バルタン星人とは、ウルトラ怪獣の一人である。
別名「宇宙忍者」。
ウルトラマンの第二話にて初登場。
鋏状の両腕と「フォッフォッフォッフォ」という笑い声が特徴で、幻影や分身の術等等を得意とする。
作品によって異なるが、初代の時点では人間の言葉を話す事ができず、アラシ隊員の脳髄を借りてハヤタ隊員やイデ隊員と会話をしていた。また、その会話において「生命」の概念を理解できなかった事から、地球人とはまるで異なる生命観を持っていると思われる。(但し、後述の大量虐殺をきっかけにウルトラマンを憎んでいるようではある)
バルタン星人が苦手とする物は、スペシウムであり、火星にはそれが存在する為に移住が不可能とされていた。ウルトラマンのスペシウム光線もバルタン星人に使用した時に初めて命名された技である。
当初は地球侵略ではなく、自身の星を失った為、地球に移住しようと考えており、ハヤタ隊員も最初は「地球の風習、風俗に馴染むのであればそれも可能だ」と言っていたが、バルタン星人は二十億三千万人居る事が判明、更にバルタン星人が交渉を一方的に打ち切り、宣戦布告をした為に戦う事になる。
ウルトラマンはバルタン星人を撃破した後、残りのバルタン星人の円盤を見つけ、スペシウム光線で破壊。まだ何の罪もない筈のバルタン星人の故郷を失った仲間二十億三千万人が一度にウルトラ大量虐殺された事になる。
のように思えたが2話を担当した飯島監督によると円盤に乗ったバルタン星人は全員生存していて、最後の爆発音はワープの音らしい。(この記事含め長い間誤解してる者が多い。)その後、惑星Rという星を見つけ、そこを新しい母星とした。
上記の誤解から、ウルトラマンの行動を責めたり、バルタン星人を被害者とする意見も多い。ちなみに2代目バルタン星人は過激派とのこと。
その後もウルトラシリーズにおいて、設定を変えながら幾度と地球に来る事となり、ウルトラマン名物となっている。デザインにもシリーズによって微妙に異なり、例えばパワードのバルタン星人は鋏が細長く尖った形をしており、80ではブタ鼻になっている。
特撮作品においては、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でウルトラマンべリアルに操られる怪獣軍団の一体として登場したのが最後の出番となっている。TVシリーズでは『ウルトラマンマックス』に登場したのが最新であり、ウルトラの科学力を完全に上回る超チート性能のダークバルタン、人間態がまさかの魔法少女(男の娘)であるタイニーバルタンとして登場している。
M78シリーズの前日談となる漫画「ウルトラマンSTORY0」においては、非道な生体実験を行う種族であり、全員が一つの思考を共有する存在として登場した。つまり、一人のバルタン星人が地球を自分のモノにしようと考えたのならば、残りの二十億すべてのバルタン星人も同じ事を考えるのだ。やや後付的ではある。
そもそも、宇宙中で怪獣が暴れるようになったのも間接的とは言えバルタン星人のせいとされている。ただし、あくまで円谷プロの監修作品であり公式作品ではないことと、世界観はこの作品独自の物であることに注意する必要がある。
バルタン星人の着ぐるみは元々ウルトラQに登場したセミ人間の物を流用し、手を加えた物である。セミ人間はバルタン星人から頭部とはさみを取った姿をしており、ロボット怪獣ガラモンを操っていた。
人間の姿に変身していたが、特にこれと言った技は使っておらず、最後は仲間の宇宙船に焼かれて死亡した。
因みにセミ人間が操っていたガラモンもバルタン星人と同じく、ピグモンの着ぐるみに流用されている。
ウルトラQ dark fantasyでは、セミ女が登場し、人間時は全裸でセクシーな女性の姿を晒していた。
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掲示板
333 ななしのよっしん
2024/05/03(金) 08:48:45 ID: 8q+uy+Gc21
最近噂の仮面アメリカになんだか見覚えのある人が…
本家のTVシリーズに出れてないからバイトでもしてんのかな?()
334 ななしのよっしん
2024/05/28(火) 18:23:22 ID: pmKL7bb7FP
いきなり二十億爆殺したことにしておきたくない気持ちも分かるけどいくらなんでもワープ云々は苦しすぎるなぁ
本当にワープしてたならハヤタから「全滅したはず」なんて言われないだろうし
335 ななしのよっしん
2024/08/15(木) 09:07:29 ID: im2tPrW44P
最近まんまり見かけなくて悲しい。
俺の世代ではウルトラ怪獣の代表くらいの存在感があったのに。
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最終更新:2025/02/02(日) 06:00
最終更新:2025/02/02(日) 06:00
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