白滝駅
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白滝駅 | |
---|---|
駅舎(2018年5月) | |
しらたき Shirataki | |
所在地 | 北海道紋別郡遠軽町白滝 |
駅番号 | ○A45 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石北本線 |
キロ程 | 82.2 km(新旭川起点) |
電報略号 | ラキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
30人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)8月12日[1] |
備考 | 無人駅 |
白滝駅(しらたきえき)は、北海道紋別郡遠軽町白滝にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅である。電報略号はラキ。事務管理コードは▲122514[2][3]。駅番号はA45。
特急「オホーツク」の全列車(上下各2本)、特急「大雪」4号が停車する。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)8月12日:鉄道省石北東線丸瀬布 - 当駅間開業にともない開業[4][5]。一般駅[1]。
- 1932年(昭和7年)10月1日:中越駅 - 当駅間延伸開業[5]。所属路線名が石北線に変更[5]。遠軽機関庫白滝分庫設置。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1961年(昭和36年)4月1日:所属路線が石北本線に改称[5]。
- 1964年(昭和39年)8月1日:遠軽機関区白滝機関支区廃止。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物取扱い廃止[1][6]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[5]。
- 1989年(平成元年):駅舎改築[8]。
- 1992年(平成4年)
- 月日不詳:運転取扱い要員無人化。
- 4月1日:簡易委託廃止、完全無人化。
- 2023年(令和5年)8月6日 - 8月20日:大雨による土砂流出により上川駅と当駅間で運転見合わせとなる[9]。
駅構造
[編集]2面3線の単式・島式の複合ホームを持つ地上駅。かつては多くの側線を有し、広大な構内だった。跨線橋はなく構内踏切を渡る。
遠軽駅管理の無人駅。自動券売機設置なし。駅舎内に2箇所の待合室と、男女別の水洗式便所があるほか、2・3番のりばにも待合室が設置されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■石北本線 | 上り | 旭川・札幌方面 |
2・3 | 下り | 遠軽・網走方面 |
- 遠軽駅と当駅を結ぶ区間列車が設定されている。3番線を使用する。
-
待合室
-
ホーム
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構内踏切
-
駅名標
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 188 | [10] | |||
2016年(平成28年) | 15.0 | [JR北 1] | |||
2017年(平成29年) | 11.4 | [JR北 2] | |||
2018年(平成30年) | 9.0 | [JR北 3] | |||
2019年(令和元年) | 7.2 | [JR北 4] | |||
2020年(令和 | 2年)7.2 | [JR北 5] | |||
2021年(令和 | 3年)8.8 | [JR北 6] | |||
2022年(令和 | 4年)8.8 | [JR北 7] | |||
2023年(令和 | 5年)8.2 | [JR北 8] |
駅周辺
[編集]- 北海道道558号白滝原野白滝停車場線
- 国道333号
- 旭川紋別自動車道白滝インターチェンジ、「白滝」バス停留所(約1.3 km)
- 遠軽町役場白滝総合支所(旧・白滝村役場)
- 遠軽警察署白滝駐在所
- 白滝郵便局
- 遠軽信用金庫丸瀬布支店 白滝出張所
- えんゆう農業協同組合(JAえんゆう)白滝支所
- 白滝ハイヤー(廃業)
その他
[編集]かつて石北本線には旧:白滝村内に奥白滝、上白滝、白滝、旧白滝、下白滝、と「白滝」と名のつく駅が5駅連続していた。各駅の沿革については当該項目を参照。
隣の駅
[編集]- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■石北本線
- 特急「オホーツク」停車駅
- 特急「大雪」一部停車駅
- *
打消線は廃駅 - 上川駅 - 当駅間は、在来線の定期旅客列車が運行する路線としては、JR最長の駅間(37.3 km)となっている[11][注 1]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、918頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236 。2023年3月21日閲覧。
- ^ 大蔵省印刷局(編)「鉄道省告示 第147号」『官報』第783号、国立国会図書館デジタルコレクション、1929年8月8日。
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。
- ^ 「旭鉄局のダイヤ改正 貨物、富良野線で姿消す」『北海道新聞』1982年11月13日、朝刊、道北版。
- ^ “「通報」●函館本線江部乙駅ほか49駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月9日)
- ^ 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社)321ページより。
- ^ “土砂流出で運休続く石北線 21日から運転再開 JRが発表”. 北海道NEWS WEB. NHK (2023年8月18日). 2024年3月11日閲覧。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、898頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ “在来線「日本一長い駅間」ってどこ? ダイヤ改正で進む駅廃止 増える“異様に長い駅間””. 乗りものニュース. メディア・ヴァーグ (2024年3月11日). 2024年3月11日閲覧。
JR北海道
[編集]- ^ 「石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ 。2017年12月10日閲覧。
- ^ 「石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ 。2018年8月19日閲覧。
- ^ “石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 白滝|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company