栃木県 とちぎけん |
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基本情報 | |
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国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
県庁所在地 | 栃木県宇都宮市塙田一丁目1番20号 |
団体コード | 09000-0 |
面積 | 6,408.09,km2 |
総人口 | 1,898,513人 (推計人口、yyyy年m月) |
人口密度 | 296人/km2 |
木 | トチノキ |
花 | ヤシオツツジ |
鳥 | オオルリ |
知事 | 福田富一 |
行政区画テンプレート |
県庁所在地は宇都宮市である。たまに勘違いされるが栃木市ではない。
地域ブランド調査にて他の北関東の県とワースト3を争うことなどから、日本一影が薄い(フジテレビほか)といわれることが多い。
関東平野の北に位置し、北西の日光周辺には日光連山などの山々がそびえる。面積は関東最大だが存在感は群馬といい勝負(ソースはない)。
遠いように思うが、東京都からは割と近い。都心から宇都宮までおよそ130kmであり、車だと2時間弱(ぶっ飛ばせばもっと早いけど…)、新幹線だと1時間弱で来ることができる。
栃木県はたまに南東北と呼ばれることがある。「栃木って関東だっけ?東北だっけ?」「田舎っぽいから東北じゃね?」「じゃあ南東北か」見たいなノリで生まれたものと考えられる。栃木県民48の自虐ネタの一つだが、通用しない人もいるようだ。
また、東京MXテレビととちぎテレビで放映されていた「テレバイダー」という番組では、栃木県を常に南東北と呼んでいた。そのため、同番組を見ていた人間は栃木県を南東北と呼ぶことがある。
じゃあ、鹿沼のあたりは「西南東北」になるから大喜和でダブル役満、なんてことはない。
栃木県は主な鉄道網はJR東と東武である。他に鉄道事業者は三社もあるが、すべて国鉄から転換された第三セクターであり、路線はどれも周辺部にある。
県内には複数の鉄道事業者乗り入れかつ3路線以上の駅が一つもない。これは関東で唯一。
そのため県民の主な交通手段は乗用車であり、普通免許保有率、軽自動車保有率はやはり似たような境遇の群馬県に次ぎ全国で五本の指に含まれる。
ただ、宇都宮市では東西基幹公共交通(LRT)「宇都宮ライトレール」の導入計画が着々と進行しており、野放図な開発による市内交通の不便さが解消されることが期待されている。また、宇都宮市の中心部を巡回する循環バス「きぶな」では、2015年4月23日から11月30日までの間、声優でもあり宇都宮餃子PR特命アンバサダーでもある、「橘田いずみ」が車内アナウンスを担当している。
高速道は、南北を横断する東北自動車道が主軸で、東西には北関東自動車道が2011年3月19日に全開通している。また、有料道路としては日光東照宮の辺りまで走っている日光宇都宮道路もある。
言わずと知れた徳川家康が祀られている場所。県民は遠足で訪れることが多い。最近ではパワースポットとしても有名。現在は平成の大修理中で、陽明門がその対象。現在は幕でおおわれており、少し残念な気持ちになるかもしれないが、普段では見ることのできないもの(陽明門の壁画)が見れるようなのでがっかりすることはないと思う。
正式名称は「二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)」であるが、紛らわしいので日光を付ける。ちなみに日光の語源は「二荒」を「にこう」と読んだものが始まりである。「じゃあ日光二荒山神社は二荒二荒山神社じゃないか!」とか騒いだりはしない。ちなみにいろは坂、華厳の滝、日光連山は全て境内の一部である。また、世界遺産にも指定されており、重要文化財や国宝がゴロゴロしている。
栃木県の西のはずれにある山。華厳滝や日光二荒山神社の奥宮がある。県内のかなり広い範囲から目視することができ、県民の歌や県内100以上の学校の校歌の中でも歌われている。
日本三大霊山、三大地蔵として名を連ね、特撮のロケ地の定番でもある山。足尾山地の最南端に位置する。この地で数十年に渡ってヒーローと巨悪の決戦、ナパームによる爆破演出が行われてきた。もちろんその景観も圧巻で、聖地巡礼以外の観光にもお勧め。山頂付近にある高勝寺は江戸幕府三代将軍徳川家光の側室宝樹院が帰依していたため、徳川将軍家に庇護された。江戸幕府四代将軍徳川家綱は「岩舟地蔵の申し子」の渾名がある。暴れん坊将軍として有名な江戸幕府八代将軍徳川吉宗も岩舟地蔵の普及に力を入れており、関東の高野山と称された。
