愛知杯はJRA(日本中央競馬会)が開催する中京競馬場の重賞競走である。格付けはGⅢ。
なお、JRAが2024年の9月23日に発表した案内で当競走は2025年からは小倉競馬場に移し、小倉牝馬ステークス(GⅢ)として開催。更に京都競馬場で行われていた京都牝馬ステークス(GⅢ)が、愛知杯(GⅢ)に変更と案内されており、実施後は慣れるまで時間がかかる可能性がある。
概要
1963年に愛知盃、砂2000mとし行われたのが始まり、1970年に愛知杯に改称、中京競馬場の芝コース完成により芝2000mに変更。
1972年から2003年まで父内国産馬(マル父)と産地限定競走で行われていたが、2004年の第44回から父内国産馬限定競走を撤廃し、代わりに牝馬限定重賞とし現在に至る。
ハンデ戦や開催時期もあって大物の参戦は少ないが、2009年はリトルアマポーラが勝利している。
1968年の第6回は1週間前の中京競馬場の失格裁決の騒動の余波で中止になった。
第1回、第2回、第7回は8月開催、第38回から2003年の第43回の期間は6月開催だった。
2010年2011年は中京競馬場の改修工事によって、2020年は京都競馬場の改修工事が始まる事による日割りにより、2024年は阪神競馬場の改修工事が始まる日割りにより小倉競馬場で代替開催に。
2015年は12月のほぼ同時期に中山競馬場で行われていた牝馬限定のターコイズステークスが、重賞に格上げされた関係で1か月ずらす措置が取られたことにより未開催に。
2025年からは冒頭に記載した通り、2024年まで行われていた愛知杯は1月に小倉牝馬ステークス(GⅢ)として機能を引き継ぎ第1回として開催される。
また2024年まで京都競馬場で開催されていた京都牝馬ステークスは、この愛知杯が機能を引き継ぎ芝1400m(GⅢ)として行われることとなった。
なお回次は2024年までの愛知杯を継承することとなっている。
レース結果
第1回~第7回は砂2000m、第8回~芝2000m
1999年、2010年、2011年、2020年、2024年は小倉競馬場
2025年~芝1400m
関連項目
- 0
- 0pt