来で4度目でセリーグでは初
- 10月10日 - 井川慶が広島28回戦(甲子園)で先発し勝ち星を挙げて今季20勝目、セリーグでは1999年の上原浩治(巨人)以来4年ぶり、球団では1979年の小林繁以来24年ぶり、パリーグでは斉藤和巳(ダイエー)も20勝を達成していて、両リーグ20勝投手は1982年の北別府学(広島)、工藤幹夫(日本ハム)以来21年ぶり
- 10月11日 - ファーム日本選手権は阪神二軍(ウエスタン・リーグ)が日本ハム二軍(イースタン・リーグ)に勝利し、2年連続優勝[5]
- 10月18日 - パ・リーグ覇者のダイエーとの日本シリーズが開幕
- 10月19日 - 伊良部秀輝が日本シリーズ第2戦(福岡ドーム)で2回に日本シリーズ新記録の6者連続被安打で1イニング6被安打も日本シリーズタイ記録(5人目)
- 10月22日 - 広澤克実が日本シリーズ第3戦(甲子園)で10回に代打で出場し篠原貴行に三振を喫し、スタメンで出場した日本シリーズ第1戦(福岡ドーム)の第3打席から6打席連続三振、史上3人目
- 10月22日 - 藤本敦士が日本シリーズ第3戦(甲子園)で同点の10回一死満塁から犠牲フライを放ちサヨナラ勝ち、日本シリーズの犠牲フライのサヨナラゲームは史上初
- 10月23日 - 金本知憲が日本シリーズ第4戦(甲子園)で6回に渡辺正和、10回に新垣渚から本塁打を放つ、日本シリーズ1試合2本塁打は史上21人目(26度目)で10回の新垣渚からのサヨナラ本塁打は史上11人目(12度目)
- 10月24日 - 金本知憲が日本シリーズ第5戦(甲子園)で1回に斉藤和巳から本塁打を放ち、①日本シリーズ3試合連続、②日本シリーズ4本目③日本シリーズ第4戦(甲子園)の第3打席から3打数連続本塁打の3つの記録を樹立、3試合連続は史上4人目、4本目の本塁打は史上9人目(10度目)、3打数連続は史上2人目
- 10月27日 - 広澤克実が日本シリーズ第7戦(福岡ドーム)で9回に和田毅から本塁打を放ち、日本シリーズ通算600号本塁打、ヤクルト時代にも本塁打を放っているので複数球団での本塁打は史上8人目で、41歳6ヶ月での本塁打は杉浦亨が1992年の日本シリーズ第1戦(神宮)で放った40歳4ヶ月を超える最年長本塁打
- 10月28日 - 星野仙一監督が退任。後任には内野守備走塁コーチの岡田彰布が就任[5]
- 10月30日 - 広沢克実が現役引退を表明[5]
- 11月3日 - 御堂筋と神戸市内で優勝パレード開催[5]
- 12月3日 - 新外国人選手のマイク・キンケードとの契約合意を発表[9]
- 12月5日 - 川尻哲郎と近鉄の前川勝彦の交換トレードが成立[9]
ドラフト指名選手
[編集]順位 | 選手名 | ポジション | 所属 | 結果 |
---|---|---|---|---|
自由獲得枠 | 鳥谷敬 | 内野手 | 早稲田大学 | 入団 |
自由獲得枠 | 筒井和也 | 投手 | 愛知学院大学 | 入団 |
1巡目 | (選択権なし) | |||
2巡目 | (選択権なし) | |||
3巡目 | (選択権なし) | |||
4巡目 | 桟原将司 | 投手 | 新日本製鐵広畑 | 入団 |
5巡目 | 小宮山慎二 | 捕手 | 横浜隼人高 | 入団 |
6巡目 | 庄田隆弘 | 外野手 | シダックス | 入団 |
出典
[編集]- ^ 阪神「死のロード」の歴史と現在、新たなハンデを背負う球団は?【NISSAN BASEBALL LAB】 | プロ野球 | BASEBALL GATE
- ^ 今岡誠、2試合連続初球先頭打者本塁打でセ最速マジック点灯
- ^ asahi.com : 2003~2004 年末年始特集
- ^ 追悼企画29/星野仙一、野球に恋した男「『あ~しんどかった』。18年ぶりのリーグ優勝」 | 野球コラム - 週刊ベースボールONLINE
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p タイガースHistory阪神球団公式サイト
- ^ 吉田と橋本がトレード ロッテ、阪神共同通信2003年4月22日
- ^ 阪神がリガン獲得 速球とフォークが武器共同通信2003年6月18日
- ^ “2003年 阪神セ界制覇 写真特集”. 日刊スポーツ. 2021年10月6日閲覧。
- ^ a b ベースボールマガジン2005年冬季号129ページ
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 阪神タイガース | 2位 | 中日ドラゴンズ | 優勝 | 福岡ダイエーホークス | 2位 | 西武ライオンズ |
3位 | 読売ジャイアンツ | 3位 | ヤクルトスワローズ | 3位 | 大阪近鉄バファローズ | 4位 | 千葉ロッテマリーンズ |
5位 | 広島東洋カープ | 6位 | 横浜ベイスターズ | 5位 | 日本ハムファイターズ | 6位 | オリックス・ブルーウェーブ |
:日本一 :日本シリーズ出場 | |||||||