日光国立公園内にある湿原である。なんだか物騒な名前だが、ちょっと前に群馬(上野)と栃木(下野)の神様がタイマン勝負した場所という伝説が由来で、その辺に人骨が埋まってるとかはない。毒舌系のツンデレさんもいない。
日光の市街地と奥日光を結ぶ道路。もともとはただのくねくねした坂道だったが、カーブの数を無理やり誤魔化していろは歌の音にあてはめた。タイヤの跡がいっぱいあるけど暴走行為は禁止です。自転車で攻めるのもお勧めできません。ちなみに市街地から奥日光へ登る 第二いろは坂 が「下り」で、降りる 第一いろは坂 が「上り」なので注意が必要。さらに、カーブごとにつけられた い・ろ・は・・・の文字も、あとに作られたはずの第二いろは坂が先で(「い」~「ね」)、昔から存在する第一いろは坂の方が後(「な」~「ん」)という不思議。また、あまりにカーブが多いため、乗り物酔いをする人は特に注意が必要。秋には見事な紅葉が楽しむことができ、これを見るために人々が全国から訪れる。そして大渋滞になる。
かつて日本の銅の年間生産量の1/4を産出した大鉱山であるが、日本で最初の公害といわれる「足尾銅山鉱毒事件」などの公害を引き起こしたことにより廃鉱。廃墟マニアには堪らない場所らしい。現在では、山への植林活動が行われているほか、わたらせ渓谷鐵道が通っている。
夏には避暑地の一つとして多くの観光客が訪れる。逆に冬は雪に覆われるため、かなり行きづらくなってしまう。ここでは県民でさえもなかなか食べることのできない和牛の料理の数々が楽しめるほか、様々な牧場、謎多き展示施設等が点在している。また、絶叫マシンや、割とすごい展示をする(レゴとか実物大ザク整備工場とか)ことでも知られる「那須ハイランドパーク」がある。
足利市にあるかつて日本で最も有名だった教育機関。室町時代に成立したものとみられている。明治5年廃校。
正式名称は「二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)」であるが、紛らわしいので宇都宮を付ける。市民からは「二荒さん(二荒山ではなく二荒+敬称のさん)」と呼ばれ親しまれている。しかしバスの停留所は「二荒山前(ふたあらさんまえ)」となっており混乱していることがうかがえる。市の中心部にあり周辺には商店街やら何やらがあり賑わっている。しかし真夜中に石段を上ると、一歩ごとに街の賑わいが消えてゆき、そのまま違う世界に行けそうな気分になれる。
なお、日光の社寺とは全く関係がない。語源も神様も完全に別物である。
延喜式神名帳と呼ばれる神社リストには、名神大(すごくえらい神様がいる神社)として「下野国河内郡 二荒山神社」が記載されている。地名から考えて宇都宮二荒山神社のことと考えられ、宇都宮二荒山神社が下野国一宮(いちのみや、その国で一番偉い神社)を名乗っていた。宇都宮はこの一宮が語源という説もある。そして、いつの間にか日光二荒山神社も名神大、一宮を名乗っている。でも世界遺産だから誰も突っ込めない。
宇都宮氏の初代藤原宗円(七日関白で有名な藤原道兼の曾孫)が前九年の役での戦功により宇都宮別当職に任ぜられ、以降は歴代の宇都宮氏氏族が当社の社職として深く関わった。
かつては宇都宮大明神と呼ばれていて、中世には20年ごとに式年造宮が営まれてた。宇都宮成綱の代に行われた式年造宮は宇都宮氏の栄華や権威を内外へアピールするために巨額が投じられ、完成時の式典には遠方から多くの能楽師や狂言師を招き盛大な宴が行われたと伝えられている
藤原秀郷、源頼義、源義家、源頼朝、豊臣秀吉、徳川家康といった著名な武将が戦勝祈願をしたパワースポットとして知られている
ちなみに、後述する「ふるさと宮まつり」はこの神社に関連するお祭りである。
夏の栃木県や群馬県は雷が非常に多い。特に宇都宮市は無駄に多く、「雷都(らいと)」と呼ばれる。「餃子の街」より遥かにかっこいい名前だがあまり浸透していない。帰宅時間に雷注意報が発令され、学校に閉じ込められることがまれにある(学校によっては早く帰らせる学校もある)。雷があまりにも多いため、宇都宮の人間は雷に慣れて(むしろ飽きて)おり「きゃぁ!○○君、雷怖いよ~」などと抱きついてくる女子は存在しない。せいぜい「うるさいね~」とかである。一番雷を怖がっているのは、落雷による停電でプレイ中のゲームが消える悪夢を何度も何度も見せられている小学生やヲタクたちである。
