銀とは
のどれかを表します。
原子番号47 原子記号は Ag 金属元素
古来より貴重な金属として扱われ、金とともに通貨や装飾として使用されてきた貴金属である。
世界中で近代に至るまで金と並ぶ通貨の機軸として据えられており、銀貨として通貨価値を保障していた。
江戸時代の日本においても一部銀・一朱銀などの銀貨が鋳造されていた。当然のことながら鋳造は限られた場所で独占して行われ、その場所を銀座と呼んだ。東京の銀座の地名はここから来ている。
その光沢の美しさから装飾品などに利用されてきた。
現代においても広く普及している。シルバーアクセサリーなどは若者を中心として人気である。
銀は強い殺菌作用を持つ。
これは銀イオンが表面に付着した細菌・バクテリアなどを構成するアミノ酸と結合してしまうために起こる現象である。
この作用を利用して表面を銀加工して抗菌を前面に押し出した商品などが販売されている。
においの元となるバクテリアを殺すことで消臭を達成することを目的とした消臭スプレーなども販売されている。
銀はほかの物質との反応が顕著である。
ヨーロッパなどではこれを利用して銀を食器として利用し、毒殺を警戒していたとも言われている。
上記に触れた殺菌作用、毒物耐性などを意識してか、伝承やファンタジーの世界においては銀が悪魔や魔物に対抗する手段とされていることが多い。
もっとも有名なのは吸血鬼や狼男に対して『銀の銃弾』が有効とされていることだろうか。
金に次ぐものという世界的・歴史的な価値観により、第一位の成績をとったものを金賞、第二位の成績をとったものを銀賞と表現することがある。
オリンピックに代表される競技会などにおいては第二位の記録を出したものに対して銀メダルが与えられる。
掲示板
34 ななしのよっしん
2019/10/03(木) 10:27:04 ID: jXM4+xSWV7
>>32
一瞬銅より安?!って思ったらキロじゃなくてグラム単位かw
35 ななしのよっしん
2023/12/13(水) 17:30:53 ID: AcAE1qKh0H
確か銀はヒ素と反応して黒変するんだったな。
中世ヨーロッパでヒ素を食べ物に混入させて毒殺する事件が多発したため、王公貴族はヒ素を入れられてもすぐ発見できるように銀の食器を使うのが流行ったとか。
36 ななしのよっしん
2023/12/13(水) 17:42:31 ID: iYLiAq8t7u
あれはヒ素そのものに反応してたわけじゃなくて純度の低いヒ素に含まれていた硫黄成分に反応していたんだって。
現代の技術で生成されたヒ素は硫黄成分をほぼ取り除いた純度の高いものなので銀に反応しない。
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最終更新:2025/01/01(水) 13:00
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