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世代超え、折り紙でまちづくり 栃木県上三川町

配信
恐竜イグアノドンの折り紙づくりに挑戦する親子=1日、栃木県上三川町

恐竜イグアノドンの折り紙づくりに挑戦する親子=1日、栃木県上三川町

 折り紙を生かしたまちづくりで知られる栃木県上三川町で1、2日、町出身の世界的な創作折り紙作家、故吉澤章氏の作品などを紹介する「ORIGAMI(おりがみ)フェスティバル」が開かれ、親子連れらでにぎわった。

 生前の吉澤氏が欧米各国などの展示会で広めた「ORIGAMI」の魅力を伝えるとともに、幅広い層の町民が折り紙に親しめる「誰一人取り残さない」まちづくりを進める狙い。

 メイン会場には、吉澤氏による動物や恐竜、自画像などの創作おりがみや、ユニークな一般公募作品などを展示。吉澤氏が考案した恐竜イグアノドンの折り紙を体験できるワークショップも開かれた。1日午後1時からの回には、親子やお年寄りの女性グループなど約20人が参加。吉澤氏の技法を受け継ぐ普及指導員の手助けを受けながら複雑なイグアノドンづくりに挑戦し、約40分にわたる苦闘の末、それぞれの作品を完成させた。

 父親、祖母と親子3代で参加した町内在住の漆原彩珠さん(8)は「難しかったけど楽しかった」と自身の作品を眺め満足そうに話した。【もぎたて便】

最終更新:

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