調辺アコ(しらべ あこ)とは、『スイートプリキュア♪』の主人公の一人である。
市立加音小学校に奏太と一緒に通っている女の子。
年齢は9歳、小学3年生。赤いアンダーリムの大きなメガネが特徴。
おませさんを通り越して精神年齢がどこか大人びた性格をしており、言うことはかなり辛辣かつ生意気。エレン曰く「生意気な小娘」
特に奏太にはツンツンしているが、唯一アコがデレる相手も実は奏太だったりする。後半はデレっ放しで初期のツンツンが嘘のようである。
服装はいつも同じオーバーオールで、中のシャツが季節によって丈が変わる程度しか変化がない。一応劇場版ではワンピースに変わっていたが・・・
そのうちエレンのように新しい私服を着るようになったり、データカードダスで色々な衣装を着せられるだろう。
いつも冷静沈着で何かに呆れたような顔をしているが、後半になるにつれて表情が豊かになっていった。
最初に表情が崩れたのはスイート一のカオス回の時である。
お茶目さんなクレッシェンドトーンがアコの歩く音を変な音に変え、それを笑われた時に顔を赤らめた時が印象深い。
そしてアコファンを全員撃沈させた、猫を助ける時の満面の笑みと、その後の恥ずかしがる顔も捨てがたい。
35話でキュアミューズの正体であることが判明し、シリーズ初の小学生プリキュアの座を獲得した。
しかも36話では母にアフロディテ、父にメフィストを持つメイジャーランドのお姫様であることが判明した。
お姫様とお友達なんて、奏太は爆発しろ。
が、メフィストが悪に操られたことがキッカケで、母方の祖父の音吉の元に身を寄せることに。
悪の力によって一家離散。プリキュアの中でも前年度のゆりさんに並ぶ辛い過去を持つ娘だったりする。
ちなみに、プリキュアであることが判明するまでにも、身体能力の高さを伺わせるシーンがいくつか存在し、
なお父親がメフィストであることから、アコは少なくともエレン同様に響や奏とは違う世界の人物の血を引いている。
王族が変身するというプリキュア、というのは若干ルミナスと似通った設定である。(ひかりは命そのものだったが……)
ちなみに調辺という苗字は公式の早漏れやデータカードダスのうっかりでネタバレされていた。しっかりしてくれ公式!
キュアミューズとは、『スイートプリキュア♪』に登場する、3人目のプリキュア(キュアビートは公式で4人目扱い)。なお、薬用石鹸ではない。
長らく正体が謎のままであったが、35話で変身者がアコちゃんであることが判明した。 プリキュアシリーズ史上初の小学生プリキュアで、ロリキュアである。
「最後に仲間に加わるプリキュア」「敵ボスの娘」「味方女王様の娘」「主人公の弟の彼女(ただしツンデレ)」「敵から寝返ったプリキュアの後見人の家の子」「謎のプリキュアの正体」「ペットがラスボス」等、キーパーソン要素がてんこ盛り過ぎる超重要人物。
2007年登場のプリキュア5・キュアレモネードの中学1年生を4年ぶりに下回り、歴代最年少プリキュアの座に立つ。
年齢は9歳。レモネードよりも4歳若く、最年長のキュアムーンライト(17歳)と比べるとほぼ倍近い年齢差である。
身長面でもこれまでの最低身であるキュアマリンを下回り、歴代最低身プリキュアにもなった。
なお、シャイニールミナスから続く5人目の異世界出身の戦士でもある。
(異世界出身のプリキュアが2人登場するのはスイプリが初)
さらに付け加えるなら異世界の人が正式にプリキュアになるのは、ミューズで2例目となる。(公式順でビートが3人目)
変身前に常時眼鏡をかけているプリキュアとしては、前年度のムーンライトに続いて2人目。
後は少々ややこしい事態になっているので項目分けをする。
2011年3月31日、公式サイトで名前が発表された謎のプリキュア。
OPの最後の方に登場する。プリキュア一肌の露出が少ないコスチュームの異例なデザインが特徴。
その姿は下手すると怪盗か何かに見える格好である。
口癖は「誰の味方でもない」で、どうして敵か味方かをぼかすのか、そういった点すら不明。
全身スーツで覆われているので下半身にスカートが使用されていないという超異例な要素がある。
しかしキュアメロディ・キュアリズムと同じく胸にはちゃんとキュアモジューレが装備されている。
なお、番組発表当時は仮面プリキュアと言われていたが、実際は仮面というより覆面といったほうが正しい。
本格登場したのは11話で、たった一人で二体のネガトーンを制圧した。
パンチやキックといった格闘技を使う他、自分の周囲に虹色の鍵盤を召喚し、その1つ1つをミサイルのように飛ばし相手を球体状に包むことで動きを止めるといったことも可能。
しかし声が出ると正体がバレてしまい先輩のミルキィローズさんの轍を踏んで困るため、常に無言で戦っている。
パートナーのドドリーさんはちょっとムカつくも何故か嫌味のない毒舌でミューズの通訳を行う。
あんな可愛いのになんであんな口悪いん……?
