小隊とは (ショウタイとは) [単語記事]

小隊とは、軍隊・警察などで使用される構成部隊の1つ。おそらく日本で一番知られてる部隊編制。
英語ではPlatoon(プラトーン)と呼ばれる。

軍隊における小隊

小隊とは、軍隊において士官(自衛隊における幹部)が指揮する最少の部隊である。

その為、小隊以下の部隊は基本的に下士官(自衛隊における曹)が指揮している。
士官学校を出た新米士官が初めて指揮官となるのも小隊である。

フィクションにおける小隊

フィクションの世界においても、小隊は魅力的なキャラクターを配置するのに多すぎず少なすぎない人数のようで、兵士同士の人間ドラマを描いた作品などに採用されやすい。
また、前述の通り士官学校を出た士官が任官後、初めて指揮官を務める部隊でもある為、新たに配属された主人公の新米士官と、部隊の古参兵であるベテラン下士官との衝突、部下の死、そしてそれを通して成長していく主人公などを描く際などにも用いられている。

また、リアルロボット作品においても主人公機の目覚ましい活躍や僚機との連携、ライバル部隊との対抗戦などのエピソードを描きやすいため、ロボット数機の小隊が編制されることが多い。
ただし、それらに登場するロボットの多くは陸上兵器であるのだが、小隊の編制は陸軍戦車小隊式の4機編制ではなく、何故か空軍航空小隊式の3機編制が採用されることが多い。
さらに、どう考えても戦車や航空機などより複雑に見えるロボットでも、それらを整備する様子や整備員を務めるキャラクターたちが描かれている作品はあまり多くない。と言うか描かれてる方が珍しい。
(最近はそこそこ増えてきたけど。)