一年経った。
昨年の講演が終わり、今年から修学旅行の行き先が沖縄になることを聞いた。
ちょうど、私が沖縄取材を始めた時期だった。
今日の仕上がりを目指した。
結果、惨敗。
負け惜しみでなく、こういうものだ。
まるでこれまでの取材の素材の発表のような時間になった。
ことにこのひと月が空回り。
決まっているスケジュール以外の時間は頭の中は沖縄戦。
このひと月でなく、この一年。
毎年企画してくださる平和学習会。
20年前、ここに導いてくださった山口校長先生を思い出す。
数年後の「万歳峠」の初演も駿台甲府中学校。
撃沈の私に講演終了直後、「来年の日程を決めていきなさい」と声をかけてくださった。
あの日の気持ちが今日までの歌語りの支えになっていると思う。
先生方も当時とすっかり変わったけれど、今日も温かく迎えてくださった先生方。
ありがとうございました。
いつも思うのだけれど、歌語りは周りの評価でなく自分との対峙。
正面から向き合う強さは身についている。
疲れていると言い訳を言いたくなる。
よく眠ろう。
この場をくださった駿台中学校の皆さんに感謝します。
そして・・・
6月15日(日)身延町総合文化会館 歌語り「沖縄戦〜伊江島6日間戦争〜(仮)」を目指します。
伊江島 ニャティ洞
千人ガマだよ。
ちゃんと自分再生するために、明日、一日は沖縄を忘れます。
コッコイ。
ありがとうございました。