というかドドリーさんが分離しているということは変身に使うトーンは別?(この謎は後のベルティエ分離で解消)
とにかく、放送当時は謎が謎を呼ぶ存在であった。
2クール以降は戦闘に加担することが極端に少なくなり、戦いが終わった後に現れて去るだけの回が多かった。
それどころかキュアビートの登場によって出番すら急激に減ってしまっていた。
しかし本人曰く「私にも守りたいものがあるんだからね!」らしい。
そんな中、32話では何故か盗まれたヒーリングチェストをトリオ・ザ・マイナー達を欺いて取り上げたことがある。
しかしクレッシェンドトーンから諭されてプリキュア達にアイテムを遠まわしに返却する。
(後のミューズの正体から、要するに自ら返したことが発覚した)
クレッシェンドトーンからは「貴女が仮面を取る日はやがて訪れるでしょう」と言われていた。
その言葉通り、35話でついに仮面を脱ぎ捨て、正体がアコである事が判明。
前々からデータカードダスやCMなどで予告みたいなのはあったが。
しかも、当時マイナーランドの王であったメフィストの娘という血縁関係も明らかになった。
仮面をつけた状態では他のプリキュアに比べるとバストサイズも大きめに描かれがち。
歴代でも結構盛り気味だったフレプリ並みか、それ以上か・・・
・・・と思ったら、まさかの偽乳だった!
しかもシークレットブーツ付きで響や奏と同じ程度の長身にカムフラージュされていた。
そしてなんということだろうか、中から現れたのはロリキュアだったのである。
なんというオーバーボディ……いろいろと盛りすぎである。
(ちなみにこのシークレットブーツは39話でも再登場。黒ミューズ=底上げブーツは公式認可されることとなった)
いかにもダークサイドなデザインだが何気にぬいぐるみが商品化されている。
あと玩具売場などに飾ってある番組宣伝のポスターにおけるミューズの格好良さは異常である。
そのまま映画の前売り特典にも採用されちゃったくらい出来が良いので玩具売場に一度見に行ってみよう。
(正体判明でポスターが一新される予定なので、出来れば撤去される前に)
着ぐるみショーでは、ミュージカルのみ登場(ただし、真の姿登場後は登場しない。)。
真の姿は金色にすら見える美しい黄色のプリキュアである(雑誌でもイエロープリキュアとされている)。
前作におけるサンシャインと同じ配色で、キャラデザイン的にはシャイニールミナスやキュアレモネードに近い。
一体あのラバースーツのどこに隠されていたのかというくらいボリュームのあるコスチュームを身にまとっている。
身長は本来のアコと同じかそれよりちょっと上くらい。
歴代で言えば最低身長だったキュアマリンとの比較になる。(小学生と良い勝負になるマリンも相当である)
今までのプリキュアにはない魔法少女系寄りのデザインで、変身完了のポーズも歴代随一の平穏な形である。
が、真の姿お披露目回で早速戦闘の構えを見せ、36話ではそのかわいい外見に似合わぬアクションを魅せまくった。
やっぱりプリキュアはプリキュアである。
ちなみに47話では黒ミューズの時に使っていた鍵盤攻撃を再び使用している。この際はメロディとリズムをノイズの攻撃から守るためのバリアとして使った。
映画の公式サイトでは仮面ミューズと一緒に写っているイラストがある。
よって正体発表までは、まるで「黄色いプリキュアは別人が変身している」かのように見せかけられていた。(特報などでも、正体を明かす前のアコが普段見せないような穏やかな顔を意図的なのかチョイスして公開していた)
歴代プリキュアで変身アイテムを必殺武器に使うのはミルキィローズ以来。
9歳の王女様はお父さんやお母さんのお財布事情もちゃんと察していたのである。パパに見習わせてやりたい。
ちなみにDS用ゲームソフト「メロディコレクション」ではモジューレにドドリーをセットして必殺技を放つパターンも存在している。
その際のセリフは”『ド』の音符のドリームエクセレントメロディ!”である。
アコの出自が、真の敵に知られないよう、キュアミューズは仮面で顔を隠していたことが36話で判明した。
実を言うとアコがプリキュアに覚醒したのは、メフィストがメイジャーランドに音符を奪いにきた時点である。
その時点で真の姿になっていたが、あえて仮面を被りいろいろとごまかしたうえでメフィストを救う方法を探していた。
経緯はともかく、この事実を参考にすると、キュアミューズはスイートプリキュア♪における最初のプリキュアなのだ!
