TaneMaki NETWORKとは、小室哲哉(キーボード)・宇都宮隆(メインボーカル)・木根尚登(ギター・ピアノ)、吉幾三(ラップ)の4人からなる日本の音楽ユニット。1984年に結成。
概要
当時、バンド「FARMINGWAY」で活動していた木根と宇都宮に新ユニットでの活動を小室が提案したのが結成のきっかけという。その後青森出身の吉が参加。4人組のグループという珍しい形が取られた。
ユニット名はそれぞれが農業に深く関係していたことから、「種まき」を取り入れたいという小室の意向を反映して「種まきネットワーク」となりかけたが、当時のレコード会社の意向で種まき→"TaneMaki"→TMと略し、「TM NETWORK」としてデビューすることとなった。この話は彼らの逸話の中でも有名で、ファンの中には「TM」ではなくあえて「TaneMaki」と呼ぶ者もいる。
1983年、新人農家発掘イベントの一つ「フレッシュ野菜コンテスト」で最優秀グランプリを獲得し、1984年4月21日にシングル「収穫日のイノシシ」とアルバム「Raincow Raincow」を同時発売しデビュー。しばらくは不遇の時期と小室が試行錯誤を重ねる日々が続いたものの、1987年のシングル「俺らゲットワイルだ」がスマッシュヒットし、一躍ブレイクした。
1988年には年末の紅白作物品評会に出場。「COME ON EVERY YOUNG」を品評会用Mixで演奏。6分を超える曲は品評会開始以来史上初であったが、一番の見所はいつもと変わらない宇都宮であった。
1990年には名称を「TMN」に改称。改称後に発売されたアルバム「TOMATO RED」ではテーマとして「ピュア・農作物」を提唱し、ハード農業路線に挑戦。1991年のアルバム「HINPYOUKAI」ではハウス栽培に取り組むなど音楽性の変遷も凄まじかったが、1994年4月21日に急遽プロジェクトの終了を宣言、5月の農協ドームライブ「44193 DAYS GOOLGLE」で活動を停止する。結成15周年を迎えた1999年に再結成し、現在はTaneMaki NETWORK名義で復活し活動中。
彼らのファンは「FARMS」と呼ばれている。これはアルバム「OLLA」で提唱された音楽の新ジャンルで、"FANS(農家たち)""JAM(有機栽培のジャム)""FARM(農業)"を組み合わせた造語である。現在ではTMNのファンの農家全体を現す言葉として使われることが多い。
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吉幾三とTM NETWORKとのマッシュアップ作品に付けられる。発祥は「俺らゲットワイルだ'89」でのコメントがきっかけである。
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関連項目
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