『ラジアータ ストーリーズ(RADIATA†STORIES)』とは、スクウェア・エニックスより2005年1月27日に販売されたPS2用RPGである。
開発にヴァルキリープロファイルやスターオーシャン3を手がけたトライエースが担当している。
概要
キャッチコピーは「変わる世界と、変わらぬ想い」。主題歌は玉置成実の「Fortune」。
亜大陸"トゥトアス"、そこに位置する「人間の王国・ラジアータ」や「エルフの里・緑森京」をベースに物語が展開する。
トゥトアスで生活しているキャラクターは約400人、それぞれ独自のタイムスケジュールを持って登場し、そのうち177人を仲間にして戦闘に参加させる事ができるシステムを搭載している。
前半は騎士団に所属して任務に従事したり、ギルドに所属して依頼をこなしたりと、比較的自由度が高いが、主人公ジャックの決断により、ストーリーは大きく分岐する。そしてトゥトアスの命運を巡る大きな流れに巻き込まれていく事になる。
絵本調のやわらかなグラフィックと岩垂徳行が奏でる和やかなBGM、テンポの良い台詞回しなどが特徴的。特に戦闘曲は随一の人気を誇り、powerful_enermy!!やGloomy Dance、隠しダンジョンのボス曲といった後半戦の曲の人気が高い。
ストーリー(ネタバレ注意)
「水龍殺し」の英雄を父に持つ少年ジャックは、自身も父のような騎士になりたいと憧れ王国騎士団のセレクション(選抜試験)を受ける。だが同じくセレクションに出席していた斧使いの少女リドリーにあっけなく敗れてしまう。
しかし龍殺しの息子であることを買われ、お情けで王国騎士団への加入を許される。
ガンツが指揮を執る「桃色豚闘士団(ローズ・コション)」にリドリーと共に配属されたジャックは着々と任務をこなすが、ある任務の際にリドリーが瀕死の重傷を負ってしまう。ジャックには知らされなかったが、実はリドリーはラジアータ王国の大貴族ジャスネの愛娘であった。
エルフ達の必死の助力によってリドリーは一命を取りとめるものの、愛娘を虫の息にされて激怒したジャスネによってジャックはガンツ共々王国騎士団をクビになってしまう。ジャックは城下町の戦士ギルドに身を寄せることになり、そこで仕事をこなしつつ食いつなぐ日々を送る。
やがてラジアータ中に原因不明の狂化病「アルガンダース」が蔓延し、王国に陰りが見え始めると、これに焦った貴族たちは功を競おうとしてドワーフ族の都市を襲撃。守護神だった「地龍」を倒し、ドワーフ達を虐殺してしまう。これに妖精たちは激怒し、両者は不穏になる。
その最中、騎士団に残ったリドリーがジャックを訪ね、自身の身体に起きている異常についてエルフ族の長老に相談しに行くという。
ここで「リドリーについていくかどうか」という決断が、この先のストーリーを「人間編」と「妖精編」に分ける。
評価
久しく忘れられていたファンタジー的世界観、スターオーシャンシリーズなどで定評のあるトライエースの新作ということで、前評判はかなり高かった。しかし、以下の理由により発売当初は「ガッカリゲーに限りなく近いクソゲー」と判定され、KotYにノミネートされた。
こういった評価もあり発売当時は不振を蒙ったが、それはラジアータの宣伝がうますぎて、シナリオが万人受けしないからだという見方もあり、ゲーム単体で見ればクソゲーではないという評価が多い。こちらも参照。
個性的なキャラクターと前中盤のほのぼのとした雰囲気に惚れ込んだファンもいる。
なお発売前の段階では、「The 8th CESA GAME AWARDS FUTURE」を受賞している。
他媒体について
