遠藤正明とは (エンドウマサアキとは) [単語記事]

遠藤正明（えんどうまさあき）とは、

SOLID VOX・ランティス所属の男性歌手。本項で記述
テレコム出身のアニメーター。『電脳コイル』の原画などを手がける。

概要

代表作に『勇者王ガオガイガー』オープニング曲「勇者王誕生！」、『爆竜戦隊アバレンジャー』オープニング曲「爆竜戦隊アバレンジャー」を歌っていることで有名。また、JAM Projectのメンバーとしても活動している。

非常に高い歌唱力と広い音域をもっており、彼の出演している「うますぎWAVE」や「アニぱら音楽館」にて、女性ボーカルの楽曲を難なく歌い上げており、カバーアルバムも発売している。歌手として高く評価されている一人である。

ボイストレーニングをしたことがないことで有名。2012年 11月のニコラジ初出演の際にも本人が認めた。
また彼の優れた肺活量と声量をもって成す長時間の咆哮(？)は「スーパー遠藤タイム」と言われ、発動中は咆哮弾幕が起こる事もしばしばある。

金髪歴34年（2021年 1月2日現在）。
歌唱力とともにその肉体の筋肉量も有名であり、その鍛えられた胸筋により全盛期の胸囲は120 cm・・・という表記がネット上で多々見られるが、当人は正確にはわからない模様。握力は90kg。グラスを持ったまま寝た際に、グラスを握りつぶして手を大怪我したことや、中学生頃の初デートで買ったソフトクリームを誤って握りつぶしたことも。
後述するが、ラグビー経験がある為と、当人によるとプロレスラーの友人に鍛え方を教わった為に現在の肉体がある模様。・・・が、本人曰く「良かったことがない。」

子供の頃のジュリー（沢田研二）好きは相当で、先述のニコラジ他の各方面で多々語っている。
影響を受けたアーティストにはジュリーの他、イギリスのヘヴィメタルバンド、アイアン・メイデンの名前を挙げている。
アイアン・メイデンの影響か否かは不明だが、事務所に所属した頃の遠藤は金髪に腰までの長髪であり、さらに服装も革ジャンを着るなど、近年よりロック色の強い容姿をしていた。

身長は174cm（2012年5/5のGO!GO!GOING RADIOにて本人が発言。）である。
高校時代にはラグビーで花園に出場している。中学校以前は剣道をやっており、現在の声量のベースはそこで醸成されたのではと冗談交じりに語る。

食べ物の好き嫌いが激しい。しかし国内で食べられるものには特に好き嫌いはないらしい。問題は国外でのライブで、国外の食品には好き嫌いが顕著に出るため常にカップ麺とマヨネーズ、醤油を携帯している。遠藤自身も国外ライブをするようになってから自身の好き嫌いの多さに気づいたという。
ただ、JAMProjectでの海外ツアーなどの話題の際には日本ではあまり（或いは全く）食べられないゲテモノ料理も出てくるため、どちらかというと順応できている他のJAM メンバーが凄いだけなのかもしれない。

出身地は宮城県石巻市（正確には旧牡鹿町。平成の大合併にて石巻市に合併した。地理的にはリアス式海岸となっており、周囲を海に囲まれている）で、東日本大震災の際には石巻市を中心に同じJAMProjectのきただにひろし、影山ヒロノブらとともに精力的に被災地訪問、演奏を行った。

最終学歴は石巻高等学校。高校卒業後はすぐに上京。高校時代のバンド活動により地元で名声を得ていた遠藤はすぐに当時の流行・めんたいロックの本場、福岡を目指し2万円を握りしめ宮城を立った。
・・・が、地元の先輩・後輩が見送りに来たために見栄を張り、本来乗るつもりのなかった新幹線に乗ってしまい、持ち金を食いつぶし、東京で足止めを食うこととなる。

横須賀のバーでアルバイトをしながら「The Hip tones」というバンドを組み、音楽活動を続ける。
バイト先のバーはマッシブ体型の遠藤ですら霞む体格の外国人客の溢れた音楽バーで、突発で歌わされることもあった上にその客達が辛口だった為に苦労したとのちに語った。

そのバンドでオーディションに合格。バースデーソング音楽出版に所属する。「STEEPLE JACK」という名前に改名、影山ヒロノブらの影響もありハードロック路線を進む現在とは異なり、当時はフォークギター曲をやっていた。「You're My Angel」などの楽曲を輩出するも本人曰く「笑えるほど売れなかった」。

後に同じ事務所となった影山ヒロノブと一方的に邂逅（当時既にLAZYのミッシェルとして有名人だった影山に遠藤が一方的に絡んだ形）。影山が自分のライブのバックコーラスに遠藤を呼んだことから付き合いが始まる。

STEEPLE JACKを解散した翌年に影山とともに「鋼鉄兄弟」でデビュー。同年「勇者王誕生！」もリリース。97年は遠藤飛躍の年となった。

勇者王誕生！は久しぶりの王道ロボアニメソングとして好評価を得ることとなり、遠藤は一躍人気アニソン歌手としての地位を築いていくこととなった。

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