登場した当初は他のサブキャラと同様に扱われていたが、奏太へのそのツンぶりや響へのツッコミの切れ味等からその後じわじわとファンを獲得していき、メインキャラ格上げを切っ掛けに人気が大爆発。
特に変身バンクや新EDのあざとすぎる可愛さ、あいかわらずのツンぶりで大きなお友達たちの心を鷲掴みにした。
ニコニコにおいては父親であるメフィストの溺愛ぶりやキュアミューズ(黒)をネタにしたMADが何個か作られている。
pixivでは純粋なファンアートの他、「王女」や「ツンデレ」「意地っ張り」を取り上げたネタ画像もちらほら。
「エレン下僕ネタ」「響とのカップリング」画像なんてものも存在する。一方で逆にいじられてもいる。
また本編で絡む機会が多いことから、奏太とセットによるカップリングタグ『奏アコ』も人気を集めている。そのイチャ付きっぷりは凄まじく、 「奏太爆散しろ」 「末永く爆発しろ」 「俺と替われ」 等の声が絶えない。
詳しくは該当項目にて。→奏アコ
て言うか『楽しい幼稚園』でもエレン差し置いてペアになってるあたり、公式は奏アコプッシュしてるのか・・・?何にせよ奏太爆散しろ!
キュアパッションやキュアサンシャインなど、追加プリキュアは謎が謎を呼び、その果てに登場するのが基本である。
でもシリーズ構成でどの期間で登場するかというのは最初から決まっているそうだ。
アコも同じく、オーディション時点で後々キュアミューズになることが決まっていたキャラクターであった。
スイートプリキュア♪のストーリーは謎の多い展開が多く、当然この謎に関してかなり徹底した緘口令が敷かれていて、ミューズの正体に関しても同様であり、オーディションを受けて合格した大久保瑠美は「将来アコが正式なプリキュアになる」ということを当時知らされていながら約半年以上の間話せない状態だった。
そもそもこういうネタバレを避けるための徹底した緘口令は、プリキュアでは恒例のことである。
今回の仮面時代ミューズは1クールの最後に登場する。割と早い登場でありながら立場上36話まで一切喋らない。
つまり、大久保の出番がない時もあったとしても、関係なく平気で登場していた。
しかし大久保は、出番がない回でもミューズが出ていると必ず現場に見学へ行き、いつか混ざり合うアコとミューズとの距離を作らないようにしていたそうである。
そして正体が判明した後、今度は突然プリキュアとして参戦しなくてはいけないという大役が彼女を待っていた。
実際初めてやった時かなりヘトヘトになったそうで、精神的には結構ハードな作品であることが伺える。
だが、スイートプリキュアを演じる仲間である先輩声優(小清水亜美、折笠富美子、豊口めぐみ)3人から
「四人でプリキュアだから」と絆の深い言葉を頂いたとか。
他にも番組の主題歌を担う歌手の二人(工藤真由、池田彩)などを含めた、"スイートプリキュア♪メンバー"で焼肉女子会もやったそうだ。
彼女達の助力のおかげで緊張感もほぐれ、現場はとても充実しているらしい。
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最終更新:2024/12/28(土) 13:00
最終更新:2024/12/28(土) 13:00
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