人魚(にんぎょ)とは、上半身が人間で下半身が魚の姿をした伝説や童話上の存在である。
主に人間の上半身と、魚の下半身を持つ海の生き物。下半身が人間で上半身が魚の場合は魚人と区別されている傾向が強い。
基本的に同じような生物なのだが、日本(東洋)と西洋では伝承の内容が大きく異なる。具体的には、西洋の人魚は精霊・妖精のような扱いなのに対し日本を始めとする東洋の人魚は怪物として扱われる傾向がある。
1863年にデンマークの童話作家であるアンデルセンが作った「人魚姫」は世界中で愛され、人魚の知名度をより広めた。
人魚にまつわる伝説は大体、以下のように伝わっている。
西洋ではマーメイドという名前で人魚の伝説が伝わっている。大抵が若い女性の人魚であり(男性の人魚はマーマンと呼ばれる)、老人・老婆の人魚はまず見られない。
またマーメイド以外にも地方によってはローレライやメロウ、セイレーンなどという呼び名も存在し、伝わる内容もそれぞれ異なる。
一方、日本の場合は推古天皇の時代(7世紀頃)に兵庫県でそれらしい魚が捕らえられたという例があったのが、日本最古の人魚の目撃例である。その後、八百比丘尼の伝説や浦島太郎に代表される形で日本全国へ分布するに至る。
また古代日本では猿の上半身と魚(鮭)の下半身を繋ぎ合わせて人魚を象ったものが、人魚のミイラとしてヨーロッパへ輸出されていた事もあった。
創作作品や童話などでも度々登場するが、先述の通り不幸の象徴という認識が強いのか、人魚を題材にした創作作品でも作品中の人魚は幸せな結末を迎えられない場合が多い。また創作作品では魔法や薬などの手段で人間に変身している人魚も存在し、その場合は二本足で歩行もでき人間と変わらぬ生活を過ごす事も可能だが、体が水に濡れると人魚の体に戻ってしまう、という特徴もある。
以下に、人魚を題材にした作品、および、人魚が登場する作品を挙げる。
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掲示板
103 ななしのよっしん
2023/09/13(水) 20:53:21 ID: vIa/5MdbWq
ライトハウスの人魚は登場シーン少ないけど否が応でも印象に残る。
根拠は無いけどあの人魚は現実の存在で灯台守達を狂わせた元凶説を挙げてみる。
104 ななしのよっしん
2023/11/30(木) 19:57:12 ID: J6/bSWKEcw
105 ななしのよっしん
2024/02/18(日) 15:11:30 ID: pVMSHG4dh2
>>102
>尾びれで立つような姿勢をする場合疑似的な足にできる
というか人魚のモデルの候補の一つであるアザラシがそうなんだよな。
尾びれに見えるのは後ろ足でのたくって泳ぐ。
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最終更新:2024/12/29(日) 19:00
最終更新:2024/12/29(日) 18:00
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