宇都宮市の中心部にある大通りを封鎖して、毎年8月の第1土曜、日曜日に大規模に行われる「ふるさと宮まつり」は、雷都の名にふさわしく、ほとんどの確率で豪雨になることが多く、それが最早名物となっているため、一部のパレード等を除き基本的に中止をしない。豪雨決行である。その為、見物人は雨対策に追われるほか、周辺の大型商業施設が避難場所的な役割に設定されている。逆に雨が降らない年はテレビ中継をしているアナウンサーやリポーターが揃いも揃って「今年は珍しく雨が降らない宮まつりで...」などと言う。訓練されすぎている。
ちなみに、栃木県が発祥地の「株式会社コジマ」は家電製品の保険にいち早く「落雷保険」を取り入れている。
東武鉄道が積極的におもちゃ工場を誘致したことによって誕生した街。住所表記は全て平仮名で「おもちゃのまち」。分かりやすい。おもちゃのまちは、1丁目から5丁目まである。同名の駅名も全て平仮名。夢のある駅になってほしいという願いを込めてるんだとか。
1990年以降は経費削減のための工場移転の影響を受け、その位置づけも変化し宇都宮市や栃木市のベッドタウンとしての役割を持つようになっている。2012年には工場の跡地などをショップが立ち並ぶ場所へと整備しているほか、おもちゃのまち団地協同組合・東武鉄道おもちゃのまち駅・周辺の商店街が「おもちゃのまち活性化推進協議会」を発足させ、シンボルキャラクターとして小学生キャラの「壬生ゆうゆ」、姉でおもちゃのまち駅員の「壬生えみこ」を誕生させた。このキャラデザインは、この地に本社を置く「トミーテック」の人気シリーズ「鉄道むすめ」のイラストレーター、みぶなつきが手掛けている。このほか12月にはおもちゃがお得に購入できる「おもちゃバザー」を開催したりしており、町の活性化に力を入れている。
余談だが、その昔ハローマック壬生店が存在していた。現在は、TOYSELTOWNおもちゃのまち本店が営業中。
おもちゃ博物館のある壬生町にある博物館の一種。2006年まで千葉県松戸市にあったが、2007年に移転。江戸時代から近年流行しているおもちゃまで様々な日本のおもちゃ(各年代の合体ロボ、プリキュアシリーズ、戦隊シリーズ、ママレンジなど)の展示のほか、世界各国で発売されたおもちゃ、さらにはエジソンの発明品の数々まで展示しており、マニアにはたまらないものがきっと見つかるミュージアム。さらに、実物大ガンダム胸像や、富野監督によるガンダム最新作品、1/144ホワイトベースもあり、これまたガンダムファンにはたまらない一品もある。
桜金造のCMで名前だけは知っているという人も多いが、経営の悪化にともない2005年に閉園されている。
現在、跡地はショッピングモール(おやまゆうえんハーヴェストウォーク)として再利用されており、中心には当時のメリーゴーランドが残されている。また、近くには温泉施設もある。
茂木町にあるサーキットコース。毎年MotoGP日本グランプリが開催されている。実はやろうと思えばF1くらい出来なくはないらしい(ただし鈴鹿と同じホンダ系列だからアレだけど)。サーキットの他は子供向けの遊び場がてんこ盛りの施設になっている。
お盆や大晦日辺りになると、花火の祭典とかいうおしゃれなイベントが開催される。
那須にある岩。九尾の狐が殺され岩となり、さらに駄目押しで砕かれたもの。周囲から有毒ガスが出ており、臭い。噴出口に顔を突っ込んで深呼吸したらやばいかもしれない。
大田原市佐良土の光丸山法輪寺境内にあるシダレザクラ。栃木の名木百選に選ばれている。当方、東方との関係はない。
大田原市に存在する水族館。地元出身であるU字工事によってネタにされたため少しは知名度が上がっている・・・はず。ネタの中でも言われている通り、館内はまず栃木の川魚→日本の川魚→世界の川魚と行き、最後にあこがれの海ゾーン…と水族館なのに川魚ばっかり展示されている。
宇都宮市は県総合公園内にある遊園地。入場は無料で、雨天時は閉園する。日本から地方アミューズメントパークが次々去り行く中、元気に生き残っているようである。栃木県民なら、幼少期に誰しも必ず一回は行くといってもいいほどの遊園地。はやぶさをモチーフにしたジェットコースターに乗れるのはここだけ。(JR東日本商品化許諾済み)