PVやCMを見て購入を検討するのも良いが、その際にいくつか気をつけなければならないことがある。
アニメーション
PVおよびCMにてProduction I.G制作のアニメーションが流れたが、このアニメーションは元より宣伝"のみ"のために制作されたものであり、ゲーム中で流れることはない。
スクウェア・エニックスも発売前からそう公言していたが、購入者たちに十分に伝わっていなかったようで、ゲーム中でアニメーションを見られないことへの批判が少なからず発生した。
ジャックの台詞
「それで世界が救われるなら……、俺はリドリー、お前を!」
数パターンあるCMの内のいくつかで発せられる、ジャックの台詞である。この台詞の最後の部分で、ジャックがリドリーに剣を向けているアニメーション(このシーンは静止画)が見られる。しかしこの台詞はゲーム中には登場せず、ジャックとリドリーが本格的な殺し合いに至ったり、ジャック自身がリドリーを手に掛けることもない。
ヒロインとの敵対という展開から来る苦悩・葛藤、そしてそれをどう解決していくか、という部分に期待したプレイヤーにしてみれば、この消化不良な本編後半は詐欺に近い。
漫画版
漫画版の外伝作品『The Epic of JACK』『The Song of RIDLEY』では、人間編と妖精編のありえたかもしれないトゥルーエンドが記されている。興味がある場合は古本屋で探してみよう。
登場人物
主要キャラクター
- ジャック・ラッセル (CV:竹内順子)
- 本編の主人公。16歳。
「竜殺し」ケアン・ラッセルを父親とし、父親に憧れて騎士を目指す少年。言動はややコミカルな要素もあるが、RPGの主人公らしくまっすぐな性格。プレイヤーは彼の「よっしゃ!」という台詞を、幾度となく聞かされることになる。
- 本作の主人公だが、同時にネタ方面でも有名。特にリクルートスーツやロボスーツによる奇天烈な着せ替えと、アクセサリ「レプラコーン」を装備時に顕著な"競歩"など、彼自身の軽い性格もあって色々突っ込みどころがある。
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- リドリー・ティンバーレイク (CV:小林沙苗)
- 本編のヒロイン。16歳。
良家"北方大鷹"ティンバーレイク家の門主ジャスネ・コルトンの一人娘で、幼いころから騎士になるべく育てられてきた。豪快に両手斧をぶん回して攻撃する。
ある事件がきっかけで"器"に選ばれ、大きな運命を背負い込むことになる。
金髪ツインテールということで、当時流行り始めた「ツンデレ」かと思われたが、実際のところは「クーデレ」に近く、さらに妖精編では妖怪ヤンデレデレに変貌する。
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- ガンツ・ロートシルト (CV:斉藤瑞樹)
- 28歳。「桃色豚闘士団(ローズ・コション)」の団長であり、騎士団時代のジャックとリドリーの上司。
名門”西方獅子"ロートシルト家の長男であり、王国騎士団最強と謳われたガウェイン・ロートシルトを父に持つ。だが、その威厳を感じさせないのは本人の人柄故か、父親の存在故か。その物腰とヒゲと太った体型のせいで実年齢より老けて見える。
あまり表には出さないが、ジャックに対しては父親同士のことに関して負い目がある模様。
主要キャラクターの縁者
- エアデール・ラッセル (CV:半場友恵)
- ジャックの姉にして、騎士の娘。23歳。
両親を早くに亡くしたため、ジャックを女手一つで育ててきた。ジャックの剣の師匠でもある。
