クインテットとは、
ここでは、2について記述する。
概要
日本ファルコムの初代「イース」、「イースII」の開発に携わった元スタッフ達が独立して立ち上げたゲーム開発会社。
主なスタッフに、「世界樹の迷宮」の音楽を手掛けた古代祐三氏などがいる。
特にスーパーファミコン(SFC)の時代に、エニックス傘下で「隠れた名作」との高い評価を受けているゲームを数多く生み出した。代表作は、「アクトレイザー」、「スラップスティック」を始め、「クインテット三部作」と呼ばれる「ソウルブレイダー」、「ガイア幻想紀」、「天地創造」など。
特に「アクトレイザー」はクインテットのSFCゲームの原点、「天地創造」はその集大成と言える。
作品には「創造と破壊」というテーマがほぼ一貫して流れており、神や神の使いが主人公となり、滅び去った世界を復興させ、役目を終えた後は静かに消えていく…と言うような切ないストーリーが多く描かれるという特徴がある。
また作品のゲーム音楽の評価も高く、スーパーファミコンソフトの先陣を切った「アクトレイザー」の音楽は、当時それを聞いたスクウェアのFF4開発陣が衝撃を受け、「FF4」の音源を一から作り直した、という逸話もあるほどである。
ファンの多い開発会社であったが、残念ながら既に倒産しているようだ。
関連項目
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