大谷石(後述)の採掘場が資料館となっている。採掘場であったため、地下にある、とてつもなく広い空間はコンサートホールや撮影ロケ場所としても使用されている。(実績:セーラー服と機関銃、特命リサーチ200X、LIAR GAME final stage など)
「自然とどうぶつとこどもたち」がテーマの動物園。運営形態としてはかなり珍しい私営の動物園。だからこそ、園内のいろんなところがちょっとぼろい。動物とのエサやりが自由だったりするので、動物との距離もやたらと近い。エサの価格は、基本的に100円。遊園地も併設しており、こちらも、古き良きアトラクションが結構ある。
空から見るとハートのような形をしている遊水池。2012年にラムサール条約に登録。この場所には元々、谷中村という村が存在していたが、渡良瀬川の洪水被害が深刻だったことから、1904(明治37)年に谷中村のあった場所を中心として遊水池を作ることを決定した。もちろん、住民からの反対はあったものの、当時の藤岡町(現:栃木市)に編入され廃村となった。現在も、谷中村は水底で眠っている。
「♪渡良瀬川の~」という歌詞でお馴染みの森高千里の「渡良瀬橋」のモチーフとなった橋が架かっている川。渡良瀬橋は実在する橋の名前で、橋の付近に2007年、歌碑が建てられた。この前に立つと歌が流れてくるらしい。
92,000m2の敷地面積を誇る園内には、県内外で有名な大藤がありシーズンになると多くの人で溢れかえる。入園料はシーズンによって異なってくるため、お出かけの際は公式サイトを必ず確認してから行くことをお勧めする。
一棟建ての観賞大温室は国内最大級の規模を誇る。ヒスイカズラやウェルウィッチアといった珍しい植物が見られる。季節に合わせた花の企画展やイベントを定期的に開催している。近くにはみかも山公園やいわふねフルーツパークがあり、遊べる場所が多い
最澄が六所宝塔(国の鎮護のために全国に6箇所ある宝塔の1つ)を建立した寺、円仁が修行した寺として有名。ライシャワー駐日大使が訪れている。
栃木市大平町にある道の駅のような施設で特産品を販売している。季節毎に地域にまつわるイベントを開催している。冬はイルミネーションが綺麗なスポット。
栃木県日光市野門地区にあるもう一つの東照宮。徳川家康の御神体と男体山三社神体が祀られている。
宇都宮市内にある寺。戦国大名宇都宮成綱が宇都宮の鬼門を鎮護するために建てた寺。江戸時代には朱塗りの赤門が建てられ、寺のシンボルとなっている。
栃木市にある岩下の新生姜についての展示やアトラクションがあるスポット
栃木市の街並みのこと。江戸時代に水運が盛んな商業都市として栄えており、「小江戸」「小京都」の両方に分類されている歴史ある街で、江戸時代の頃の古い街並みを見ることができる観光スポットである。蔵の街美術館という当時の建物を改修して使っている美術館などがある。
栃木県には特に珍しい農作物などはない。イチゴやニラ、カンピョウなどが多く生産されているが、イチゴ以外はあまり有名ではない。しかし首都圏から近いため、それなりに利用して発達している。
農水省の調査によると、カンピョウは全国一位(ダントツ)の収穫量。ほか、一位ではないもののとうがらし・クレソン・なばな・うどなどで上位の生産量を誇っている。(農林水産省 平成24年度「地域特産野菜生産状況調査」より)
酪農の観点からみると、栃木県は北海道についで全国2位の生乳生産量を誇る。
海なし県であるため、漁業は盛んではない。近年ではマスやアユなどの淡水魚が養殖されるのみである。ただ、農水省の平成17年の統計では、ドジョウとウグイが漁獲高が全国一位だったりする。
栃木県には他にはない独特な食文化がいくつか存在する。それぞれの間には特に関連性が見られず、なぜこのようになっているのかは歴史家の研究が待たれるところである。
その名の通りジャガイモの入った焼きそば。栃木市で焼きそばといったらジャガイモは必須である。なぜジャガイモが入っているかは不明(量を増やすために入れたという説もあるが、あくまで一例)。また、ジャガイモの生産量が多いわけでもない。
佐野を中心とした両毛地方で食べられているファーストフードの一種。佐野だけで20くらいのイモフライ屋がある。
蒸かしたジャガイモを一口大に切り、パン粉をつけて揚げ、ソースにサッとくぐらせたシンプルなもの。ソースは地元ソース会社のものを使う。
女工さんのおやつとして誰かが売り始めたのが始まりらしい。学生の手軽な軽食としても人気。
ただ、特にジャガイモの生産量が多いわけではない。(大切なことなので2度言いました)
