ダルマ薬局
種類 | 株式会社 |
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略称 | ダルマ |
本社所在地 |
日本 〒981-0932 仙台市青葉区中央2-2-24 |
設立 | 1965年(昭和40年) 4月30日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | ドラッグストア |
代表者 | 代表取締役社長 岡野恵一 |
資本金 |
5,000万円 (2015年6月30日現在) |
発行済株式総数 |
190,082株 (2015年6月30日現在) |
従業員数 |
148名 (2015年3月現在) |
決算期 | 3月末 |
主要株主 |
マツモトキヨシホールディングス 100% (2015年6月30日現在) |
関係する人物 | 和田永浩(元社長) |
外部リンク | http://www.matsukiyo.co.jp/map/darumadrug/ |
特記事項:2015年10月1日、マツモトキヨシ東日本販売に吸収合併され、解散した。 |
株式会社ダルマ薬局(ダルマやっきょく、英:Daruma-Drug Co., Ltd.)は、かつて存在したドラッグストアチェーン。宮城県仙台市青葉区木町に本社を置いていた。宮城県を中心に「ダルマ」という名称のドラッグストアを秋田県を除く東北5県と栃木県に展開していた。
概要
[編集]2012年5月14日、マツモトキヨシホールディングスが創業家から全株式を取得、同社の子会社となった[1][2]。2015年10月1日、マツモトキヨシHDにおける連結子会社再編に伴い、同HD傘下で仙台市に本社を置くマツモトキヨシ東日本販売に吸収合併され、解散した。
ダルマ薬局の名称で展開されている41店舗は合併後も営業は継続される[3][4]が、合併と前後してマツモトキヨシブランドに転換した店舗も存在する。なお、かつては社名と同じ、「ダルマ薬局」の商号で店舗を展開していたが、調剤薬局を行っていない店舗がほとんどであったため、現在は「ダルマ」のみが看板に表示されている[注 1]。
沿革
[編集]- 1946年(昭和21年)7月 - 創業。
- 1947年(昭和22年)7月 - 本店開店。
- 1983年(昭和58年) - 片平の本店ビル完成[5]。
- 1984年(昭和59年)9月 - 南光台店開店。(ドラッグストアとしての1号店)
- 1993年(平成5年) - 木町の事務センターへ本社機能移転。(登記上本社はそのまま)
- 2002年(平成14年)7月 - 初の宮城県外の店舗を岩手県一関市に開店。
- 2012年(平成24年)5月14日 - マツモトキヨシホールディングスの完全子会社となる。
- 2013年(平成25年)
- 3月1日 - ポイントカードをスタンプ押印式からマツモトキヨシホールディングスグループ共通現金ポイントカードに移行。
- 4月21日 - ダルマ福島笹谷店を閉店し、マツモトキヨシ東日本販売運営によるマツモトキヨシ店舗に移行。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 本社を青葉区木町より同区中央の仙台MKDビル(マツモトキヨシ仙台クリスロード店所在ビル)へ移転。
- 2015年(平成27年)
- 9月 - 片平の「本店」閉店[5]。
- 10月1日 - マツモトキヨシ東日本販売に吸収合併され、解散した。
- 2016年(平成28年)6月30日 - 事務センターの建物の1階にあった木町店が閉店。
店舗
[編集]店舗一覧については、マツモトキヨシ公式サイトの店舗リストを参照
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木町店・事務センター
現存する店舗
(いずれもマツモトキヨシ東日本販売が運営)
岩手県
- ダルマ ジョイフルタウン平泉店(平泉町)
宮城県
- ダルマ 中新田店(加美町)
- ダルマ 築館店(栗原市)
- ダルマ 石巻中里店(石巻市)
- ダルマ フード&ドラッグ沖野店(仙台市若林区)
- ダルマ 沖野店(仙台市若林区)
- ダルマ やまと店(仙台市若林区)
- ダルマ 旭ヶ丘店(仙台市青葉区)
- ダルマ 川内亀岡店(仙台市青葉区)
- ダルマ 台原ドンキホーテ店(仙台市青葉区)
- ダルマ 中山店(仙台市青葉区)
- ダルマ薬局 木町通調剤店(仙台市青葉区)
栃木県
- ダルマ ラパーク宇都宮店(宇都宮市)
かつて存在した店舗
青森県
- 八戸ラピア店(八戸市)
岩手県
山形県
福島県
- 福島笹谷店(福島市)
CM
[編集]同社のCMソングが日本テレビ系「ブラックワイドショー」内の「地方のグッとくる曲紹介」というコーナーで紹介されたことがある。その曲は2012年頃までは、ダルマ薬局のホームページを開くと聞くこともできた。だがこの曲は現在CMでは使われていない。
CMや広告に出てくるダルマの女の子のキャラクターには「ダルマ子ちゃん」という名前がつけられているが、名称以外の設定などは明らかにされていない。また広告などには「ダルマ子ちゃん」以外のダルマのキャラクターも登場することがあるが、これらのキャラクターには名前はつけられていない。以前、CMキャラクターとしてタレントの光浦靖子を起用していた。
脚注
[編集]注
[編集]- ^ 店舗により、「薬局」の文字を赤いシールでマスクしているだけの拠点もある。実際に調剤薬局を行っているのは「ダルマ調剤薬局木町通店」(マツモトキヨシ東日本販売に吸収合併後は、同社運営の「ダルマ 木町通調剤店」に改称)のみであり、看板も、一般の店舗の赤バックの白抜きで「ダルマ」と書かれている店舗とは明確に異なる。
出典
[編集]- ^ “株式会社ダルマ薬局の株式取得(子会社化)に関する基本合意書締結のお知らせ” (PDF). 株式会社マツモトキヨシホールディングス (2012年3月15日). 2014年4月24日閲覧。
- ^ “マツキヨ、ダルマ薬局を買収 復興需要にらみ東北拡充”. 日本経済新聞. (2012年3月15日) 2013年12月3日閲覧。
- ^ “ダルマ薬局解散 マツキヨHD、子会社統合”. 河北新報. (2015年7月16日) 2015年7月16日閲覧。
- ^ “マツモトキヨシ(3088)、連結子会社3社を合併 経営効率化へ”. M&A Times. (2015年7月16日) 2015年7月16日閲覧。
- ^ a b http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160627_13043.html