左手とは、生物の器官の1つである。
概要
右手と対を成す存在。体の左側に付随している手(腕)。
一般的に、結婚指輪を付けるのはこちらの手の薬指とされている。
世間では左手を利き手とする人の割合が少なくないとされるため、近年では左利き用の道具(キーボード、ギターなどの楽器、ゴルフクラブなどスポーツ用品、efc...)も少なくない数存在する。一時期は左利きを右利きへと矯正するべく、ペンや箸を右手で持たせる風習も存在したようだが最近は見なくなった。
また国や文化によっても左手に対する認識が異なり、例を挙げるとインドなど一部の国ではトイレットペーパーの代わりに尻を拭くのに用いる手とされていたりする。
創作作品でも右手と並んで特別視される機会があるものであり、左手に鬼を封印していたり、物に手をかざしてサイコメトリーを発動するのに用いたり、破壊欲の化身として登場したりと様々である。
また漫画家や絵師が、作品中における所謂「混乱状態」「やせ我慢状態」を表現するために利き手と逆の手で絵を描く技法も見られるが、こちらは当記事をご覧の皆様も学生時代に左手でペンを持って字を書く試みを一度は試した事があるのではないだろうか。
その他
- 電気工学の分野では「フレミングの左手の法則」という、電流が流れる導体と力と磁界の関係を示す法則がある。力が最も強い親指が力の向き、と覚えると良いだろうか。
同様に「フレミングの右手の法則」という法則もあるが、一般的にはこちらがフレミングの法則として知られている。 - ヨーロッパの伝承には「栄光の左手」というアイテムがある。死者(主に絞首刑で絶命した者など)の左手を切り取り、月光の当たる場所に埋めるなどの手順を踏んで燭台として用いるものである。指の部分に蝋燭を立てたり、或いは指に直接火を灯して使うもので、所持者に幸運をもたらしたり、魔術の行使を助けるアイテムとされる。
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関連項目
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