個別記事「宇都宮餃子」もあります
戦時中、満州で日本軍の将校たちが餃子の製法を習得し、持ち帰ったものがはじまり。市の職員が宇都宮の年間餃子購入費が無駄に高いことに気が付き、TV局に乗っかって宣伝し有名になった。その一環として、餃子の皮で包まれたビーナスの像「餃子像(ぎょうざのぞう)」を特産の大谷石で作った。また、その縁で宇都宮市はナムコ・ナンジャタウン・池袋餃子スタジアムと姉妹都市となった。架空の都市と姉妹都市になったのは国内初らしい。
宇都宮には餃子専門店が数多く存在するが、当たり外れがあるため事前の情報収集は必須である。またチェーン店であっても店ごとに味が違うケースがあるため注意が必要だ。店によっては餃子しか売ってない(メニューが焼き・水・持ち帰り用しかない)ため餃子とビールで・・・なんてを期待していくと死ぬこともあるので覚悟しよう。
宇都宮駅に来ると餃子の匂いがするような気がするのは、きっと気のせいである。ちなみに宇都宮駅のホームでは餃子うどん(そば)が売られている。
さて、餃子の街のきっかけとも言える家計調査年報であるが、これに含まれる餃子とは生の餃子と焼き餃子のみである。冷凍餃子や外食、皮と具を買ってきて自宅で作る場合は含まれない。これは正しい餃子消費量とは言えない気がするが、あまり気にしない方針で行く。
だいぶ前に静岡県浜松市が年間餃子購入費を独自に調査した結果、浜松市の年間餃子購入費は宇都宮市の約4倍で日本一とされた。しかし、調査方法が異なるため単純に比較することはできない。家計調査年報の平成22年度版の1世帯当たり品目別支出金額(ここの11番の2枚目の371番)を見ると、宇都宮市が5020円、浜松市が3912円となっていたが、2012年度には浜松市が4670円、宇都宮市が4365円となり餃子の消費量がまさかの2位に転落してしまった。これを受け、宇都宮市の宇都宮餃子会は「餃子消費量日本一奪還イベント」を積極的に開催するも、健闘むなしく翌年も浜松市が1位となってしまう。
だがしかし、諦めない努力の結果、2014年1月31日に発表された2013年12月分の家計調査年報で、浜松市に764円の差をつけて3年ぶりの1位奪還となった。この出来事は、下野新聞が号外を出すほどに県民にとってはビッグなニュースだった。(号外裏面はこちら)
これを受けて「宇都宮餃子消費量日本一奪還感謝フェスティバル」を2014年2月に開催することを決定するも、記録的な大雪により中止することとなってしまった。
1位を奪還したのも束の間、翌年2014年分では再び浜松市に抜かれてしまう。こちらは、下野新聞の1面に掲載され、そこそこ大きなニュースになった。以降、長らく浜松市に1位の座を開け渡していたが、2017年には再び1位に返り咲いている。
カクテルの大会で優勝した人がいるというだけで、宇都宮市は「カクテルの街」を名乗っている。また、渡辺貞夫の出身地だからというだけで2001年から「ジャズの街」とも名乗っている。しかし、カクテルやジャズの似合うおしゃれな街と考えている住民は少ない。
ただ、ジャズの街を謳っているだけあって、ジャズイベントに力を入れているのは事実で、特に毎年11月頃になると市内中心部のいろいろな施設をステージとして、「ミヤ・ジャズ・イン」という北関東最大級の音楽祭が開かれる。1974年から開催されているこのイベントは、2010年以降は10万人を超える規模までのイベントとなっている。
青竹打ちの麺とさっぱりした醤油ベースのスープが特徴。土地の名水を使っていることが味の決め手とされ、よその地域に作られた系列店などで違う水を使うと味が落ちることがあるという。そのため他県ではなかなか口にすることはできない。
鹿沼ではにらそばと呼ばれるにら入りのそばが名物として知られている。
最近よく目にすることが多い「日光の天然氷」は5件の業者により作られており、その氷の味わいは格別。
普通のカキ氷よりもふわっとした触感で、なかなか溶けにくく、口どおりも良い。また、アイスクリーム頭痛になることもない、らしい。
廃校した校舎や、使われなくなったプールを使用してトラフグを養殖する事業が町おこしの一環として行われている。主に、那珂川町を中心に行われている。プールなどを利用した生け簀には、温泉が注ぎ込まれていて、海水よりも若干温かいこともあり海上養殖よりも早い1年くらいで成長する。
まだ数が少ないため一般的な市場に出回ることが少ないが、地元ではその味を楽しめるのでぜひ楽しんでみては?