後に仲間キャラクターとして戦闘に駆り出せるが、素手一丁で竜を屠らんという、ある意味剛の者な戦い方を見せる。
仲間になっても剣を持たないのは似たような立場で徒手空拳をやっていた師匠にあやかったのだろうか…。
- ケアン・ラッセル
- ジャックのパパ。白色近衛騎士団団長。
かつて王国に現れた水龍を討ち取ったことで「龍殺し」の称号を与えられた英雄。しかし龍を退治した直後に行方不明となる。
隠しダンジョンで敵として登場するが、その性格は良くも悪くも「この親にしてあの子あり」である。
- ガウェイン・ロートシルト (CV:茶風林)
- ガンツの父親。赤色獅子騎士団団長にして”西方獅子"ロートシルト家の家長でもあり、ケアンの同僚でもある。
親友であったケアンが龍退治の直後に行方不明になると、それを追うように行方不明となる。
しかし、後に意外な局面で世に再び姿を現す…妖精の騎士として、人類の敵として。
- ジャスネ・コルトン (CV:緒方賢一)
- リドリーの父親。ラジアータ王国の家老にして"北方大鷹"ティンバーレイク家の婿養子。
リドリーと姓が違うのは、「ティンバーレイク」の血筋は妻の方にあり、血縁のものにしか姓名を名乗れないため。
その顔立ちは、一言で表すなら「老けたアンパンマン」。意外と常識人なのだが、リドリーを溺愛するあまりジャックに辛く当たる。
ラジアータ王国関係者(非仲間キャラクター)
- サルート・ラークス (CV:大西健晴)
- 王国宰相にして騎士団の総参謀長という、王国内でも随一の権力を持つ良識人。
平民の出身でありながら、若くして王国のNo.2にまで登り詰めた。人柄、能力共に多くの人から高く評価されている。
常に現実的で冷静な判断を下す。
- クロス・ワード (CV:成田剣)
- 19歳。若くして「黒色山羊槍士団(ノワール・ジュベール)」の団長を任される。
非常に好戦的で利己的な性格で、それが原因となり様々な問題を引き起こすことになる。
リドリーの婚約者であり、ジャックのライバル的存在。
- ルシオン・ヒューイット (CV:宮本充)
- 王国に仕える謎の人物。役職不明。過去の伝承に精通している。
実はある存在の化身であり、のちのち大きな影響を及ぼしてくる。
ラジアータ王国関係者(仲間可キャラクター)
- ナツメ・ナギ (CV:堀江由衣)
- 20歳。女性の身でありながら「紫色山猫剣士団(ヴィオレ・シャソバージュ)」の団長。
騎士としての能力に恵まれているが、ジャスネを慕っており、男の趣味はあまりよくない。
風属性・マヒ効果のある剣を高速で振りまくるため風・マヒ耐性のない敵にはめっぽう強い。しかし実力はエルウェンに劣る。
- ダイナス
- 王国のすべての騎士団を統括する将軍であり、ガヴェイン譲りの鉄球の使い手。ジャック曰く、「かっこいいなぁ。……ハゲなのに。」
ある人間編のイベント戦闘が始まる際、仲間が3人以下の時に助太刀する。鉄球を振り回して敵を撲殺する様はまさに将軍。戦闘が終わると抜けてしまい、その後二度と仲間にならないため、仲間図鑑を埋める際の穴になりやすいキャラクターでもある。
- チャーリー
- ラジアータ王国騎士団の団員。ひげ面だが、一応男性。
むさくるしい男を嫌い、「カワイくてマッチョな男のコ」が大好きで、しばしば女子便所で用を足すという真性の危ない人。仲間になる理由もジャックの(アッー!!)を狙うためというとてもアレ的な理由から。能力は並だが混乱効果のある投げキッスを攻撃に使う。
ちなみに、作中「特定の女性キャラクターと花火を見ながらデートする」というイベントではなぜかチャーリーから誘われる時も…!
