東海環状自動車道(とうかいかんじょうじどうしゃどう)とは、愛知県豊田市の豊田東JCTから、三重県四日市市の新四日市JCTに至る、高速道路(国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路))である。中部地方、東海地方の高速道路の1つ。略称は「東海環状道(とうかいかんじょうどう)」。全線が国道475号に指定されている。路線番号は C3 。
現在、豊田東JCT - 山県IC、大野神戸IC - 養老IC、大安IC - 新四日市JCTが開通している。
概要
自動車専用道路 (有料) |
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C3 東海環状自動車道 | |
基本情報 | |
総距離 | 100.4km(開通済) 152.7km(全通時) |
開通年 | 2005年 - |
起点 | 愛知県豊田市 |
終点 | 三重県四日市市 |
道路テンプレート |
愛知県・岐阜県・三重県を環状に結ぶ高速道路の1つ。同地域の同様の高速道路として、名古屋第二環状自動車道と名古屋高速都心環状線がある。環状道路であるため、上り線や下り線とは言わず、豊田東JCTから新四日市JCTへの方面を内回り、新四日市JCTから豊田東JCTへの方面を外回りと称す。
当道路の開通により、東名高速道路から中央道・東海北陸道へのルートが東名経由と東海環状道経由の2本となり、ダブルネットワークが形成された。
2016年2月の新東名高速道路開通と同時に豊田東JCTで接続し、同年8月に新四日市JCTで新名神高速道路に接続した。
1994年に公募で名付けられた「MAGロード(まぐろーど)」という愛称が設定されている。「MAG」は「MIE(三重)」、「AICHI(愛知)」、「GIFU(岐阜)」と、東海環状道が通過する各県のローマ字の頭文字が由来。しかし、他の高速道路の愛称同様、あまり浸透していない状況である。
また、先に開通した東海北陸自動車道と名称が紛らわしいため、案内では「東海」の文字を小さくして「環状道」を強調するようにしている。
通過する自治体
愛知県
岐阜県
多治見市 - 土岐市 - 可児市 - 可児郡御嵩町 - 可児市 - 可児郡御嵩町 - 可児市 - 加茂郡八百津町 - 美濃加茂市 - 加茂郡川辺町 - 美濃加茂市 - 加茂郡富加町 - 関市 - 美濃市 - 関市 - 岐阜市 - 山県市 - 岐阜市 - 本巣市 - 揖斐郡大野町 - 安八郡神戸町 - 大垣市 - 養老郡養老町 - 海津市
三重県
接続高速道路
- E1A 伊勢湾岸自動車道(豊田東JCT)
- E1A 新東名高速道路(豊田東JCT)
- E19 中央自動車道(土岐JCT)
- E41 東海北陸自動車道(美濃関JCT)
- E1 名神高速道路(養老JCT)
- E1A 新名神高速道路(新四日市JCT)
施設・接続道路など
歴史
- 2005年3月19日:豊田東JCT - 美濃関JCTが開通。伊勢湾岸自動車道、中央自動車道、東海北陸自動車道と接続。
- 2007年12月16日:五斗蒔PAが開設。
- 2008年2月16日:鞍ヶ池SICの社会実験が開始。
- 2009年4月1日:鞍ヶ池SICが本格運用開始。
- 2009年4月18日:美濃関JCT - 関広見ICが開通。
- 2012年9月15日:大垣西IC - 養老JCTが開通。名神高速道路と接続。
- 2013年2月28日:五斗蒔SICが開通。
- 2016年2月13日:豊田東JCTで新東名高速道路と接続。
- 2016年8月11日:東員IC - 新四日市JCTが開通。同時開通の新名神高速道路と接続。
- 2017年10月22日:養老JCT - 養老ICが開通。
- 2019年3月17日:大安IC - 東員ICが開通。
- 2019年12月14日:大野神戸IC - 大垣西ICが開通。
- 2020年3月20日:関広見IC - 山県ICが開通。
今後の予定
※いずれも用地確保が順調な場合。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 日本国:高速道路一覧
- 日本国:国道一覧
- 日本国:環状道路一覧
- 新東名高速道路/東名高速道路/中央自動車道/東海北陸自動車道/名神高速道路/新名神高速道路/東名阪自動車道
- 同地方の環状道路:名古屋第二環状自動車道/名古屋高速都心環状線
- 愛知県/岐阜県/三重県
- 東海地方/中部地方
- 関広見インターチェンジ
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