ひびかなとは、「スイートプリキュア♪」の主人公である北条響と南野奏による百合カップリングの通称である。
よい子のお友達の間では勿論使われていない。使っているのは大きなお友達だけなので、いたいけな子供達を闇に引き込むためにこの言葉を使うのダメ、ゼッタイ!
概要
主人公である北条響と南野奏では、プリキュア主人公で幼馴染という設定がありながら初っ端から仲違いしているという設定である。
これだけならプリキュアとしては斬新な設定で済むが、この二人の喧嘩の原因からその方法、雰囲気などを総合するとどう見ても熟年夫婦の痴話喧嘩にしか見えない。
このことからシリーズではもはやお馴染みとなった百合萌えプリキュアファンの一部が提唱し始めた。
劇中では二話で仲直りしたことに不安を覚える声があるが、その後の展開・アイキャッチBパートの痴話喧嘩っぷりからして今後も喧嘩友達としての側面は残っていくようなのでご心配めさるな。
それどころか喧嘩の余波が残っており、毎回のように喧嘩、仲違いが起こり、すなわち「いつもプリキュア解散の危機」である。よって次回予告で言い合いが始まっただけで「はいはい痴話喧嘩痴話喧嘩」みたいな空気にすらなりつつある。
なお、本編においても百合っぷりはしっかりと描かれている。特に武器無しの必殺技が先輩にして二代目のプリキュアSplash☆Starの咲舞並に密着度が高いなど、まったくネタには困らない。
咲舞と言えば舞に男の恋愛対象がおらず、なおかつ舞が咲に依存していることが特徴である。
一方のひびかなは、奏が曲者であり、響という人がありながら(?)王子先輩に基本夢中で、かと思えば重要なポイントではどっぷりと響に依存する。
かたや響は男性の恋愛対象はなしだが、奏を引っ張る旦那役であり、完全にフリーな人物として君臨している。もっとも奏を攻める時はとことん攻めるわけだけども・・・。
この二人の最大の萌えどころは一話・二話のすれ違いっぷりである。
そもそも二人の喧嘩の原因は「中学の入学式で一緒に校門をくぐる」という約束をした時の待ち合わせ場所を勘違いしていたというなんてことのない理由であった。
しかし響は、奏が待ち合わせを諦めて他の同級生と向かう姿を見ても、問い詰めるようなことはせず、「自分をひとりぼっちにした」と結論づけ距離を置いてしまう。
一見不自然に見えるが、その後響は喧嘩別れしたのにも関わらず度々奏の作ったスイーツを盗み食いしにきたりしており、響は本当は仲直りしたかった+構ってもらいたかったという、実際は不器用な性格によるものだったのである。
奏も奏で、響には上から目線と言われているが、盗み食いされて「頼めば食べさせてあげたのに!」と本心では響と仲良くしたいという思いが見え隠れしていて、結局仲直りのきっかけを作る勇気をだしたのは奏が先であり、単純な響を精神面で支える良い奥さん・・・じゃなくて良い相棒である。
そんな不器用な友情・お互いのちょっと人間臭い小心者さが視聴者の萌えポイントを付いている。
なお、本編での攻めは基本的に響であり、アイキャッチと二話最後の奏に対する(嬉しそうな)攻めっぷりはなかなかツボにくる人もいるのではなかろうか?
わずか2話だけで濃厚な人間模様が繰り広げられ、以降なおも伝説を築き続ける二人。
今後もその関係から目が離せない。
本編でのひびかなポイント
- 第3話:チビ響、チビ奏が登場。かつての超ラブラブな夫婦っぷりが少し見られる。
- 第4話:ラストシーンがどう見ても長年連れ添った夫婦。
- 第7話:30分間ひびかな地獄。奏さんマジわがまま彼女。
- 第8話:奏さんがいい嫁っぷりを発揮する回。でも響に対してはやっぱり魔性の女全開でした。
- 第9話:響さんがいい旦那っぷりを発揮する回。それ以前に奏→響のある種のストーキングが見られる。
- 第10話:ただのキュアゴリラ回で終わるかと思いきや、ラストシーンでイケないオーラ全開な百合夫婦化。
- 第11話:ラブラブ、喧嘩、ハーモニー、お泊りと、多種多様な二人が見られるお話。ミューズ?何すかそれw
- 第16話:交換お泊りで夫婦仲アップ!クロスロッド解禁・ダブルフィナーレで大友、せーので大歓喜!
- 第18話:音符集めを口実に二人でイチャイチャラブラブ。アコさんも空気読んでKY男子を退場させる心憎い気遣い。
- 第19話:離れていても心は一つ!喧嘩をしてても心は一つ!このバカップル、相変わらずである。
- 第24話:いたいけな娘さんを挟んでイチャイチャ。もはやエレンは二人の養子扱い。
- 第29話:絶望的な状況下で、響が奏に生告白!エレンよりも妙に熱っぽい演説に聞こえたのは幻聴ではないはず。
- 第30話:響回かと思ったらところどころで奏さんとイチャイチャ。「あーん」で何人やられたことだろうか。
- 第33話:久々にガチのひびかな回。そのラブラブっぷりにエレンも空気を読んだりちょっと妬いたり。奏は良い奥さん。
- 映画:全体的にひびかな度が高いが、何よりラストバトルが全てを物語る。四の五の言わずに見に行くべし!
