「藤原肇」(ふじわら はじめ)とは、
1.Mobageにて配信されているバンダイナムコエンターテインメントのソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』の登場人物。本記事にて説明する。
2.政治から生物や宇宙まで幅広い著作を刊行している理学博士(公式サイトはこちら→URL)。
「おじい…祖父に、陶芸家として跡を継げと言われて…でも私はもっと色々な経験をしたいんです。だから憧れの世界に挑戦することにしました。なので、私頑張ります…協力お願いします…!」(モバマス Nプロフィールより)
(※当記事の太字のリンクから専用wikiのページヘ飛べます。最新の情報はそちら参照
→モバマス・デレステのカード一覧表)
「ふふっ…土と向き合い、美しい器を創るように……私は自分自身と向き合って、一番私らしく表現できる私になりました。ファンにも、プロデューサーにも喜んでもらえる存在に…なれていますか?」(モバマス N+プロフィールより)
初出は2012年3月15日。長く美しい黒髪が特徴の和風アイドル。頻出するキーワードは「器」「色」「想像(イメージ)」
生まれは岡山の山の方で、陶芸(備前焼)職人である祖父の影響を大きく受けている。
祖父からの評価は厳しいものの、自作の器や皿をプレゼントするなど、技術は確か。
[待ちて玉桂]SRにて彼女いわく"昔"作った器を見ることができる。
海外の陶器に関心を持ったり陶器専門の雑誌を読むなど関心は備前焼に留まらない。
態度・口調ともに物腰丁寧だが、内には自身も認める頑固さを秘めた性格。
世間知らずな部分や好奇心から年相応の行動も見られるのだが、基本的には落ち着いており、古風とも言える。
そのため16歳であるにも関わらずユーザからは年上に間違われがち。
個性豊かなシンデレラガールズの個性的なアイドル達の行動に対応できない場面も。
(そのためデレステでまさかの陶芸スペース持ち込みに驚くPもいた)
名前の「肇(はじめ)」は祖父に名付けられた。
男性によく間違われると本人も自覚しているが、大事な名だとむしろ誇りに思っている。
そのためか他のアイドルを名字やあだ名で呼ばず、Pのことも最初から○○さんと一貫して呼ぶ。
祖母の形見の着物が一張羅であったり、備前の陶芸は日本一と誇る郷土愛に溢れたアイドルである。
期間限定のカードが多く入手困難なこともあり、
総選挙では発表圏内をキープしつつも今一歩伸び悩んでいたが第6回総選挙にて上位入賞、
モバマスでは2017年8月31に、デレステでは同年11月30日にてボイスが実装。
落ち着いた声と間を大事にする丁寧な喋り方であり、是非彼女の姿や仕草を”想像”し堪能して頂きたい。
モバマスではスカウトの詳しい経緯は描写されておらず、想像の余地あり。
(劇場957話では作務衣姿の時にPに名刺を渡されている回想がある。工房での出来事?)
デレステ設定では自己表現の苦手さから限界を感じてオーディションを受けに来た、と描写されている。
いずれも『陶芸家として跡を継ぐよう言われたが、その前に憧れていたアイドルの世界に挑戦』というのは共通。
何故アイドルか?アイマスではよくあること。こだわった理由等は深く言及されていない。
前述の通り家業を継ぐのが嫌で「理由あってアイドル!」というわけではなく
陶芸は続ける気満々でPにも勧めてくるし、早口熱の入ったトークをすることも。
要するにインスピレーション磨きに色々な地の景色を目にするアイドルが適していたようだ。
当初は厳しくも尊敬する祖父の反対を受けていたが(それでも貫いてアイドルになったのが頑固要素)
活動の中で肇の本気さが伝わり、以降は備前の陶芸のようにアイドルでも一番になってこい、と認められる。
アイドルとしてデビュー後は自身の変化に感動する一方で、
初期は「尊敬するプロデューサーと自分の力でアイドル象を形作っていく」、
というような陶芸に挑む姿勢に似た固さがやや残っていた。
しかし仕事が増え他のアイドルと活動をしたり、ライブでファンのコールを浴びるうちに
自身のイメージするアイドル像がみんなで作っていくものであると気付いていく。
そして都会や仕事での旅先で見た風景、LIVEの光景を通して
陶芸にもアイドルにも通じる、情熱を受け止める"器"・自分だけの"色"を想像・探求していくことになる。
(時系列順で追う場合は公式カードやセリフなら専用wiki、イラストつきならPixiv百科を参照。)
細い容姿で言動も慎ましいが、意外に体力に自信がある様子。
(「華奢に見えますか?これでも力もちですよ。土いじりしてるので」など発言あり)
土を運ぶことが多い窯元の娘、広い山で遊ぶことが多かったことを考えれば当然か。
