【読売新聞】 航空自衛隊千歳基地(北海道千歳市)にF15戦闘機のパイロットを務める女性隊員がいる。第201飛行隊の1等空尉・藤井百香さんだ。24日で2年となったウクライナ侵略を続けるロシアとの緊張関係が高まる中、北の空を守る28歳は
海上自衛隊が大湊(青森)、舞鶴(京都)の両地方総監の廃止を検討していることが1日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。陸海空自衛隊の作戦指揮を担う「統合司令官」を新設することに伴ってポスト統廃合の必要が生じたためで、陸自や空自も同様の検討を行う。 統合司令官は陸海空自衛隊トップの幕僚長と同じ将官級で、階級章から「4つ星」と呼ばれる最高位に位置付けることが想定されている。ポスト新設に伴う財源の確保のため、1つ下の将官級「3つ星」を廃止する必要がある。 海自では、3つ星の「海将」を充てている大湊地方隊と舞鶴地方隊のトップである両地方総監の廃止案が浮上した。大湊地方隊は青森以北の海域と津軽、宗谷の両海峡を、舞鶴地方隊は東北から中国地方にかけての日本海海域の警備をそれぞれ担うため、トップの階級を格下げして組織自体は残す方向で検討している。 海自は各海域の警備に当たる大湊、舞鶴、横須賀(神奈川
防衛省が自衛隊員の人材確保策の立案を急いでいる。同省が2月に設置した「防衛省・自衛隊の人的基盤の強化に関する有識者検討会」は今夏をめどに提言をまとめる見通しだ。とりわけ深刻なのは海上自衛隊の艦艇乗員の確保だ。昨年末の「安保3文書」改定に向けた検討作業では、乗員に外国人を登用する案まで取り沙汰された。「究極の人員確保策」(防衛省関係者)の浮上は乗員不足の深刻さの証左ともいえる。 海上自衛官の人数は昨年3月末時点で4万3435人で、定員に対する充足率は95・9%。海上自衛隊は、防衛力を明らかにすることにつながるとして艦艇乗員数は公表していない。 陸上自衛隊や航空自衛隊に比べると海自の充足率は高い。だが、複数の関係者によると、数カ月に及ぶ航海が忌避されることから艦艇乗員の希望者は少なく、慢性的な人手不足の傾向にある。加えて、ほぼ全員が交代で24時間働くため、陸上勤務に比べて人員不足の影響が大きく
「晴れのち時々ミサイル」「補償?そこに無ければ無いですね」〜日本列島から自由が消える日”平和主義国家”日本の戦時下in令和~(20240722加筆) 急遽予定変更して、緊急特別記事をお送りします。画像出典:АрміяINFORM まことに愚かな国が侵略戦争を始めた。 「愚かな国」といえば、地球最大の面積と地球最小の道徳を誇るロシア連邦に勝る国は無いであろう。レーニン像が恥辱のあまり崩れ去ってから30年、偉大なソビエト連邦の遺産といえば核兵器と天然資源しか無かった。 実に滑稽なことに、今まさに彼らはその遺産の全てを賭けて、男性器でピアノを弾いていた男が治める国を葬ろうとしている。大祖国戦争の英雄都市キーウを爆撃し、かつてはソ連人民だった者達を戦車の履帯でみじん切りにして、古臭い五芒星の赤旗の染料にしている。耐用年数切れの白熱電球のような輝きを前頭部から放つクレムリンに住む独居老人(70)がど
防衛省にパワハラを内部告発した後、合理的な根拠もないのに警務隊に逮捕されたのは不当だとして、海上自衛隊横須賀基地業務隊の男性隊員(40)らが、国家賠償法に基づき国に約1千万円の損害賠償を求める訴えを起こしたことが分かった。提訴は3日付。 原告は、男性隊員のほか、自衛隊横須賀病院(神奈川県横須賀市)に勤務していた20代の元3曹の男性。訴状などによると、隊員は昨年1月末に同病院を退職する予定だった元3曹から、上司に関する相談を受けた。上司から同僚より多く当直業務を命じられた上、「次の仕事はお前には無理。退職手続きを取り消してこいよ」などと言われたという。隊員は懲戒処分を求める申立書を作成。海上幕僚監部と横須賀地方総監部に郵送した。 2人は同9月27日、捜査機関である警務隊に虚偽告訴容疑で逮捕された。隊員は黙秘、元3曹は容疑を否認。横浜地検横須賀支部は同29日に勾留を請求せず2人を釈放し、11月
およそ30年前の湾岸戦争の停戦後に決まった自衛隊初の海外派遣。 当時、日本は巨額の支援を行いましたが、「湾岸のトラウマ」とも言われるほど国際社会の評価は厳しいものでした。 切迫した状況の中、政府内ではどのような議論が行われていたのか。 21日に公開された極秘の外交文書の内容を詳しくお伝えします。 Q.そもそも湾岸戦争とは? 1990年8月2日、イラクが突如として隣国のクウェートに侵攻し、当時のイラクのフセイン大統領は制圧後、クウェートを19番目の県だとして併合を宣言しました。国際社会は一斉に非難し、国連安全保障理事会は直ちに「イラクの行動は国際法違反だ」と断定するとともに、クウェートからの撤退を求める決議を採択しました。 冷戦の終結によって唯一の超大国となっていたアメリカは国連安保理決議に基づいて多国籍軍を結成。そして、1991年1月にイラクへの軍事行動に踏み切り、湾岸戦争の開戦となりまし
