「日々これせっせとお薬作り」 -製薬会社新米研究員SIUの日常-

新薬の研究に営む毎日・・・のはず。製薬会社研究職の日常をつたない文章でつづります。

Binding Assay

2008年09月25日 | 製薬会社な日常
今日はいつもやってる1st スクリーニング系(Binding Assay)の
条件を変えて他のプロジェクトの立ち上げに使えるか
検証する試験でした。

基本的な実験の流れは全部一緒なんで
まあ行けると思ってたんですが
強制発現させたレセプター自体も、またhost cellも
異なっていたのでちょっとドキドキ。

無事にデータが出たのでとりあえず一安心。
ハイコン(High control)とローコン(Low control)の
レンジもとれたので、まあ行けるかな。

細かい条件は詰めなきゃいけないですが
まあ、一つクリアできた感じなんで嬉しいです、

E.LISA

2008年09月24日 | 製薬会社な日常
SIUの会社に「リサ」さんという女性がいます。
名字は「遠藤」さん(ちょっと仮名)。
彼女の名前が資料中に英語表記で「Endo Lisa」と書かれていました。
ん?「Endo Lisa⇒ENDO LISA⇒E.LISA⇒エライザ!!!*」

そうかー、リサっちはだから実験上手なのか
名付けられた時からこの世界に入る運命だったのね。
なんてくだらないことを考えてました。
特異的にいい男性を捕まえてほしいと思いますが
それを会社で言うとセクハラですので言いません(爆)

ダメね、気の乗らない会議中って(笑)

<補足>
ELISA
ELISA (Enzyme-Linked ImmunoSorbent Assay)
エライザ(たまにエリザというヒトもいる)。
特異性の高い抗原抗体反応を利用して、酵素反応などによって
発色や発光させ、その強さを指標に濃度測定を行う。
一般的に思い浮かべるのは、プレートに抗体が張り付いていて
そこに試薬を入れて行くシステムだが
(この場合、Washのたびに実験室の片隅で、プレートを逆さにして髪を振り乱し
紙タオルへ『バンバン』と叩き付ける人の姿を見ることができる_笑)
抗体でサンドイッチしたり、最初から既知濃度の標準品を入れておき
競合させるなど、一言でELISAといってもいろいろ。


紛失

2008年09月23日 | 製薬会社な休日
旅行からかえってきて気づきました
i-pod(30GB)を紛失したことを…
たぶん新幹線の中だと思いJRに問い合わせたところ
届いて無いそうです(涙)

i-podに依存した生活をケッコーショックです…
…って書いてたら、どこに入れたか思い出しました。
探してきます。

(探し中)

…ありました、ごめんなさいオッチョコチョイで
ホント気をつけます。
特に旅行に付き合ってくれたDBとWさん変な問い合わせして
すみませんでした。

あー、JRにまで電話して恥ずかしいよ。。。

遠足前って眠れないよね

2008年09月20日 | 製薬会社な休日
秋の夜長、みなさんどうお過ごしですか?
花の金曜日の深夜、SIUはブログを書いてます。

明日から友人と旅行なので眠らなければ行けないのですが
全く眠くならず、明け方の 4:30 です。
まさに黒船ペリーの言うところの
「夜も眠れずぅ~」*って状態です。

寝坊したらどうしよう、、、
ごめんよDB、明日は寝坊しない、しないと思う
しないんじゃないかな?
やっぱ覚悟はしておいてくれ、そして起こしてください(笑)
あ~、がんばって寝ます。

*このネタを知らない方は「ペリーの肉声 フラッシュ」で
ググっていただければわかります。ちょいとアダルト注意。
いちおー張っておきますが、リンクが切れていても知りません。
音も出るので自己責任でお願いしますね。
http://satoumizu.net/flash/peruri.htm

松子さん>パコちゃん

2008年09月19日 | 非製薬ネタ
「パコと魔法の絵本」を見てきました。
http://www.paco-magic.com/index.html
(↑えらい重いです、このページ)

去年見た映画のなかで
中島哲也監督の「嫌われ松子の一生」(映画の方です)は
Best!!!でした。話の展開とスピード、それに合わせる歌や音楽が絶妙で
すごく楽しめました。

