ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」のBGMを指す通称。
具体的には、同作の敵キャラたる深海棲艦をイメージしたとされる、どこか不気味さと静けさ、物悲しさを湛えた曲調のBGMを指している。もっとも、これは提督達の間でこういった雰囲気のBGMに対していつからか定着した通称に過ぎず、公式でこの呼称が用いられた事は無い。
曲調を比較する作品としては、同じような雰囲気のBGMが登場している「アルトネリコ」「シャドウハーツ」「女神転生」など、様々に存在するらしいがここでは触れない。
「艦これ」の期間限定で解禁されるイベントステージでは、海域の難易度や新登場の装備・艦娘などと並んでイベント海域限定のBGMもイベントの楽しみな要素の1つとして提督(プレイヤー)達に大きく注目されている。
そんな中、2014年夏に開催された「AL/MI作戦」にて実装されたBGM(曲名は運営鎮守府曰く「シズメシズメ」)は通常海域や過去のイベントで登場したBGMとは一線を画していた。ギターやピアノなどで奏でられるどこか重々しくも悲しげな曲調と、
「沈メ 沈メ・・・!」
「冷タキ海ヘ」
「深ク 深ク 海ノ 底ヘ」
など曲の合間に入ってくる美しいながらも怨念の籠もったような声(歌詞)、が織り成すボス戦BGMは大いに話題を呼び、「夏なのに薄ら寒い気分になった」「寝る前に聞くんじゃなかった」といった様々な感想が飛び交い、イベントを攻略した提督達の耳と記憶に焼きついたのだった。
その後、2015年春の「発令!第十一号作戦」でも終盤ステージにて『それ』は再び訪れた。
運営鎮守府のtwitterでも「深海棲艦をモチーフにした新BGMを実装」という旨が事前に告知されていたが、イベント海域を第5ステージまで勝ち進んだ提督を迎えたのはこれまでの海域とはまた打って変わって、マップ上ではBGMも静寂と恐怖を感じさせる曲調へ変化、さらに戦闘時は同じく静けさと不気味さを合わせた旋律に、曲中に入ってくる水の底から聞こえる囁きのようなボイスも合わさって14年夏のMI作戦以来の恐怖を呼び起こさせた。
そしてマップ最深部のボス戦へ辿り着くとこれがさらに、怨念が歌い亡霊が踊る雰囲気すら漂う歌詞付きのBGMとなる。
「叶ワナイ」
「戻レナイ」
「沈メ 沈ンデシマエ・・・」
「崩レテ 剥ガレテ モウ二度ト 届カナイノ・・・」
など、怨嗟のような歌詞をバックに深海棲艦達が攻撃を撃ち込んでくるさまはいよいよ決戦ムードを高めてくれる反面で、恐怖感や物悲しさを同時に呼び覚まさせるのである。
(一説には、これらのBGMが最初に登場するE-5ボスの泊地水鬼やE-6に勢揃いする深海棲艦らの事を歌った歌詞とも言われているが・・・?)
尚、このイベントで登場したBGMのうち道中戦闘で流れたBGMは翌月に実装された4-5(カレー洋リランカ島沖)にて実装され、通常海域でも再び聞けるようになっている。
いずれのイベントでも高い人気を博している音楽につき、今後のイベントでも深海棲艦をモチーフにしたとされるBGMは登場することが期待されている。その場合、ギターやベース等を用いたメタルな曲調じゃないとしても便宜上、沈メタルという呼称が出てくるだろうと思われる。
人間や艦娘にとっては薄気味悪いと感じる旋律でも、深海棲艦にとってはこのような雰囲気の案外楽しげなイメージなのかもしれない?
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最終更新:2024/12/23(月) 01:00
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