増渕竜義単語

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増渕竜義(ますぶち たつよし、1988年5月3日-)とは、埼玉県出身の元プロ野球選手投手)である。

概要

立の鷲宮高校で剛速球を武器エースとして活躍し、その投球フォームと埼玉立校ということから斎藤雅樹2世と呼ばれる。2006年高校生ドラフトでは田中将大前田健太とともに投手とされ、西武ライオンズとの競合の末、1位名で東京ヤクルトスワローズに入団。背番号22。ちなみに母親ヤクルトレディだったという縁がある。

プロ入り後

2007年(1年)から開幕ローテーション入りし初登板では好投するが、その後は打たれてすぐに二軍落ち。シーズン終盤に一軍に復帰し、鈴木健引退試合でひっそりとプロ勝利を挙げた。

2008年先発ローテーションとして期待され開幕から12試合に登板したが、肩の故障で戦線離脱。

2009年練習中に打球の直撃を受ける不運な故障などでほとんど二軍暮らしで、一軍登板は1試合に終わった。

2010年リリーフに転向。一時は130km/h台まで落ち込んでいた球速は再び150km/hの剛速球を取り戻し、不調の押本健彦に代わってセットアッパーを任される立場になる。最終的に57試合に登板して2勝3敗20ホールド防御率2.69と大車輪の活躍を見せ、後半戦のチームの快進撃に貢献した。

2011年先発に再転向。チームシーズン勝利など前半戦で5勝を挙げたが、全体としては安定感を欠き、27試合に登板して7勝11敗、防御率4.22という成績だった。

2012年はまたリリーフに配置転換。序盤はそこそこ好投していたが、徐々に安定感を失う。交流戦では一時先発に回ったが結果が出ず後半戦は再びリリーフに。ほぼシーズンを通して使われ続けたが、49試合に登板して2勝7敗8ホールド防御率5.38という成績に終わり、「なぜ使われ続けたのか」とか言われる羽に。

2013年は専ら二軍暮らしで、5試合の登板に終わった。

2014年の開幕直後、今浪隆博とのトレードで北海道日本ハムファイターズへ移籍。背番号45。しかし一軍登板はなかった。

2015年も一軍登板がないまま戦力外通告を受け、現役を引退した。

人物・その他

制球難・スタミナ不足・緩急が使えないといった弱点から先発では芽が出ず、リリーフ転向で球威を取り戻し開、という展開はヤクルトでは松岡健一と似たようなパターンであるが、その後は先発リリーフを行ったり来たりと迷走し、結局日本ハムへトレードされることになった。

ニックネームは「ドラゴン」とWikipediaには書いてあるが、「がそう呼んでいるんだ?」とヤクルトファンは首を傾げている。称としては「ぶっちー」の方が通りが良い。

なんJではヤクルト時代の一時期、なぜか異様に増渕を持ち上げるレスが頻出したことから、増渕=沢村賞というのが定番ネタとして扱われている。なんJ沢村賞に関する話題が出れば、成績にかかわらず増渕が補に挙げられる。

通算成績

通算:7年 登板 先発 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
NPB 157 44 0 0 15 26 0 29 .366 363.1 158 257 185 176 4.36

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1 ななしのよっしん
2012/04/19(木) 09:55:55 ID: EW3Lm99klw
2011年にこの選手を初めてテレビで知った時、
この選手は35歳の大ベテランなんだろうと思ってしまいました……
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2 ななしのよっしん
2012/06/06(水) 19:00:27 ID: Fa3ACxx7SU
>>1
パワプロとかで使われてる顔写真どう見ても大ベテランだよなwww
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3 ななしのよっしん
2014/03/31(月) 18:28:43 ID: FXdCAREyae
トレードか
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4 ななしのよっしん
2015/12/27(日) 06:20:53 ID: 6paXN0JmrC
大百科の記事だけ読むと、有投手に思えるが、一年の期待感はやばかった。
それこそ、十年に一人の逸材。
長身の立ち投げサイドスローから150キロストレートを連発。浪漫の塊。
だけど、肩を故障して投球フォームをいじり始めたら迷走気味に。当時活躍していた楽天田中将大の投球フォームを真似たのか、体を一塁側に傾けることでリリースポイントを高くするオーバースローに変更。
球速は低下、コントロールは悪化。自慢のシンカーはどこへやら……他球団ファンでも彼の怪を恨むレベルだった。
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