「私、砲雷撃戦って聞くと…燃えちゃいます!」
大井(おおい)とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する、大日本帝国海軍球磨型軽巡洋艦4番艦「大井」をモデルとしたキャラクター(艦娘)。
茶髪ロングで右手に単装砲を持ち、左手に魚雷発射管を装着している。改造後は魚雷発射管がごつくなるだけでなく足にも満載する。猫をかぶりつつも思ったことがつい口に出てしまうタイプ。重雷装巡洋艦として改造することができる三人の艦娘の一人である。
練習艦時代が長かったからね。その分、パワーが余っているのよ
球磨型軽巡洋艦4番艦として1921年神戸川崎造船所で建造された。姉妹艦は 球磨・多摩・北上・木曽の4隻。
比較検証のため、姉妹艦の中で大井のみブラウン・カーチス式のタービン(ゲーム内の艦本式タービンはこの方式を改良したもの)が使用されていた。
だがこのタービンが曲者で竣工後から機関不調を多発し、程なくして機関部の大規模改修がなされた。
上記の機関不調が原因で1928年から長い期間にわたり、機関に負担をかけない練習艦として海軍兵学校などで使われ、西日本の各地の港を巡っていたが、日米開戦が近くなった1941年に姉妹艦の北上ともども大改装が行われ、4連装魚雷発射管を10基40門搭載した重雷装艦となった。
しかし、北上同様重雷装艦としての活躍の機会は無く、魚雷発射管を一部外したうえで高速輸送艦としての任務が専らであった。 なお、この辺りの経緯については 北上の記事 に詳しい。
1944年7月19日、マニラ沖で米潜水艦フラッシャーの雷撃を受け沈没。艦長と358人の乗員は駆逐艦敷波に救助されたが153人が戦死した。球磨型としては2番目の喪失艦となった。
重雷装艦、大井です!ところで、北上さんはどこかしら?
「さあ、冷たくて素敵な酸素魚雷、本当の力を叩きつけてやるのよ!」
史実同様、重雷装巡洋艦に改造が可能である。北上さんには大井っちと呼ばれ仲も良い。北上さまにとって大井っちは「親友」(図鑑説明より)なのだが、大井にとって北上さんがどういう存在であるかを知りたければ……と探さなくても、セリフの随所にあふれ出ているので察してください。
改造前(入手時) | 軽巡洋艦:大井 |
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10レベル | 重雷装巡洋艦:大井・改 |
50レベル | 重雷装巡洋艦:大井・改二 |
カードの背景が金色であるようにそこそこレアで、ドロップで入手できるのは南西諸島海域(2-1を除く)以降となるが、最低値(いわゆるALL30)での建造も可能である。物欲センサーを切ったうえでデイリー任務としてALL30を1日4回チャレンジしていればそのうち出てくるだろう。
レベル10という低い練度で改造でき、4連装酸素魚雷を2本持っていることから、初期の頃は改造して酸素魚雷を取り上げ、眠らせておく提督も多かったとか。そこまで史実にこだわらなくていいです。
しかし、北上さんと同時に改二が実装されて状況が変わる。輝く雷撃の高さと軽巡レベルの装甲。衣装まで改造された。
不安定さは相変わらずながらも、瞬間火力は敵フラッグシップ戦艦も裸足で逃げ出すレベル。
破壊力抜群なのは魚雷だけではない。放置ボイスでは耳を疑うようなことを言ってくれる。
さらにさらに、甲標的を装備することによって開幕雷撃まで可能になった。もう一度も雷撃せずに沈黙なんてことはありません! 二回目?中大破すると威力が落ちる?知らない子ですね・・・
また、元軽巡なので対潜装備も積める。雷撃用装備の代わりに対潜用装備を付けてあげれば潜水艦キラーとしての活躍も十分期待できる。ただし、開幕雷撃・ソナーや爆雷を積んで対潜強化・夜戦連撃の3つを同時に満たすことはできないので、何をさせたいかをよく考えて装備を選ぼう。
姉妹艦であるスーパー北上さまよりもレア度は高く入手しやすいとは言えないが、戦艦にも大井っち、潜水艦にも大井っちをどうぞよろしくお願いします。
実は最古参?
全ての艦娘の中で唯一、Newソートで初期艦よりも下に並んでいる事があり得る艦娘でもある。
これは、サービスイン前の事前登録でアカウント登録をしていた提督に対するプレゼントとして大井が配布された事による。
これによって手に入れた大井は初期艦の駆逐艦を貰うよりも先に手に入れた扱いになるため、Newソートすると大井が一番後ろに来るのだ。
他の媒体では
ファミ通コミッククリアにて連載されている公式四コマでは第2話にて初登場。
駆逐艦のみんなに雷撃訓練のお手本を見せる役を引き受けたのだが…
「なんなのよあの作戦提督のピーー!! ピー提督!! 1回ピーね! むしろピー ピーー!!」
ピー音をかけられるほどの「掛け声」を上げながら魚雷を撃ちまくる姿が書かれている。
(日向も「掛け声は真似ちゃダメだからね」と駆逐艦たちに指導している。)
アニメにおいても早い段階で相方の北上もろともキービジュアルが公開された事から本編への出演が確定していた。
第1話から北上と共に登場し、以降はほぼ準レギュラーキャラとして扱われているのだが、アニメではことさら北上との関係が強調されており、何をするにしても北上と行動を共にし、常に彼女に甘えているような態度で接している。
反面、北上以外の艦娘に対してはやや高圧的かつ排他的な態度を取りがちなのが玉に瑕。
第5話では配置換えで北上と共に“第五遊撃部隊”に配属されるも、前述の性格ゆえか吹雪ら他の艦娘との軋轢が絶えなかったが、後には自分達のために奮闘する吹雪に対して多少なりエールのような言葉を掛けたりするなど、全く他人に気が使えないというワケでもない事が伺える。
しかし、この“他の艦娘への攻撃的な態度”に関してはアニメ視聴者の間でかなり物議を呼んでいる。
もともと“北上LOVE”かつ“時に二面性が激しい”のはゲーム通りであると言えるのだが、ゲームだとプレイ次第では大井が北上だけでなく提督にも目を向けてくれるようになるのに対して、アニメではゲーム以上に他人を排除して北上に執着しているかのような描写から“自分と北上の事しか考えていない自己中”のようになっている節も否めない。
ゲームでは大井が他の艦娘と絡む場面が少ないため、彼女のこの北上以外に対する態度については否定できる根拠があるわけでもないが、そのいささか端的過ぎるキャラ付けに戸惑いや違和感を覚える者は少なくない。
2次創作では北上とのコンビの他、妹のキソー木曾や提督などに世話を焼く面倒見の良い一面が描かれることある。それに加え一時期兵学校練習艦だった経緯から、二次創作では練巡としてまだまだ未熟な印象が強い鹿島とは職場の先輩後輩のような関係で描かれることも。反面、自立している印象のある香取とはあまり絡むことはないが、大井が彼女の制服を纏うシチュエーションは結構ある。
そう、再生数とコメント数を満載してね…ふふ…これでまた、戦えます!
新しい静画が艦隊に加わりました
大井っち先生
この関連商品、上手く使ってほしいな
関連コミュニティも北上さんと一緒だったら楽しいのに
北上さんの記事、大丈夫かなぁ…私がいないと心配だなぁ…ん……心配…
きっと、そう…きっと何か起きてる!私、行かなきゃ!
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