AMBITIOUS JAPAN!とは (アンビシャスジャパンとは) [単語記事]

AMBITIOUS JAPAN! のぞみは、かなう

AMBITIOUS JAPAN!とは、TOKIOのシングル曲およびJR東海のキャンペーン名である。

概要

2003年 10月1日の東海道・山陽新幹線品川駅開業に合わせて発売されたシングルで、当時JR東海の社長を務めていた葛西敬之が作詞家のなかにし礼に対して楽曲を依頼した事により製作された。
カップリング曲は「駅・ターミナル」。

「新しい鉄道唱歌」を目指して製作されたこの曲はJR東海のキャンペーンソングとしてCMに使用された他、JR東海が所有する700系C編成には「AMBITIOUS JAPAN!」と書かれたシールが貼られていた（なお、これは鉄道模型においてもKATOの700系セットにて再現されていた）。
また、それまでの新幹線の車内チャイム（「のぞみチャイム」「ひかりチャイム」）もJR東海所属車では列車に関係無く「AMBITIOUS JAPAN!」に変更された。
なお、JR西日本所属車では「DISCOVER WEST」のキャンペーンソング「いい日旅立ち・西へ」が使用されており鉄道に詳しくない人でも車内チャイムでどちらの会社の車両かを判別する事が出来る。

ちなみに、歌詞の中には2003年 10月1日のダイヤ改正で東海道・山陽新幹線の主力となった「のぞみ」や1964年の東海道新幹線の開業以来新幹線を代表する列車名である「ひかり」の名前が登場する。一方で、東海道本線特急時代からの歴史がある「こだま」は歌詞には登場しない。

JR東海によるキャンペーンは2005年 9月に終了し700系C編成に貼られていたシールも剥がされているが、車内チャイムはそのまま継続して使用された。
700系引退時にはリニア・鉄道館の700系9000番台（723-9001）に「AMBITIOUS JAPAN!」シールが施された。

しかし、2023年2月16日にJR東海が本曲を使用した車内チャイムに代わる新しい車内チャイムを使用すると発表し、元となる楽曲を特設サイトで公開した。
「AMBITIOUS JAPAN!」に代わる車内チャイムの楽曲を歌唱したのはUAで、楽曲タイトルは「会いにいこう」であった。YouTube上には本曲のMVも公開されている。 ⇒ JR東海「会いにいこう」(YouTube)
5月31日より同サイトで楽曲配信を開始。6月15日、現行の「AMBITIOUS JAPAN!」の車内チャイムから「会いにいこう」の車内チャイムの切り替えを2023年 7月21日始発列車より行うと発表し、「AMBITIOUS JAPAN!」車内チャイムの最終使用日が2023年 7月20日となった。

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 https://twitter.com/JRCentral_OFL/status/1669223208371867652

「AMBITIOUS JAPAN!」の車内チャイム使用最終日となる2023年 7月20日には、JR東海が同日付の日本経済新聞に下記の特別広告を打つなど、社内を挙げて「AMBITIOUS JAPAN!」車内チャイムに感謝を贈った。

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 https://twitter.com/JRCentral_OFL/status/1681801089870618624

「AMBITIOUS JAPAN!」大サビで城島が歌う『I Get a True Love』が『あややとぅーやー』と聞こえることがひそかに話題となった。これは2015年の『FNS歌謡祭』でパフォーマンスした際にネット上で話題となったことによる。

これがネット上での出来事にとどまるかと思いきや、思わぬ形で「本家」が認知していることが明るみとなった。2022年放送の『ザ！鉄腕！DASH!!』にて、松岡昌宏とAぇ！ groupの草間リチャード敬太のペアが自転車 100コギ企画で熱海市内を走行中、2人の視界に東海道新幹線が現れた際、松岡が「リーダーがいればな」とフリを入れ、「アヤヤトゥーヤー！」と城島さんの真似をして歌唱。草間は笑いながら「若者に大人気ですからね」と返答したことによる。（https://www.j-cast.com/2022/03/28433985.html?p=all）

ちなみに、これを検証する記事もあり、それによると、"I"と"true"の音域が高く、城島が年々出せなくなっているのではないか、と指摘された。（【アヤヤトゥーヤーとは】意味や元ネタ、原因まで徹底解説）

なお、空耳ネタが尽きることはなく、今度はデビュー曲『LOVE YOU ONLY』を『ミュージックステーション』で披露したところ、"It's all right!"が「リコーダー」、"オンリー・ユー"が「ホンリー・ユー」に聞こえるというものも生まれ、それぞれがネットミーム化している。