新作もミュージカル調の映画だしこれは期待できる!と思い
本作も見てきたのですが・・・
結果は面白かったです、ボロボロ泣いてしまったし。
ただ比較してしまうと
「嫌われ松子の一生」>「パコと魔法の絵本」でした。

映画館で見ないと違うかもしれないけど
「嫌われ松子の一生」見ていない方は
ぜひDVDで借りてみてください。
オススメです!(←タマフルの宇多丸さん風に)

オッカネモチ

2008年09月17日 | 非製薬ネタ
今日、お店でAne Can(姉キャン)を読んでおりましたら
読者アンケートがありました
「彼氏がいるヒト 75%:いないヒト 25%」とかね。
別にまあいいです、恋人のイルイナイは。

その中で「彼氏の年収は?」という質問が・・・
え、みんな彼氏の年収って普通知ってるの?
まあ、それは置いておいて大事なのはここから

姉キャン読んでいる方々の彼氏の平均年収が
「1000万円」ですと!!!
この世代(姉キャンのターゲットは多分25才前後だ)の
彼氏の平均給与が1000万円ってありえますか?
みんなちょっと年上と付き合ってるとして30歳だとして
30代前半で年収1000万円超えってメジャーじゃないと思うのだけれど・・・
彼氏が彼女にちょっと見栄を張っているのだろうか?
それともあの本、読む方々はなんかセレブが集まるところに集結しているのかしら?

SIUの周りの人はそんなお金持ちと付き合っているヒトはいない
・・・いないと思う、いないんじゃないかな?頼む居ないって言って(涙)
隠しているのか?SIUに隠しているのか?(←必死過ぎ_笑)

製薬会社の研究職を目指す皆さんへ
普通の研究職じゃ30歳でまあ間違いなく1000万円超えませんので
もし1000万円超えの彼氏が欲しい場合には大学時代に
外資金融に行きそうなヒトを捕まえておくことをお進めします(笑)
でも就業環境はシビアですぜ。

リーマンブラザーズ破綻

2008年09月16日 | 非製薬ネタ
リーマンブラザーズの破綻が原因で
(正確にはサブプライムが原因か)
同時株安の進行中ですが、大学時代に仲が良かった
先輩の旦那さんが、リーマンブラザーズ勤務なんですよ・・・
大丈夫なのだろうか?
まあ、手に職系の仕事だからなんとかなるとはおもうけど
金融全体が下がり基調だからなぁ。

東大(本郷)訪問

2008年09月13日 | 製薬会社な日常
ちょいと野暮用で久しぶりに東大(本郷)に行ってきました。
2号館に行く用事だったんで、医学の2号館に行ったら誰もいなくて
正解は農学部の2号館だったわけで、暑い中必要以上に歩いてしまいました・・・

<補足>
わからない方のために説明しますが、東大農学部は隔離されてるとまでは言いませんが
けっこう医学部とか赤門あるところから結構離れているんです。

はい補足終わり。
さて久々に農学の校舎はいりましたけど、相変わらずエラいぼろいですね。
廊下に乾燥機やらフリーザーやら、ドンキホーテで行政の指導が入った
圧縮陳列かと思うくらい・・・(笑)
「日本で最先端の研究を立派な設備でやるぞ!」と思っていた学生は
驚くこと請け合いですね。

野暮用が終わって、東大で働いてる友人にメールしたら捕まったんで
久しぶりに(年単位であってなかった)にトーク。
生意気にも自分の部屋をもってやがったので(あらはしたない言葉遣い_)
そのお部屋で沢山語りました。

年金問題から高学歴ワーキングプワー、
日本とアメリカの就業状況・大学院の状況の違いや
ノブレス・オブリージュ(ここは東大の先生へのdis_笑)
「酒も入ってないのに」ってお互い笑いながら楽しいトークでした。

彼は大学時代の友人の中でも最も賢いとSIUが思うヒトなのですが
そんな彼でも今後のポストに付いて不安になるとのこと。
アカデミックポストって厳しいんだなぁ。