現場海域で事故当時の航路を確認する6管の巡視船(19日午前10時49分、広島県大竹市沖で)=近藤誠撮影 広島県大竹市の阿多田(あたた)島沖で、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船「とびうお」が衝突し、2人が死亡した事故で、記者は19日、地元の遊漁船で、「とびうお」が通ったとみられる航路をたどった。 現場付近では、「とびうお」の生存者2人とともに航路を確認する第6管区海上保安本部の巡視船などと遭遇。波は穏やかだったが、他船との距離感はつかみにくく、海上交通の難しさを実感した。 「とびうお」の係留先だった「ボートパーク広島」(広島市中区)を出港したのは午前7時10分。事故が起きた15日に「とびうお」が出たのと同じ時刻だ。乗り込んだ遊漁船(全長約10メートル)は「とびうお」(同7・6メートル)よりひと回り大きい。 まだ薄暗く、身を切るように冷たい風の中を18ノット(時速約33・3キロ)で航行し
海上自衛隊横須賀基地に停泊する護衛艦「しらゆき」(中央・「123」の番号)。Aさんは先輩らから陰惨な暴力を連日受けていたという。 内閣府の世論調査によれば、9割を超す人が自衛隊に「良い印象」を持っているという。しかしこの巨大組織からは絶えず悲鳴が漏れてくる。「殴る蹴るの暴力を毎日受けました。精神がおかしくなり、何度も海に飛び込もうと思いました」。護衛艦「しらゆき」の元乗組員が国を相手に起こした国賠訴訟が札幌高裁で続いている。その法廷で明らかになったのは、小説『蟹工船』をも彷彿とさせる暴力に満ちた無法ぶりだった。衆院選で自民党が大勝し、「国防軍」創設を掲げる安倍晋三氏が首相になったが、どんな高尚な議論があろうと、軍隊組織の恥部を一番よく知っているのは、新兵である。 Digest 毎日殴られ蹴られる――護衛艦はまるで『蟹工船』 「えり首をつかんで後部甲板へ…」 笛の練習が気に入らないと拳で思い
米国主導のイラク戦争で空輸を担うため、二〇〇六年に中東のクウェートへ派遣された航空自衛隊の三等空曹の男性が現地で米軍のバスにはねられ、後遺症の残る大けがをしていたことが分かった。男性は来月、空自が「事故隠し」に走り、まともな治療を受けられなかったとして国に損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こす。イラク特措法で派遣された自衛官が国を訴えるのは初めて。 男性は一一年に依願退職した新潟市中央区関屋、無職池田頼将さん(40)。顔や腕に障害が残り、身体障害者四級に認定された。 池田さんは〇六年四月、通信士として愛知県の小牧基地からクウェートのアリ・アルサレム空軍基地に派遣された。事故は七月四日に米軍主催の長距離走大会で発生。先頭を走っていた池田さんは軍事関連企業の米国人女性が運転する米軍の大型バスに後ろからはねられ、左半身を強打して意識を失った。 池田さんによると、空自衛生隊には治療設備がなく、首
海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)の護衛艦「たちかぜ」元乗員のいじめ自殺訴訟を巡り、毎日新聞は、海自が「破棄した」としながら後に見つかった全乗員に対する艦内生活実態アンケートの一部を入手した。04年に自殺した1等海士(当時21歳)に対する先輩の暴行について複数の目撃証言が記されていたほか、訴訟で海自が主張してきた内容と食い違う記載もあった。 アンケート内容全体を精査している原告側の弁護士は「1審判決が否定した自殺を予測できたかどうかについて、影響を及ぼすような証言が含まれている」と話している。 海自横須賀地方総監部は1士の自殺直後、たちかぜの乗員190人にアンケートを実施し、いじめの有無などを尋ねた。海自の事故調査委員会はその結果などを基に05年、「いじめと自殺の因果関係は不明」との報告書を公表した。 入手したアンケート結果によると、質問項目は「他の乗員から暴行を受けたことがあるか」
陸上自衛隊の精鋭隊員「レンジャー」の訓練生ら約20人が12日午前、東京都板橋区で行進を始めた。武装したレンジャーによる東京23区内での行進は42年ぶり。訓練生らは顔に迷彩を施し、小銃にヘルメットといういでたちで、練馬駐屯地(練馬区)までの約6.8キロの市街地を歩く。 レンジャーは少人数で敵地に潜入し、重要拠点の破壊工作などを担うため、資格を得るには厳しい訓練をくぐり抜ける必要がある。今回の訓練をめぐっては、反発する住民らが東京地裁に行進禁止の仮処分を申請する騒動になったが、地裁は11日に却下した。 君塚栄治・陸上幕僚長は7日の記者会見で「警察などに知らせる際、『レンジャー訓練』としたために誤解や不安感をあおったが、実態は行進訓練。地域住民に迷惑をかけないように実行したい」と述べていた。 関連リンク東京都のニュースはMY TOWN東京でも
「自衛隊との連携は概ね大成功であり、今後発動されるであろうアジア太平洋地域における人道支援・災害救助(HA/DR活動)における日米共同作戦が順調に実施できることを確信している(注:HA=Humanitarian Assistance、DR=Disaster Relief)。 自衛隊は大活躍したと思う。とりわけ、震災津波被災地への10万名の緊急動員に対処した折木統幕長のリーダーシップは極めて優れていた。 また原発事故対処でも、聞くところによると初期対応に逡巡していた政府を説得して果敢にヘリコプターを出動させた決断は見事で、彼こそナショナルヒーローとして高く評価されたのだろう?」 東日本大震災救援のために自衛隊と実施した共同作戦であるトモダチ作戦に指揮下の第31海兵遠征隊をはじめとする諸部隊を投入したアメリカ海兵隊太平洋海兵隊司令官ティーセン(Thiessen)中将は、このようにトモダチ作戦を
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