Crusader Kings(クルセイダーキングス:CK)とは、スウェーデン企業のParadox Interactiveから発売されている歴史シミュレーションゲームシリーズである。
Paradox ストラテジー時代区分 | |||
中世 | 近世 | 近代 | 現代 |
Crusader Kings | Europa Universalis | Victoria | Hearts of Iron |
日本においてはライブドアから『Crusader Kings』日本語版が、サイバーフロントから『Crusader Kings: Deus Vult』及び『Crusader Kings II』日本語版がそれぞれ発売されている。
その後、『ソードオブイスラム』、またそれに加え『Legacy of Rome』『The Republic』『The Old Gods』『Sunset Invasion』を纏めた拡張パックセットが発売されたが、サイバーフロントの解散に伴いサポートの停止がアナウンスされている。
現在では有志による日本語化プロジェクトが進行中である。
ヨーロッパを中心とした中世世界を舞台とした作品で、プレイヤーは伯爵以上の領主を1人選び、中世を生き残ることを要求される。他のParadoxゲームと大きく異なるところがキャラクター中心のシステムであり、プレイヤーは一家を存続させることが第1の目標となる。自分の一家が所属する王国がたとえ滅びようと、自分の領地さえ確保していればプレイは続行できる。
中世という時勢からイスラム諸侯やモンゴルが非常に強力で、十字軍にホイホイ付いていった挙句カウンターを食らって即死する、疫病の流行で一族が全滅するといった理不尽な展開がまま見られるが、それがこのゲームである。上手くいかないのがデフォルト。
詳しくは4gamerのレビュー記事、ウィキペディア等を参照されたし。
シリーズ1作目。1066年(ノルマン・コンクエスト)から1453年(ビサンツ帝国の滅亡)までのヨーロッパ世界を扱う。
国家全体の舵取りではなく、爵位とそれを持つ個人にフィーチャーした独特の作りによって、多くの固定ファンを獲得した。システムにはこの後改良が加えられていくが、この基本スタンスは受け継がれていく。なお、プレイできるのはヨーロッパのキリスト教を奉じる伯爵以上の身分の者のみである。
発売日:2007年10月5日(日本では2008年3月28日)
3年の間を空けて出された拡張セット。サブタイトルは「神の御心のままに」といった意味だが、全般に機能拡張など多くの改良がなされており、あまりサブタイトルと変更点との関連性はない。日本語版は発売元がサイバーフロントに変更されてセットでの販売がされており、ここからCKに触れたという人も多いだろう。
満を持してのシリーズ第2作。扱われる期間は1作目と同じだが、エンジンがEuropa Universalis IIIのものとなり、システム面も前作に比べ大幅な拡張がなされている。
また、今作では拡張セットが遊び方を広げる、文字通りのエキスパンションとなっており、それぞれ別個に使用が可能となっている。
サブタイトルの意味は「イスラムの剣」。イスラム勢力でのプレイが可能になる。
嫁が4人までもてたり、キリスト教世界とはまた別個のファクターがある。また、時代背景的にイスラム勢力がキリスト教勢力に優越していたこともあり、総じて強力。
発売日:2012年10月16日(日本では拡張パックセットに含む形で2013年10月14日に発売)
サブタイトルの意味は「ローマの遺産」。ローマの後継たる東ローマ、ビサンツ帝国及び周辺諸侯でのプレイを強化する。
随員(Retinue)システムもこのエキスパンションに含まれるため、これのみを目的として導入されることも。
発売日:2012年11月15日(日本では拡張パックセットに含む形で2013年10月14日に発売)
サブタイトルの意味は「日没の侵略」。CK2においてゲーム中盤に東からモンゴルが攻めてくるのと同じようにゲーム終盤に西からアステカが攻めてくるようになる、シリーズ随一のファンタジーDLC。
導入すると毎ゲーム攻めてくるわけではなくゲームセットアップ時に有効/無効を切り替えることができるので、平穏な西欧に飽きたら導入しよう。
発売日:2013年1月14日(日本では拡張パックセットに含む形で2013年10月14日に発売)
サブタイトルの意味は「共和国」。ヴェネツィアなどの共和制国家でのプレイを可能とし、その周辺要素を拡張する。
発売日:2013年5月28日(日本では拡張パックセットに含む形で2013年10月14日に発売)
サブタイトルの意味は「古の神々」。Pagan(土着信仰)に分類される宗教などが大幅に追加、拡張され、またそれを信仰する国家でのプレイが可能になる。
目玉として867年(大異教軍)開始のシナリオが存在する。当然ながらこのシナリオではキリスト教の勢力はまだまだ控えめなものであり、Paganでのプレイはエキサイティングなものとなる。
サブタイトルの意味は「アブラハムの子ら」。アブラハムの神を信仰する三つの宗教――ユダヤ教、キリスト教、イスラム教への追加要素を含むエキスパンションであり、最大のものはユダヤ教でのプレイが可能になることだろう。
サブタイトルの意味は「インドのラージャ」。インド地域まで拡張されるほか、ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教のキャラクターでプレイできるようになる。
サブタイトルの意味は「シャルルマーニュ」。これまでよりもさらに古い769年開始のシナリオでプレイできるようになる。
サブタイトルの意味は「生き方」。主に私生活に関するイベントが多数追加される。
サブタイトルの意味は「騎馬領主」。中央アジアのステップ地帯が開放され、遊牧民族関連が強化される。
サブタイトルの意味は「教皇選挙」。評議会の権限拡張や教育の改定など、主に内政面が大幅に強化される。
新しい評議会:
貸しを作る:
法律が改訂:
その他の変更:
サブタイトルの意味は「死神の賦課」。黒死病など伝染病に関するシステムが追加される。
サブタイトルの意味は「僧侶と神秘主義者」。修道会や秘密結社といったソサエティーが追加される。
サブタイトルの意味は「玉龍」。東方の中華皇帝との外交が可能になる。
サブタイトルの意味は「聖なる怒り」。宗教面様々な要素が追加される。
シリーズ第3作。CK2から一部の拡張要素が一旦削られる代わりに既存システムの改善が数多く行われ、特にロールプレイング要素の強化に重点が置かれている。
本作のDLCについての詳細は作品個別記事を参照のこと。
※今では変わっている要素もあるので注意
▶もっと見る
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/24(火) 23:00
最終更新:2024/12/24(火) 23:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。