アルタイ諸語とは、言語族の一つである。
なお、アルタイ語族と昔は言われていたが、祖語が再建できないため語族ではない結論にとっくの昔になっている。
概要
主にユーラシアの草原・ステップ地帯で活動する遊牧民が話す言語。
祖語自体はまだ再建できていない以前に存在しない見解が有力だが、大きくテュルク語、モンゴル語、ツングース語の3種類に分かれる。
語族不明の日本語、同じく語族不明の朝鮮語もこの仲間になるのではないかという仮説から戦前以来日本でも盛んに研究が行われているが、実態は不明のままである。
またウラル語族と同族という言説が飛び交っているが、これはとっくに否定された100年くらい前の説である。
分類
一般に、「語族」は「語派」に分けられ、さらに各語派は「語群」へと分類されている。
語族 | 語群 | 言語名 |
---|---|---|
テュルク語族 | 西南語群(オグズ語群) | |
西北語群(キプチャク語群) | ||
東南語群 | ||
東北語群 | ||
ブルガール語群 | ||
モンゴル語族[1] | 西語群(オイラート語群) |
|
中央・南語群 | ||
東語群 | ||
北語群 | ||
その他古風な方言 | ||
ツングース語族 | 北ツングース諸語 | |
南ツングース諸語 |
文法
祖語が再建できない通り結構ばらばらの三語族だが一応
といった共通の特徴も存在する。
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関連項目
脚注
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