コンテンツにスキップ

桜井寺町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 岡崎市 > 桜井寺町
桜井寺町
桜井寺の山門
桜井寺の山門
桜井寺町の位置(愛知県内)
桜井寺町
桜井寺町
桜井寺町の位置
北緯34度55分54.64秒 東経137度16分31.16秒 / 北緯34.9318444度 東経137.2753222度 / 34.9318444; 137.2753222
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 岡崎市
地区 額田地区
町名制定[1] 2006年平成18年)1月1日
面積
 • 合計 2.828852457 km2
人口
2019年令和元年)5月1日現在)[3]
 • 合計 348人
 • 密度 120人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
444-3626[4]
市外局番 0564(岡崎MA[5]
ナンバープレート 岡崎

桜井寺町(さくらいじちょう)は愛知県岡崎市額田地区の地名。丁番を持たない単独町名であり、11の小字が設置されている。

概要

[編集]

町内には町名の由来にもなった桜井寺がある。

地理

[編集]

桜井寺町は岡崎市の東部、額田地区の中心からやや南西部に位置し、額田地区唯一の鉱山三河硅石鉱山が存在する。町内には男川が流れている。住宅地は主に字郷野や字本郷に集中し、水田等は小川含め、河川の沿岸に連なっている。その他の地域は基本的に森林である。

2017年12月27日、岡崎市は桜井寺町の幅約20メートルの沢筋に自生する「シロバイ」を市の天然記念物に指定した[6]。指定に伴う遺伝子解析で、同町のシロバイは人為的な移植ではなく自生と確認された[7][8]

[編集]

世帯数と人口

[編集]

2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[3]

町丁 世帯数 人口
桜井寺町 134世帯 348人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移

2010年(平成22年) 371人 [9]
2015年(平成27年) 343人 [10]

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[11]

番・番地等 小学校 中学校
全域 岡崎市立豊富小学校 岡崎市立額田中学校

歴史

[編集]
さくらいじむら
桜井寺村
廃止日 1889年10月1日
廃止理由 新設合併
樫山村、下衣文村、桜井寺村、
鹿勝川村牧平村豊岡村
現在の自治体 岡崎市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
額田郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
隣接自治体 額田郡
夏山村樫山村下衣文村池金村生平村切越村
桜井寺村役場
所在地 愛知県額田郡桜井寺村
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示
三河珪石額田工場

当村は1601年岡崎藩領桜井寺による寺社領の2つに分けられた。

隣で接する切越村(切越町)は1649年に当村から分村独立した。

沿革

[編集]

史跡

[編集]

施設

[編集]
  • 三河珪石 額田工場
  • 桜井寺
  • 白山神社

交通

[編集]

その他

[編集]

日本郵便

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 「4 新旧町名対照一覧表」” (XLS). 岡崎市. 2019年5月26日閲覧。
  2. ^ 愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
  3. ^ a b 支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
  4. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
  6. ^ シロバイを岡崎市自然環境保全条例に基づく「指定希少野生動植物種」に指定しました。 | 岡崎市ホームページ
  7. ^ “自生「シロバイ」は希少種…岡崎市指定”. 読売新聞. (2018年1月10日). https://web.archive.org/web/20180116135153/http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20180110-OYTNT50160.html 2018年1月15日閲覧。 
  8. ^ “シロバイ自生地 天然記念物に 岡崎市指定 希少野生動植物種にも”. 中日新聞. (2017年12月18日). http://eco.chunichi.co.jp/news/2017/12/004405.html 2018年1月15日閲覧。 
  9. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  10. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  11. ^ 岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
  12. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。

参考資料

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9 
  • 『額田町史』 額田町史編集委員会、1986年11月1日。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]