響・奏「猫が喋ったぁ~!?」
ハミィ「ハミィだニャ!怪しいもんじゃないニャ♪」
響・奏「思いっきり怪しいんですけど!!」
ハミィとは、テレビアニメ「スイートプリキュア♪」に登場するメイジャーランドの妖精だニャ~!(プリキュアシリーズでは18番目の歴代妖精)。
担当声優は先輩とも言うべき月のセーラー戦士だった三石琴乃さん。
ハミィの概要だニャ、怪しい内容じゃないニャ♪
歌の精霊。元々親友で、現在は対立関係にあるセイレーンとは対照的な存在。2頭身にデフォルメされた感じの白い猫の姿をしている。・・・というかマジでセイレーンもハミィも猫らしい。普段から普通の猫のフリをしているという・・・。重要なポジションの猫キャラは、シリーズ全体としては先輩に当たる日向咲さん家のコロネ以来。あちらは元々は咲さんが拾ってきた普通の猫であるが。
セイレーンには特徴的な語尾はない一方で、ハミィは語尾に「~ニャ♪」を付けて話す。性別はおそらくメス。セイレーンのように人間態に変身できる能力は持っていない様子。セイレーンとの関係については後述。
プリキュアシリーズでは通常、「ブラック家族」とも呼ばれるピンクプリキュアがタイトルコールを担当する(ただし、ふたりシリーズに関してはその相方も担当する)。しかし、今回の担当はなんとこのハミィである。シリーズを通して異例の事態となった。
ハミィはメイジャーランドの歌の精霊であり、伝説の楽譜に書かれている「幸福(しあわせ)のメロディ」を歌うことを任されていたが、歌おうとしたその時、王・メフィストが従えるマイナーランドからの襲撃に巻き込まれてしまう。メイジャーランドの女王であるアフロディテは音符の居場所を隠し、伝説の楽譜の書き換えを一時的に凌ぎ、ハミィにあることを命じる。それは散らばった音符を探すことと、一緒に戦って探してくれる伝説の戦士プリキュアを見つけることであった。妖精であるフェアリートーンと共に、この目的の為に物語の主人公となる北条響や南野奏たちの世界にやって来た。フェアリートーンとはいつも行動を共にしている。
性格はかなり天然かつポジティブ。先述のマイナーランドからの襲撃事件も特に重大事件だとは思っていない。しかも、ハミィにとって「天然(ボケ)」という言葉はどうやら褒め言葉のようで、「褒めてくれて嬉しいニャ♪」と言っては「褒めてないし!!」と鋭くツッコまれるパターンは、最早お約束となっている。セイレーンでさえ、顔を変えてツッコむほど。もうお前ら結婚しろよ。でも先輩プリキュアの夢原のぞみさんとか春日野うららさんみたいにひどい天然ではないようで、さすがはプリキュアを担当する精霊といったところか、案外普通である。
先述のように公式設定でハミィは猫なので、手(前足)には肉球がきちんと備わっており、奏が肉球マニアとしての本性を現して悶絶してしまうことがある。奏さんかわいすぎるだろ・・・
この手を叩くことで、プリキュアによって倒されたネガトーンから元となった音符を回収し、必殺技バンクを締めている。
なお、「ハミィ」という名前は、「ハミング(humming)」や「ハーモニー(harmony)」といった音楽用語から来ているものではないかと推測できる。
ハミィが歌っている場面は歌手のRemi氏が担当している。たまに三石さんが歌うシーンもあるが、似ても似つかないというとことは突っ込んじゃダメ。っていうか三石無理すんな。
ちなみにRemi氏はSound Horizonの二期サポートメンバーとしても活動中とのことだ。
セイレーンとの関係
セイレーンは元々メイジャーランドの歌の精霊で、ハミィとも親しい仲だった。幸せのメロディを担当する歌姫のオーディションに際し、セイレーンはハミィの成長を想ってハミィに距離を置くよう促したり、ハミィがディーヴァから受け取った偽物の楽譜を本物の楽譜と取り替えてあげたというエピソードまである。だが、ハミィが歌うことに決まったことによってグレてしまったようで、マイナーランドに寝返ってしまった。
それでもハミィはセイレーンの事を今でも親友だと思っており、このエピソードを話してセイレーンに感謝している旨を伝えたことでセイレーンも遂に・・・!?と思われたが、マイナーランドの王・メフィストに洗脳されてしまう。
ちなみに、ハミィもセイレーンもその歌声に秘められた力は相当なものらしく、先述の襲撃事件ではアフロディテが寝返ってしまったセイレーンの力を恐れるような発言をしていた。やはりセイレーンはどちらにとっても重要な戦力になるらしい。だがキュアミューズではないことははっきりしている。