- ゼラニウム&トニー
- 王国を徘徊し、ゴミをあさったり下水道に寝泊まりする謎の人物。
だがどうやら両者ともに元騎士団員だったらしく、特にゼラニウムは特殊効果こそないものの鉄パイプを得物にスキのない攻撃を連発し、ステータスの伸びもやたら強いという、どこぞの鉄パイプでディフレクトする酔っぱらい並の能力を秘めている。
戦士ギルド「テアトル・ヴァンクール」
- エルウェン (CV:岡田佐知恵)
- テアトル・ヴァンクールの大隊長にして、一番隊の隊長。
顔を含む全身を鎧で覆っており姿は見えないが、節々から女性であること、数百年前の伝説の勇者にゆかりのある人物だということがわかる。全能力が非常に高く、神に最も近い存在である。反面、仲間にするには1対1の勝負で勝たねばならず、非常に苦労する。
- ジェラルド (CV:石塚運昇)
- テアトルの副隊長にして、二番隊"ツヴァイト"の隊長。
二刀流の剣士で、片目に眼帯をしている。盗賊ギルドのノクターンとは、過去に何かあった模様。攻防に強く、風剣と火剣の二刀流でガンガン切りまくり、指示はなんでも聞き入れるという、金縛りと混乱に耐性がないこと以外は非常に強いキャラクター。
- ジャーバス (CV:西凛太郎)
- テアトルの副兵長にして、六番隊"ヘクトン"の隊長。騎士団を追い出され、戦士ギルドに入会した際のジャックの上司。
独身で酒浸りで貧乏の上、ヘクトンへ舞い込んだ依頼もジャックに手柄を取られて日干し寸前という、ガンツとは正反対の生活をしている。しかし義理人情に厚く潜在能力もそこそこ高いため、仲間にすればそれなりの戦力になる。
- スター
- テアトルのオフィス地下で暮らしているものの、テアトルには所属していない謎の男。
元貴族の子弟だったが家を出て騎士団セレクションに出願、9回の落選を経てセレクション通過を夢見ながらテアトルのトイレ掃除で糊口をしのいでいる立派なんだか分からない人物。全能力が低く、技の2/4が無防備な姿を晒し、しかして余人には扱えない必殺技(ボルティブレイク)を習得しているという、どこかの我道拳の使い手みたいなことになっている。
盗賊ギルド「ヴォイド・コミュニティー」
- オルトロス
- ヴォイド・コミュニティーの"表向きの"トップ。王国から莫大な懸賞金をかけられている。
一癖も二癖もあるヴォイド構成員の中ではかなり強そうな印象を受ける彼だが、いざ戦いに繰り出すと高笑いでスキだらけの姿を晒すという、他のギルドの顔役どころか部下のノクターンと比べても残念な性能になっている。
- ノクターン
- ヴォイドの舎弟頭。かつては戦士ギルドに籍を置き、ジェラルドと並び称された凄腕の大剣使いだった。
加入条件は厳しいが、仲間に入れることができればジェラルドと共に中盤で多大な戦力となってくれる。
- ヘルツ
- ヴォイドの構成員にして変装術の達人。
仲間にする条件が一際難しく、変装している当人を仲間に入れて変装中のヘルツに話しかけ、ヘルツを撃退するということを3回こなさなければならない。能力は並だが素早い攻撃と成功確率の高い盗み、そしてドロップ品入手確率を上げる招き猫を装備している。
- リンカ (CV:佐藤ゆうこ)
- テアトルの情報収集を任されていたヴォイドの構成員。後に騎士団をクビになったガンツを拾う。
コテツという息子がいる。夫はかつて騎士であったが、亡くなっている。子持ちであるものの作中随一の戦闘力(胸囲)を持つ。
魔術ギルド「ヴァレス魔術学院」
- カーティス
- ヴァレス魔法学院の"表向きの"トップ(副学長)。
いかにも魔法使いっぽい格好をしたお爺ちゃん。名砲"アレス・スルト"から放たれる火の大魔法は炎上効果もあり非常に強力。ラジアータの魔法にはMPなんていうこせこせした概念がないため、仲間にした時点で大爆殺祭りが花開く。
- ジーニアス・ヴァイスハイト (CV:武内健)
- 17歳。いわゆる天才児であり、7歳のとき史上最年少で学院に入学。現在は学院教授。
妖精の研究を専門としており、その関係でジャックたちと関わることになる。得物の魔砲"アビス"は彼自身の手によって3つの魔法が使えるように改造されており、幸運以外の能力も悪くない。しかし姿や眼鏡が何となくあの変態を想像させる。そういえば学院の名前も…
- レオナ・ヴァイスハイト (CV:又吉愛)
