2024-11-21

兵庫県知事選の争点はパワハラ問題ではなく公益通報者保護法違反のはずだった。

実際にメディアパワハラの存否については百条委員会が途中なので白黒はつかない、黒だったとしても明確に違法とまではいわない可能性がある、という論調だった。

だが、公益通報者保護法の件はマジで真っ黒だった。ここの初動を斎藤知事がまちがってなかったら問題は大きくなっていなかったし、人が死ななかった可能性が高い。

公益通報者保護法専門家による評価も定まっていた。

から百条委員会が途中であるのに、全会一致で不信任決議が出された。

選挙戦が始まりメディア報道ピタッと止まったらパワハラの存否が争点になってた。

それはわからんから政策検討しようってなるのは当然。有権者を責めることはできない。

政策勝負になれば圧倒的に現職が強い。斎藤パワハラ問題までは失政はなかったし、在任中はそのアピールもよくできている。

有権者は愚かではない。

ただ公益通報者に対する行為社会通念上は一発アウトにされるべき振舞だったし、今現在それを指摘する声はほとんどなくなっている。

選挙アジェンダを設定した方が勝つという法則が働いたのだろう。

  • でもそれ公益保護法に当たらないってもう言われてるじゃん 局長もきちんとしたしかるべきところに通報してたらよかったのに匿名であることないこと(かどうかもわからないものを)...

    • ①公益通報者にあたらないので、②通報者を特定し、独立した委員会の処分が下される前に懲戒していい、というのは斎藤知事の主張。 ただ、公益通報者保護法の専門家の多数意見は①...

  • 怪文書を多数にばらまく形式だと どううまく転んでも公益通報になるのは事後認定で 裁判して賠償金もぎ取れってなるよ そういう運用じゃないと事実無根の怪文書の調査も不可能にな...

    • 法的評価は場合による。 今回はすでに公益通報としての審議にかかっていたにも関わらず、別口で知事が特定と処分を急いだことが問題とされている。 少なくとも公益通報者に当たらな...

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