ただし運動部をやっていた旨の発言はこれまでにない。
朝は早く5時起き(デレステの朝時間帯セリフより)。夜は遅くまで起きていられないかも。
自己申告の多い短所は表情が硬いこと(ただしイラストでは大抵微笑んでいる)。
そのためか撮影の際は流れで撮ってもらう様子が見られる。
モバマスのぷちデレラでは歌がうまい子ではなかった旨の自己申告があるが、
当のぷちデレラはVo型であり謙遜する性格なことから自己評価が低かったか素養は高かった様子。
集中力が高く手先も器用(両利き)。手びねりで鍛えられたのか雪像や砂のお城作りなども得意な様子。
遊びには慣れてないようで射的の際には年相応に慌てる姿が見られた。
また鏡を見ることも化粧をすることも少なかったらしく、こちらも初心な反応が多く微笑ましい。
特に本人からの言及はないが、サインが達筆であり書道の経験、或いは祖父の厳しい教えが推察される。
見よう見真似で生け花をしたり、さらっと一句読む場面も。
浴衣・着物の着付けも自然に行っており本人に自覚はないが女子力ポイント。
実家は窯元でギフトセットなども取り扱っており、自作の湯呑みやお皿をプレゼントしてくれる。
備前焼へのこだわりは強いがそれ以外の焼き物への関心も強く勉強熱心で、
陶器の雑誌を読んでいたり、沖縄でシーサー作りにチャレンジしたり、海外の出張先で目を輝かせる場面もあった。
陶芸以外の趣味は釣りで浅利七海と同じだが、肇は山奥出身のため渓流釣り専門。
地元ではよく祖父と釣りに出かけていたらしく、帰郷の際のイラストに一緒に写り込んでいる。
自然に囲まれて育ってきたためか、旅行先で犬に懐かれたりカエルを捕まえるどころか釣具のエサも平気。強い。
窯焚きや釣りでは長い時間をかけることから「待つのは得意」だそうだが「待たされるのが好きというわけではない」らしい。
奥山沙織や工藤忍といった上京アイドルと同様、都会と地元の違いを楽しんでいることが多く、
オシャレな喫茶店を楽しんだり、高層ビルが並ぶ光景に感動する場面がSRイラストで描かれている。
地方出身の人なら肇の純朴な反応に共感を得るはず。
食べ物の好き嫌いは特に言及されておらず、しいて挙げるなら和洋問わず甘い物が好みの様子。
味云々よりは造形や風情を楽しむ様子が多く見られる。
料理は焼き魚や若竹煮など地味なものが得意らしい。
服はプライベートでは実用重視。東郷あいや衛藤美紗希に服装のアドバイスをもらったことがある。
アイドル生活が長くなってからは様々な服を楽しんでいる様子。
風情を大事にするロマンチストであり、ロマンを壊すようなことを言うととささやかに抵抗することも。
豊かな感性ゆえか詩的なセリフをファンから蒼いと言われることもあるが、
表現力が堪能なだけで周りにからかう人物もいないためネタにはされていない。
プロデューサーのことは全面的に信用しており、師のような眼差しを向ける一方で
時には尊敬の念を超えているのではと思わせるこそばゆい言動も。
あの、○○さん、一つお願いがあるのですけど…手を繋いでくれませんか? …あっ、はぐれないように、ですから…ね(モバマス 浴衣祭り親愛度UPセリフ)
基本的には敬語で話すが龍崎薫・遊佐こずえといった小学生の年下相手には面倒見のいいお姉さん口調になる。
思いやりと器用さの篭った頭の撫で方は年少に好評、輿水幸子も加減が上手いと称している。
一方ちょっとやそっとで怒らない優しい性格からイタズラ好きの小関麗奈からは微妙に苦手視されている。
公式ユニット(一覧はこちら)・二次創作共に関わりが特に強いのは山紫水明の依田芳乃。
登場回数ではビビッドカラーエイジ(旧Age16)の今井加奈・高森藍子、
(第6回シンデレラガール総選挙のアイドル紹介で「オフの日に一緒に遊びたいアイドル」として両名が紹介されている)
岡山県民繋がり(岡山親善大使)でSSRに一緒に映る乙倉悠貴など。公式ではレアだが月下氷姫の鷺沢文香も人気が根強い。
第6回総選挙以降は同期ボイス組(荒木比奈・村上巴、特に関裕美・喜多見柚)との絡みも増えている。
家族構成は現在判明しているのは祖父・父親・母親で兄弟に関する言及はない。
形見の浴衣や着物がある通り祖母は、少なくとも肇が小さい頃は存命だったようである。
CINDERELLA MASTERの「もーっと目指せ! シンデレラNo.1! -藤原肇編-」 にて一人っ子と明言された。
家族への言及は大半祖父に関するもので、私的な場では「おじいちゃん」呼びすることが多い。
ゲーム内では撮影・ライブの仕事が主でバラエティ系の仕事をしている場面は少ない。
そのため大人しめの言動も含め良くも悪くもネタ系の話題になりづらい。
同じ黒髪ロングで和風(京風)な小早川紗枝に比べるとLIVEでの衣装は正統派が多く、
