転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



去年の12月27日から本日1月12日まで、神社に行かなかった日は、
12月30日と1月9日の二度だけだ。
初詣期間中の勤務は基本的に7:00ー18:00。
今はマシになったとはいえ、明日だって8時半始まりだ。
去年も思ったが、まさに文字通り「エンドレス正月」。
年末年始というものは、一体、いつになったら終わるのか。
(まあ2月3日だな。節分と立春のあと初めて初詣ではなくなる感じ。)

去年の終わりから、休息していないのも勿論だが、
神社のこと以外、ほとんど何もできていない。
家の中も年末のままだし、夕食を家でつくったのなんか1月9日の1度きりだ。
今朝など、朝7時開始の祭典のために4時台に起き、
そんな時間には交通機関がないから、タクシーで村まで行った。

この過酷な正月仕事をしたために、私はもう、
できるだけ早く、神社仕事から手を引きたいと、急激に思うようになった。
年末から憂鬱だったが、実際に初詣が始まってみたら、
覚悟していたより、更に、もっと、ずっと多忙だった。
去年より記帳分だけでも700名くらい参拝者が増え、
団体祈願等は除外しても、1月1日~7日で7000人ほどになった。
記帳などという面倒なことを、漏れなく全員が真面目にやった筈がないから、
きっちりと人数カウンターで数えたなら、1万人超えていただろうよ(^_^;。

三が日が終わっても、正月は到底、完全には終わらず、
昨日も今日も、社務所番としては座る暇もない忙しさだった。
厄除祈願の予約電話がしょっちゅうかかるので気を抜けないし、
授与所にはほぼ常時、参拝客がいて御ふだ・御守りなどを選んでいるから
目が離せないし、初穂料(代金とは言わない)のやりとりもある。
この御時世に、参拝客が年々うなぎ登りで、大変素晴らしいことだとは思うが、
私の正月休みどころか、私生活そのものが大半、消え失せてしまった。
あんまりではないか(汗)。

相変わらず、「死にたい」「消えたい」系の心境とは全然違う。
むしろ、こんな生活の中で死んだら無念すぎると思い、怒っている。
連日&長期間の、度を超えた多忙さが不愉快の極みで、
仕事の邪魔になるものを嫌悪し、自分の時間が持てる人々を羨み、
私は常時、めらめらと昏く燃える不機嫌を腹の底に抱えている。
年末このかた、家でやっているのは、買って来たものを食べることと、
入浴すること、PCで一瞬遊ぶこと、万年床で寝ること、だけだ。

いや、よくわかっているのだよ、
これほど仕事がこなせる境遇に感謝せねばならないと。
自分や家族が重病だったり、大災害で被災している最中だったりしたら、
こんな文句も言えないのだ。
わかってはいるのだ、自分は破格に恵まれている!!
……しかし、そう思ってみたところで、
現状、何か少しでもラクになるかというと、そんなことはない。
私はこうやって、人生の最後に残された若さや体力の大半を、
奉仕奉仕奉仕奉仕奉仕奉仕奉仕奉仕の日々に費やして終わるのか。
もはや「道楽日記」ではない。道楽のための時間も気力も枯渇した。
子供が独立していて、両親も舅姑も死んでいて(爆)本当に良かった(殴)。

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