あまり知られていないが、駅弁発祥の地の一つが宇都宮駅である。当初は竹の皮に包んだおにぎりと漬物だけといった代物であったが、構内で弁当を販売するというアイデアは全国に広まり、さまざまなご当地駅弁が生まれた。上でも述べたが栃木の特産物は少なく、イチゴや餃子、鮎などどれも駅弁と相性がいいとは言えないため、元祖のくせに駅弁特集などで出てくることはない。
駅弁味の陣2020の総合2位(駅弁副将軍)に栃木県の駅弁が選ばれるという快挙を遂げた。
正月に食べる佐野市の郷土料理。耳の形をしたうどんを食べることで魔除けの効果がある。
栃木県のみで栽培されている苺の品種。とちおとめやスカイベリー、とちあいかとは違い市場に出回ることは殆どない幻の苺。味はとちおとめよりも甘みが強く酸味が少ない。果肉が柔らかく水分を多く含むため、日持ちしなく運搬が難しいことが市場に出回らない理由だと言われている。
江戸時代から栃木市宮町辺りで栽培されている伝統的な特産ねぎ。江戸時代にはお歳暮用として江戸に送る風習があった。別名はダルマねぎ。下仁田ねぎと特徴が似ているが別の品種。煮物や天ぷらにすると甘みが強く美味しい。
生産者が高齢化と減少傾向な点と、F1種子の普及により品種の絶滅を危惧されている。
明治時代末辺りから県南の栃木市大平町を中心に盛んに栽培されている。現在は大平ぶどう団地を形成し、観光地として知られぶどう狩りが楽しめる。品種は巨峰が中心だが最近はシャインマスカットなども作られている。また、甘露と呼ばれるこの地域オリジナルの品種があるが作っている生産者がごく僅かしかいない。
生産量は全国3位。生産されている品種は幸水や豊水のほか、栃木県オリジナル品種のにっこり。にっこりは非常に大粒で糖度が高く果汁が多い。
宇都宮餃子やにらそばにも使われている。栃木県で栽培されてる主な品種はスーパーグリーンベルト、なかみどり、きぬみどりなど。かつては全国一の生産量だったが、現在は高知県に1位の座を開け渡している状態で、1位奪還に燃えている。栃木県は平成29年にゆめみどりと呼ばれる生産性の優れた新品種を品種登録し、日本一奪還を目指す。主な産地は鹿沼市、大田原市、上三川町など
栃木市大平町では元気にらと呼ばれる高品質なブランドにらが栽培されている。
栃木市大平町の元気にらを麺に練り込んだラーメン。緑色の麺とにらの風味が特徴。とちぎ小江戸ブランドの1つ。
石焼きビビンバのように熱々の石鍋の容器に入ったラーメン。最後まで熱々の状態で食べられ、熱された麺や野菜が旨みを引き立てる。シメにご飯を石鍋に投入しておじやにして食べるのが通。2004年以降、栃木県出身の企業BLOOM株式会社が石焼らーめん火山を県内中心に展開している。
結城紬は茨城県・栃木県で生産される絹織物で、国の重要無形文化財に指定されている。
実は茨城県の結城市周辺よりも栃木県の方が生産量が多い。そもそも小山市周辺と結城市周辺はかつて小山氏の支配下にあり、やがて台頭してきた結城氏も小山氏の分家であるため特に不思議なことではない。小山には現在でも養蚕のための桑畑が数多く存在する。
宇都宮市の大谷町周辺で採掘される石材。軟らかく加工がしやすく、軽量であるため様々な用途に使用されてきた。帝国ホテルの建材として利用され、関東大震災を耐え抜いたことで知られる。現在ではおもに装飾用として用いられることが多くなっている。
益子氏町周辺で作られる陶器の一種。土色の野暮ったい風合いが特徴。高級なものにはなんだか綺麗なものもあるが、買ったことがないのでよく分からない。遠足で絵付けもしくは陶器づくりを行うのは基本。
年に2回開かれる陶器市は計50万人もが訪れ、駐車場を探すのが非常に困難になる。
栃木を愛してやまないU字工事の益子と名前が同じだけで特に関係無いが、ネタにすることもある。
江戸時代初期に作られた日光東照宮の建設によって全国から技術者が日光に集まった。その際、本業の傍らでタンスや盆、机を土産物として作るようになったのがきっかけらしい。彫るのにはひっかきと呼ばれる日光三角刀を用いて木地を模様としてひっかき彫り、浮かし彫り、沈み彫り、透かし彫り、丸彫りなどがある。モチーフとなるのは植物が多く、牡丹、ミズバショウ、ニッコウキスゲなどが多い。
また、この日光彫の容器を使った駅弁が販売されている。その名も「日光埋蔵金弁当」。価格は1,550円、1万円、3万円、5万円、10万円、15万円(以上全て税別)まで。