撮影時も衣装もどこか和の雰囲気を漂わすくらいの意匠が多い。それがいい。
一方T.M.Revoるってる衣装があるなど幅は広げていく方針の様子。
ボイス決定後は担当声優の鈴木みのり氏の熱演もあり、歌唱力を遺憾なく発揮している。
楽曲(一覧はこちら) 主な歌唱歴は以下の通り
2017年12月発売の「恋が咲く季節」でCDデビュー。同曲とalwaysの歌唱メンバーを務める。
2018年 4月発売のMASTER SEASONS SPRINGでは「未完成の歴史」
同年7月にはしんげきED曲「いとしーさー♥」に参加、
同年9月には SS3A Live Sound Booth♪にて初のLIVE参加、Nocturneリアレンジ曲を初披露。
2018年11月に6thメットライフドーム公演にて依田芳乃とのユニット「山紫水明」の新曲発表が決定。
同月に「Sunshine See May」のイベントが開催され、翌月の名古屋公演にて初披露
2019年9月にはデレステ4周年記念楽曲「TRUE COLORS」を歌い1年間タイトル画面を飾った。
同年11月の7th名古屋公演に出演し、ソロ曲が決定。翌年4月22日に「あらかねの器」がリリース。
2021年のHappy New Yell!!!出演で無観客ながらあらかねの器を初披露。
同年8月に「レッド・ソール」イベントに参加している。
2021年には備前商工会議所とコラボし、肇をイメージした備前焼「藤原肇の竹湯呑」が発売。
さらに同年9月に↑+備前焼陶友会公認で備前焼の広報キャンペーンスタッフ「備前焼小町」に就任。
備前焼小町の制服を着たイラストが書き下ろされた他、備前市にポスターが張り出されるなど
岡山出身の陶芸家の孫という設定を最大限に活かした地域コラボはアイマスでも前代未聞。
アニメイトのアイマス横断フェアでも岡山ブロックに選出されるなど、地域色の濃いアイドルとなった。
また、富竹PによるMMDモデルが公開されている(配布URLは下記動画から)
岡山出身で備前の陶芸は日本一と称するなど、備前焼で有名な備前出身ではと元々噂されていたが、
ルームアイテムで陶芸スペース実装、デレステで陶芸をしているSSRが登場するなど描写が増えたことで
より肇を理解しようと備前(特に備前焼の盛んな伊部)を訪れるPがちらほら存在していた。
(※実際肇の性格は備前焼の特性を理解することでわかる要素が多い)
その後2019年ごろからとあるきっかけで一部地元の備前焼関係者と一部Pの交流が盛んになり、
若者需要を開拓したい備前側と、陶芸について学べる貴重な機会を得られるPでWin-Winの関係を築いていた。伝統工芸界において20-40代の顧客は普通に若者判定だ。
2020年はコロナ禍で一時は交流が激減、苦しい日々が続くも細々と交流が続いたりちょっとした出来事があった翌年、
2021年に備前側からの提案でコラボ備前焼の制作が発表、発売、2分半で完売、2次受注も2時間半で完売
各種地元メディアにもこの事は取り上げられ、話題となった。
同年の9月にはなんとその話題性と実績から約34年の歴史を持つ備前焼小町に特例の就任。
登場から約9年半、岡山出身の二次元アイドルは故郷に錦を飾ったのであった。
シンデレラガールズ劇場第284話にて見せた必殺兵器。基本的に表情差分か劇場で拝むことが出来る。
Pにガラス張りのエレベーターの実用性を説かれ気分が削げてしまったことに対する無言の抗議。
普段大人らしい彼女にしては珍しい行動だったせいか印象に残り、肇といえばぷくーという人もいる。
該当コマの文字は厳密には「ぷく」「んー」
作務衣にタオルという出で立ちが麺職人を彷彿とさせたのと、
陶芸が普段馴染みないものであることからうどん屋に見えるというネタ。肇Pでも賛否両論。
うどん県こと香川県アイドルは3名いるし、食べているカードのあるアイドルもいるが肇だけ……なぜだ。
肇自身ネタに乏しかったこともあり、長年言われ続けたせいかとうとうデレステで本人がうどんについて言及した。実際に食べている姿が描かれるなど、運営も狙った様子。
なお本人も言っているが麺類の打ち方と陶芸の土のこね方は異なり、誤解されやすいネタである。
ノーマル | ノーマル | 衣装レア | エリアボス |
横山千佳 | 藤原肇 | 古賀小春 | 難波笑美 |
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最終更新:2024/12/22(日) 22:00
最終更新:2024/12/22(日) 22:00
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