ハミィとセイレーンは様々な面で逆に描かれているため、何かしらの対比関係が読み取れるかもしれない。
洗脳後のセイレーンからは特に優先して狙われるようになる。
特に第21話まで、ハミィは友情を信じなくなったセイレーンから散々酷い目に合わされてしまった。
- ミューズになりすましたセイレーンに捕まり、束縛される。
- 「友達としてやり直したい」と偽って近づいたセイレーンに捕まる。
- あげくお腹の空いてるのにも関わらず、目の前で仲間と一緒にこれみよがしにすき焼きをつままれる。
- 「メフィストの元を離れたい」と偽り、プリキュアまで騙したあげく、音符を全てセイレーンに奪われる。
これだけの行為を仕打ちを受けたのだから、普通なら見限ってもおかしくない。
しかしハミィは持ち前の天然さ、あるいはセイレーンを一途に思う心を持ちつつけ、それでも屈することなく、彼女を友達と想い続けた。
しまいにマイナーランドに捕まって、悲しみのズンドコに突き落とされそうな時ですら、「世界がどうなろうがなんだろうがセイレーンは友達」と言い切り、ついにセイレーンの心の本音を開かせることに成功した。
天然ボケの子猫ちゃんの真っ直ぐな思いが、奇跡を起こしたのであろう。
だがさしものハミィも辛かったようであり、21話の行動の一見コメディチックな行動や言動の節々、そして珍しく流した涙には、様々な思いが込められている。
一話から一貫してセイレーンに対する友情、愛情、信じる心は一切変わっておらず、良い意味でブレないキャラである。
セイレーンの改心後は、セイレーン自身は「黒川エレン」と名乗り、響や奏もセイレーンのことを「エレン」と呼ぶ中、ハミィは依然として「セイレーン」と呼び続けている。悪化していた友好関係も元に戻り、プリキュアとして戦うことになったセイレーンの良きパートナーとなっている。
声優ネタ?
響や奏がハミィとの初対面の際に発した「猫が喋った!?」とのセリフがあるが、このセリフは「美少女戦士セーラームーン」で月野うさぎがルナとの初対面の際に発したセリフとほぼ同じである。
そう、担当声優の三石琴乃にとっては、かつて自分が喋ったセリフを逆に言われるという形になっているのである。
ここ最近のプリキュアシリーズにおいては、先代とも言うべきセーラームーンシリーズを彷彿とさせるような所があるようだ。 例:月影ゆり / キュアムーンライト (CV:久川綾)
ハミィに関するネット上の反応など
担当声優が三石琴乃であるため、声優が発表された当初は「おるちゅばんエビちゅ」に登場する変態ハムスターエビちゅのようなイメージが持たれていたこともあったが・・・
いざ放送が開始されると、時期が時期なだけに同時期に放送されていたアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキュゥべえとキャラが被るという意見もいう声も上がった。ちなみにジュゥべえさんよりメタボと呼ばれるQBよりさらにメタボというのは禁句だ。
しかし、ファンからの評判は非常に良い。特にセイレーン改心回においては友達想いのハミィの姿に感動した方も多かったはず。吐き気を催す邪悪と呼ばれて忌み嫌われるキュゥべえと対極といってもよく、ハミィの心優しさもあって、いつのまにかキュゥべえと似ているというネタも無くなった。
関連動画
ハミィに関する、権利者であらせられる東映アニメーション様に怒られないようなニコニコ動画の動画を紹介してください。
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- プリキュアの妖精一覧
- 三石琴乃
- スイートプリキュア♪
- セイレーン(スイートプリキュア♪) → 黒川エレン / キュアビート
- 北条響 / キュアメロディ
- 南野奏 / キュアリズム
- 調辺アコ / キュアミューズ
- フェアリートーン
- シプレ、コフレ(前作の妖精キャラ)
- キャンディ(後作における同ポジの妖精キャラ)
- ダビィ / ニャトラン(後に登場するネコ型妖精)
- ハミセイ
- 月野うさぎ / セーラームーン(先代の戦闘美少女にして中の人繋がり)
- おるちゅばんエビちゅ(中の人繋がり)
- Sound Horizon / Remi
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