- ジーニアスの妹。魔術学院の生徒。
初代学長が遺した古代魔術書を読み明かした才媛であり、戦闘中でも魔術書に記された古代魔法を使いこなす。が戦闘中であっても本を読みふけってしばらく行動しないことがあり、兄に勝ることはない。
- コーネリア (CV:玉置成実)
- 主題歌を歌う玉置成実をモデルにしたキャラクターで、CVも彼女自身が当てている。
いわゆる魔法少女属性を持っており、変身魔法への才能を生かして昼間は学院に通う「コーネリア」、夜は裏街の歌姫「ナミ・タマキ」として活動している。だがその性能は………ある意味本作の「いてもいなくてもいい177人」の被害者の1人ともいえる。
僧侶ギルド「神聖オラシオン教団」
- カイン
- 神聖オラシオン教団の教皇。
彼がある石を取ってくるようジャックに依頼し、それをジャックに託すことが物語を大きく動かす。貴重な全体回復の奇跡を持っており、奇跡の発現においてもMPのようなケチケチした概念はないため非常に使い勝手がいい。
- アナスタシア (CV:堀越真己)
- 王国の大貴族"東方山猫"ライアン家の当主にして教団の新体制派である「アナスタシア派」トップ。
人間離れしたルックスを持つが、単体70%回復の奇跡に範囲攻撃技2つ(しかも状態異常化あり)の奇跡と、後衛の技としては結構強いものを揃えている。だが指示を全く聞かない上にいくらLvが上がっても防御は0という弱点を抱えており、色々な意味で使いづらい。
- フェルナンド
- 教団の旧体制派である「フェルナンド派」トップ。
やや古風で頑固なところもあるが、元気で健康的なお爺ちゃん。攻防共に強く、単体70%回復の奇跡が発現でき非の打ち所がない。
- ゴドウィン
- 老いてなお日々を鍛錬とし、青空学校を開いて子供たちに様々なことを教授する悠々自適なお爺ちゃん二号。
見た目は質素なものの教団内でも屈指の拳術の達人であり、弱いながらも全体回復の奇跡を発現できる凄腕のモンク。カイン・フェルナンド・ゴドウィンの僧侶オンリーチームは普通に強い。
妖精
- ザイン (CV:佐藤晴男)
- ライトエルフの長老。
非常に人間を毛嫌いしているが、ある2人の人間とは親友と呼べる関係にある。
- ノゲイラ (CV:鈴木千尋)
- ダークエルフの長老。ただし、自身はライトエルフ。
ザインの兄であるが、弟とは違い人間たちにも寛容な性格。
- ギル
- ライトエルフの英雄。
ジャックと間接的な関係を持っており、それは人間編では匂わせる程度だが、妖精編で明かされる。
- ブラッキー&ゴーブリ
- ブラックゴブリン族の族長とグリーンゴブリン族の族長(の幽霊)。両者とも人間並みに能力が高く、必殺技(ボルティブレイク)を持っているため、妖精族の中ではなかなか強い。
龍
トゥトアスの生命を守護する強大な存在。
実際にはそれぞれちゃんとした名前を持っているが、その一部はネタバレに繋がるため、ここでは伏せておく。
- 水龍
- オークを守護する存在。二つの頭を持っている。ストーリー本編で戦う機会はないが、隠しダンジョンで戦うことができる。
本編のオープニングムービーはラジアータに現れた水龍とケアンとの戦いの場面であり、そのド迫力は一見の価値がある。
- 地龍
- ドワーフを守護する存在。ストーリー本編で戦う機会はないが、隠しダンジョンで戦うことができる。登場してすぐ退場という、不遇の龍。
- 火龍
- ゴブリンを守護する存在。人間編ではストーリー本編で戦う機会があり、隠しダンジョンでも戦える。ストーリー自体にもかなり深く関わってくる。
- 風龍
- エルフを守護する存在。人間編ではストーリー本編で戦う機会があるが妖精編ではいつの間にか戦争中にやられている。隠しダンジョンでも戦える。
- 金龍・銀龍
- 対をなし、人間を守護する存在。金龍は隠しダンジョンで、銀龍はストーリー本編で戦うことができる。
この2体の龍の存在とその役割が、ある意味ストーリー設定の根幹を成している。
- 珍龍ラジアン
- 上記全ての龍の最上位に位置する珍(奇な)龍。トライエース恒例の悪ふざけここに極まれりといった感じのふざけた容姿が特徴。でもなんだかんだ言って隠しボスであり、大量の状態異常攻撃を操ってジャックたちを苦しめる。
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