ガーデニングが趣味の人であれば知らない人はいないはず。ずばり出土した地名が由来となっている軽石。土と言ってるけど軽石である。通気性や保水性が高く、強い酸性土でもあることからサツキなどのツツジ科の植物や東洋ランなどの植物栽培に用いられる。水分を含むと黄色くなり、乾けば白くなるという特徴から園芸で重宝されている。
栃木市岩舟町の岩船山から採掘される石材。江戸時代から採掘され、古河城や県庁堀などに使われた。JR岩舟駅の近くに岩舟石の資料館があり、岩舟石の歴史を学ぶことができる。
栃木市岩舟町周辺で作られる陶器の一種。三毳山付近の鉄分が多い土を使って作陶する素朴さが売りの焼き物。三毳山周辺では平安時代から焼き物が盛んで国分寺や国分尼寺の屋根瓦や、植木鉢等の土器が製作されていた。県指定伝統工芸品、とちぎ小江戸ブランドに指定されている。
栃木で話される方言である。一口に栃木弁といっても地域差が大きく、話すだけで大体の出身地がわかるらしい。首都圏に近いためか共通語化が著しく、継承者の減少を危惧する声もある。
栃木弁は無アクセントと呼ばれ、アクセントが無いことが特徴である。たとえば「雨」と「飴」は発音がまったく同じである。というより、アクセントで単語を識別をするという思想が存在しない。その気になれば識別できるが、意識しなければならず後ろが上がる「アメ」はどっちだっけ?ってなる。そのため栃木人は訛が取れにくいと言われる。
また、尻上がりになるイントネーションの多用も特徴の一つである。特に疑問文ではそれが顕著に現れる。ただし、本人たちは大体気づいてないことが多い。
とりあえず、U字工事の漫才を浮かべたらよい。だいたいわかった気にはなるから。
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長らくスポーツへの関心が薄かった栃木県であるが、2000年代以降栃木県を本拠地とするプロスポーツチームが増加している。各チームには、県内の企業がスポンサーとして名を連ねている。
グリーンスタジアムに本拠地を置くサッカークラブ。U字工事が熱心なサポーターであり度々コントに出すサッカークラブであるので知っている人は多いだろう。2009年のJ参入後発クラブの一つで同期はJ3カターレ富山とJ2ファジアーノ岡山。
J2に昇格して以降、パウリーニョ(湘南)やクリスティアーノ(甲府)など、J1級の有力外国人や実力がある選手を次々に獲得、一時期はJ2でも上位につけるだけの強さだったが、東京埼玉のベッドタウンであり大きな地元スポンサーがない栃木県においてスポンサーの獲得に苦慮。最終的には莫大な赤字を作ってしまい、赤字解消のために緊縮財源化、そして一気に弱体化してしまった。
そういった苦しい財政であったため、2015年シーズンにJ2で最下位となりJ3降格。2016年はJ2昇格を目指したものの夢かなわず。しかし、2017年シーズンは2位という成績で見事J2に昇格している。
同じく栃木県にあるサッカークラブ。こちらはJFL(4部リーグ相当)所属で、将来的なJリーグ加盟を目指している。県民から見ても影が薄いので省略する。
ブレックスアリーナ宇都宮、日環アリーナ栃木を本拠地とするバスケットボールチーム。
2007年に発足しJBL2に加入。同年JBL2で優勝し、翌年からはJBLに昇格した。2016年からは国内のバスケットボールリーグが1つになって誕生した「Bリーグ」の1部・東地区に所属し、同年Bリーグ初代王者となる。
日本初のNBA選手である田臥勇太選手が所属していることもあり、かなり強いことでも知られている。
2020年7月にリンク栃木ブレックスから宇都宮ブレックスに改称した。
日光霧降アイスアリーナを本拠地とするアイスホッケークラブ。1999年に発足したプロチームで県内では最古参の部類に入る。
発足当時から資金難に悩まされ、幾度も存続の危機に立たされているが市民や行政からの支援により何度も助けられているチーム。現在は日本唯一のアイスホッケーのプロチームとなっており、アジアリーグアイスホッケーに所属し、国内はもちろん世界も相手にしている。
宇都宮を本拠地とするプロサイクルロードレースチーム。2008年に誕生し、翌シーズンからレースに参戦。
日本初の地域密着型プロサイクルロードレースチームとして発足し、サイクルロードレースをプロスポーツとして認知・定着化させることを目標に活動している。チーム名は雷が多い宇都宮が本拠地であることから「稲妻が輝く」を意味するドイツ語「Blizen」に由来している。
このチームが発足してから、宇都宮では自転車をもうプッシュするようになっている。また、自転車レールを題材にした作品『弱虫ペダル』とのコラボも実施している。
