於とは、~において、という意味の字である。
漢字として
於
- Unicode
- U+65BC
- JIS X 0213
- 1-17-87
- 部首
- 方部
- 画数
- 8画
- 意味
- 音の異なる2系統の意味がある。
- 字形
- 〔説文解字〕には烏の古文として載っていて、〔説文・巻四〕にカラスの象形とある。ただ金文のころから別の形をしていて、もともと別の字が混用されるようになったとする説もある。
- 形声で声符は咅。咅に増える意味がある。
- 音訓
- 音読みは1.の場合、ヨ(漢音)、オ(呉音)2.の場合、オ(漢音)、ウ(呉音)、訓読みは、おいて、ああ、を、に、より。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。1990年に人名用漢字に採用された。
- 声符
- 於を声符とする漢字には淤、菸、瘀、閼などがある。
- 語彙
- 於越・於乎・於呼・於菟・於邑
- 参考
- 於の草書体が平仮名のおのもとになり、偏の方が片仮名のオのもとになった。
異体字
- 1
- 0pt