- 第38話:アコちゃん(&奏太)回だと思ったら、音吉さんの誕生パーティーでケーキを取り合うバカップルが。
- 第39話:「響は気付かないわ、一度寝たら朝までグッスリなんだから!」奏さんなんで知ってるんですか。
- 第44話:クリスマスを前に待ち合わせていたときの2人の姿がまさにカップルのそれ。
- ASNS:「フュージョンを探してれば奏たちと会えると思ったからさ!」「んもう・・・(ポッ ←ホントに赤面」相変わらずの2人である。
- ASNS2:声はなくとも、さらっと夫婦アピールは欠かせません。
中の人的にも
担当声優である小清水亜美、折笠富美子としても、この二人が(百合的な意味では無いとは言え)カップル的な認識はあるようである。何せ開始当初のインタビューでも、
小清水「テレビ版の収録が始まってすぐ映画版の収録に参加したんです。感動したのは、これまでのプリキュアシリーズに出演してきた皆さんがコンビで決めゼリフを言う時、久しぶりの収録なのにピタッと息が合っていたことです。長年連れ添った夫婦みたいに!」
折笠「私たちはきっと、亜美ちゃんが元気いっぱいな旦那さんで、私はそれを支える奥さんかな。」
小清水「目いっぱい甘えさせていただきます(笑)。私もすべての話数の収録が終わる頃までには、ときには折笠さんを助けられるぐらい成長できているよう頑張りますので。」
折笠「今も亜美ちゃんの優しさに支えられています。こちらこそ、これからもお願いします!」
と答えている上に、映画での舞台挨拶やインタビューでも「響お父さんと奏お母さん、娘のエレアコ」というような発言をしている。
挙げ句の果てに小清水は2011年11月22日配信の「ChaosTCG おれよめラジオ」のコーナー「激闘!おれよめバトル」(この回のテーマが音楽だった)で勝利し、プロポーズの台詞を響的に言った後にさらっと「まあ本当はね、やっぱりここは「奏結婚して!!」って言いたいぐらいなんですけどね」と言ってのけ、2012年5月1日配信分ではジャージがテーマなのに「あなたが必要だって。大好きだよ奏!」とテーマ無視してど直球に告白する始末。2013年4月30日配信分の「おれよめ!アリーナメイキング!」でも「魔法」という言葉で連想した物を当てるというお題で、相方の是空とおる氏が「スイートプリキュア?」と言うと「ブッブー!奏のことは愛してるけど、プリキュアじゃございませーん」とさらっと言ってしまう。以後ことある毎に「スイートチームの忘年会があるんだよねーリズムに会えるかなー」「(その忘年会で)かなで~!年末は鍋取り分けてもらったよぉ~!ありがとう!」「リズムという言葉にちょっと反応しちゃう、好きすぎて」だのと、燃料を投下してくる。
極めつけはオールスターズDX3部作のBD-BOXに収録された特典の座談会にて、小清水は先輩達を前に、
「二人でちょっとしたことでうわっーと喧嘩して、でもちゃんと仲直りをしてっていう、ある種のはじめの方からかなり色んなことを言い合える仲というか、言ってもちゃんと仲直りができる信頼関係みたいな。
そういった感じからはじまっていたので、後半戦の子どもたちができてからと言うと変ですけど、二人が合流してきてからもう、なんか『おまえ』『あなた』みたいな関係性で『子どもができたね♪』みたいな『だからパパとママはがんばらなくちゃね!』みたいな感じで」
「なんの話してんのかわかんない」
「コレなんだ?」
「まあプリキュアなんですけど」
と、思いっきりのろけ発言しまくる状態。もうひびかなは中の人公認、公式が最大手状態と言っていいんじゃないかこれ。
そしてついに公式ラジオ番組『吉田仁美のプリキュアラジオ キュアキュア・プリティ』に小清水がゲスト出演した際にも「私たち、無敵の夫婦なんです!」と思い切り発言。思い切りのろけたり、映画でセリフを躓きそうになったときに折笠が見えない手をセリフで出して支えてくれた、だのとあれこれと話し、「女の子同士だからちょっと違うんだけれども、一番近い雰囲気を言葉で言うならば「夫婦」というくらい心の繋がりが深い」と語っていた。これを公共の電波に乗せてしまうABCさんの懐の深さったらもう。
ちなみに小清水と折笠のつきあいは長く、小清水の声優デビュー作である『明日のナージャ』で共演して以来で、以後も共演をすることがあるため、息はぴったりだと言える。とはいえ、二人の間柄は小清水が折笠に対し尊敬の念を抱いている、という感じだったりする。
ファンからの扱い
放送当初からこの2人の百合夫婦っぷりは注目され、pixivでも多くの絵が作られた。もちろん、薄い本も大量に作られているのは言うまでも無い。
また、 メガミマガジン2012年2月号に掲載された2011年のベストカップルで、なんと2位に選ばれてしまっている。とはいえ、雑誌の性格上ランキングが百合に偏りすぎている面があったりするが・・・(1位からしてほむまどだし)
関連動画
ひびかなに関するニヤニヤするような痴話喧嘩っぽいニコニコ動画の動画を紹介してください。
プロポーズ編
前述のおれよめラジオのプロポーズと、それを元にしたMAD。もう結婚しちまえよ。
そしてこれである。駄目だこいつ・・・早くなんとかしないと・・・
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ひびかなに関する二人の絆を深めるニコニコ市場の商品を紹介してください。
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