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中部薬品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中部薬品株式会社
CHUBU YAKUHIN CO,LTD
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
507-0078
岐阜県多治見市高根町4-29
北緯35度21分33秒 東経137度5分45秒 / 北緯35.35917度 東経137.09583度 / 35.35917; 137.09583座標: 北緯35度21分33秒 東経137度5分45秒 / 北緯35.35917度 東経137.09583度 / 35.35917; 137.09583
設立 1984年昭和59年)2月
業種 小売業
法人番号 4200001020808 ウィキデータを編集
事業内容 ドラッグストア調剤薬局
代表者 高巣基彦(代表取締役社長
資本金 14億4,144万円
売上高 1,655億4,200万円
(2024年3月期)[1]
営業利益 48億7,400万円
(2024年3月期)[1]
経常利益 51億1,700万円
(2024年3月期)[1]
純利益 32億2,200万円
(2024年3月期)[1]
総資産 788億1,200万円
(2024年3月期)[1]
従業員数 3316名
(社員888名、パート・アルバイト8h換算)
※ 2017年3月期
決算期 3月
主要株主 バローホールディングス100%
外部リンク https://www.vdrug.co.jp/
特記事項:経営指標は2020年3月期[2]
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中部薬品株式会社(ちゅうぶやくひん、CHUBU YAKUHIN CO,LTD )は、岐阜県多治見市に本社を置くドラッグストアチェーンおよび調剤薬局を展開する企業。

概要

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スーパーマーケットチェーン、バローグループバローホールディングス100%子会社)。1984年昭和59年)2月設立。

ドラッグストア(調剤薬局併設店舗含む)、調剤専門薬局のいずれも『V・drug』(V・ドラッグ、ブイドラッグ)という名称で展開している。

屋号の変遷

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中部薬品は設立より『サンドラッグストア』を屋号として営業してきたが、店舗の大型化に伴い 2002年平成14年)に店舗面積250坪前後の大型店舗を新ブランドとして『サンwill ドラッグストア』という屋号で店舗を出店した。

その後、2004年(平成16年)には新業態として店舗面積600坪前後のメガドラッグストア『V+drug』を出店。茜部南店(岐阜県岐阜市)、東郷西店(愛知県愛知郡東郷町)、小松東店(石川県小松市)、野々市南店(石川県野々市市)、豊川店(愛知県豊川市)の5店舗でメガドラッグストアに挑戦する。

2006年(平成18年)、東京が本社のサンドラッグ東海地方に出店しはじめ、利用者が混同するケースが増えてきたこと、また、中部薬品がバローグループであることを分かりやすく伝えることを理由に、全店の屋号を『V・drug』に統一した。

V・drugの「V」には、『valor』・『value』・『vitality』の3つの意味がある。

グループ

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中部薬品は株式会社バローホールディングス出資するバローグループの企業。

その他、2005年(平成17年)3月に株式会社マツモトキヨシと業務提携したが、こちらは商品及び自社開発商品(PB)の共有、商品の仕入れ、販売及び価格等に関する情報交換、物流センター機能の共有化、調剤システムの共同利用、出店に関する情報交換が提携内容であり、マツモトキヨシとの資本提携はないが、同じ日本ドラッグチェーン会の加盟企業である。

沿革

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  • 1984年昭和59年) - 中部薬品株式会社設立(第1号店・恵那店)。
  • 1989年平成元年)- EOSシステム導入。
  • 1990年(平成2年) - 郊外型ドラッグストア第1号店・名東店開店。
  • 1991年(平成3年) - POSシステム導入。
  • 1997年(平成9年) - 調剤専門薬局第1号店・瑞浪薬局開店。
  • 1999年(平成11年) - 自社物流センター稼動。
  • 2000年(平成12年) - 全店パソコン導入、新本部社屋・新物流センター完成。
  • 2001年(平成13年) - コスメティックストア第1号開店、大型ドラッグストア開店。
  • 2003年(平成15年) - 店舗数100店舗突破、薬事センター設立。
  • 2004年(平成16年) - 新業態メガドラッグストア『V+drug』開店。
  • 2005年(平成17年) - 本社新基幹システム導入。株式会社マツモトキヨシと業務提携。
  • 2006年(平成18年) - 福井県新規出店、店舗屋号を『V・drug』に統一。健康食品を強化した売場「サプリメントワールド」を岐阜県可児市の広見店に展開開始。
  • 2008年(平成20年) - 店舗数150店舗突破。クレジットカード(バローグループカード)導入。北陸地区の業容拡充に伴い、富山県富山市に北陸本部を開設。
  • 2009年(平成21年) - 楽天市場に『Vドラッグアミノワールド店』を開店。
  • 2010年(平成22年) - 愛知県一宮市に物流センターを開設。
  • 2011年(平成23年) - 静岡県初となる駿河敷地店、藤枝高柳店をオープン。自動発注システムを運用開始。
  • 2012年(平成24年) - 店舗数200店舗突破。多治見物流センターを移転拡充。
  • 2013年(平成25年) - 静岡県島田市に物流センターを開設。岐阜県多治見市のチルド物流センターを稼働開始。
  • 2014年(平成26年) - 店舗数250店舗を突破。
  • 2015年(平成27年) - 滋賀県初となる大将軍店をオープン。店舗数300店舗を突破。
  • 2016年(平成28年) - 滋賀県へ4店舗展開。
  • 2017年(平成29年) - 京都府京都市伏見区に京都府初となる伏見小栗栖店をオープン。
  • 2018年(平成30年)- 発注の完全自動化
  • 2019年(令和元年)- 店舗数400店舗突破
  • 2020年(平成2年)- 大阪府に初出店
  • 2021年(令和3年)- 営業収益 1,500億円突破
  • 2022年(令和4年)- キャッシュレス決済 全店導入
  • 2023年(令和5年)- 店舗数500店舗突破
  • 2024年(令和6年)- 兵庫県神戸市垂水区に兵庫県初となる垂水つつじが丘店・上高丸店をオープン[3]

物流センター

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  • 多治見物流センター:岐阜県多治見市大針町661-1
  • 北陸物流センター:富山県南砺市縄倉136-1
  • 静岡物流センター:静岡県島田市阪本字堤下512-9
  • 一宮物流センター:愛知県一宮市木曽川町黒田十一ノ通り14-1
  • 福井物流センター:福井県福井市重立町28字3
  • 名古屋みなと物流センター:愛知県名古屋市港区船見町1-42

店舗展開

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2024年3月末時点で、507店舗を出店。

最新の情報や詳細は公式サイトの店舗情報を参照

  • 東海エリア-401店舗
    • 岐阜県-159店舗
    • 愛知県-199店舗
    • 三重県-18店舗
    • 静岡県-25店舗
  • 関西エリア-17店舗
    • 滋賀県-5店舗
    • 京都府-6店舗
    • 兵庫県-2店舗
    • 大阪府-4店舗
  • 北陸エリア-89店舗
    • 福井県-23店舗
    • 石川県-18店舗
    • 富山県-28店店

過去6ヵ年の営業収益と店舗数の推移

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                                (百万円)
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
営業収益 107,113 118,097 127,668 139,201 150,332 149,501 160,427
店舗数 337店 361店 379店 416店 449店 478店 495店

脚注

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外部リンク

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