ちなみに、宇都宮市では1992年から「ジャパンカップサイクルロードレース」が開催されている。チームが発足した2008年からはレースのグレードが「1.HC(ワンデイレース・超級カテゴリ)に昇格され、日本最高峰のレースとして位置づけられている。
那須地区を本拠地とするプロサイクルロードレースチーム。2012年に発足した観光地での地域密着型チーム。
ドイツ語で「風が強く吹く」という意味の「Blasen」をチーム名に冠し、風が強いことでも知られる那須地域で国内のロードレースシーンに新たな風を巻き起こすという意味が込められているらしい。
栃木県全域を本拠地とする野球チーム。2016年に発足し、翌シーズンからルートインBCリーグに参戦。
チームカラーは「金」を用いており、チーム名の由来の一つにもなっている。「BRAVES」は「栃木の勇者として県民に勇気と希望を与える球団になってほしい」という理由があるらしい。
2018年には元NBP選手の村田修一が、2022年にはお笑い芸人のティモンディ高岸宏行が選手として加入したこともありかなりの注目を浴びる。なお、前者は9月9日の試合をもって野球人生から引退している。
6月15日、この日は給食でマスコットキャラのシールが貼られたゼリーが出る。
この日になった理由は、栃木県と宇都宮県が1873年(明治6年)に合併し、おおむね今の形となったから(なお、1876年(明治9年)に東毛三郡(太田市や桐生市など)が栃木県を離脱し、群馬県に合流した)。
いくつかの県営の施設が無料になるが、学校や職場は特に休みにならないためあまり意味がない気がする。
また、休みにならないので、県民も忘れかけている気がする。
ゆるキャラブームが話題になったあたりから、各自治体・組織・団体がこぞってゆるキャラを生み出しており、現在栃木県内のゆるキャラたちを総称して「とちキャラーズ」と呼んでいるが、そこに含まれているキャラだけでも48組61体いるほか、栃木県が管轄しているキャラクターでも38体いる(一部とちキャラーズとの重複あり)。実際にはもう少し多い・・・気がする。
皆さんも知っているであろう、ゆるキャラグランプリ2013で1位を獲得した「さのまる」は佐野市のゆるキャラ。県内でゆるキャラが多い市町村は栃木市と日光市が良い勝負(それぞれ5組)。また、とちキャラーズの中心的存在で、元々は県内で開催された国体のイメージキャラクターであった「とちまるくん」もいる。ただし、ゆるキャラグランプリではさのまるを始めとして、他の県内キャラに負けていたりする。
なお、とちキャラーズはイベントへの出演を積極的に行なっており、栃木県もゆるキャラの活動にかなり力を入れている。ちなみに、ゆるキャラグランプリ2014では県内から33体参戦している。
近年は栃木市のゆるキャラ「とち介」が奮闘しており、初登場のゆるキャラグランプリ2014で総合8位、ゆるキャラグランプリ2015で総合6位を獲得している。
ごちうさのOPである「ノーポイッ!」のテンプレの一つでもある「ほら栃木県」。これは単なる空耳であり、栃木県、自治体とは何の関係もない。まあこのテンプレで栃木県イメージアップができたらいい話だが。ちなみにこの空耳の別の読み取り方でもある「ほら高知来て」もある。
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掲示板
481 ななしのよっしん
2024/10/07(月) 19:28:24 ID: SGPDJ0/mOM
もうこれ警告した方がいいな。
知る人は既に知ってると思うが、安倍晋三@基本情報技術者試験合格者を必ず編集してる複垢使い(今はゲスト)が栃木県関係の記事を編集するが、必ず動画がないことが多い。
編集するとしたら気を付けて。
482 ななしのよっしん
2024/11/18(月) 08:33:04 ID: 0FFYMPDTcJ
483 ななしのよっしん
2024/12/20(金) 01:20:50 ID: gXeKUzZboL
例のイチゴ農家はこんなことになってもうイチゴ栽培できないでしょ
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最終更新:2025/01/01(水) 14:00
最終更新:2025/01/01(水) 13:00
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