日本の自衛隊を海外の軍隊と比較して目立っているのは年齢構成の高さである。図録には、防衛省の「防衛力の人的側面についての抜本的改革報告書」から、陸上自衛隊と米国陸軍・英国陸軍の尉官以上の幹部年齢ピラミッドの比較図をかかげた。 まず驚くのは、米英では20歳代が最も人数が多いのに対して、日本は50歳代の人数が最も多い点である。 軍隊は少数の経験を積んだ位の高い将校が大勢いる位の低い青年将校を従え、一般の兵卒を指揮して事に当たるピラミッド型構造が適していると素人目にも思われるが、日本の場合は、高レベル将校は確かに少ないが、長く自衛隊にいる現場の先任将校が沢山いて恐らく大きな力を振るっているのである。これでは風通しが悪く、また軍事費の多くが人件費に消え装備費には多くを割くことができない大変難しい状況になっているのではないかと想像される(兵力削減問題については図録5220参照)。 報告書ではこう述べて
来年2月5〜11日に開かれる「第61回さっぽろ雪まつり」で、札幌市中央区大通西4の「STV・よみうり広場」に登場する大雪像の模型づくりが、同市南区真駒内の陸上自衛隊第11旅団で進められている。 13人の隊員が11月初旬から取り組み、今月15日ごろに完成する見通し。テーマは「北の動物園」で、道内の動物園の人気者たちが登場する予定だ。模型は実物の40分の1ほどの大きさで、生き生きとした動物たちの姿や表情が細部まで丁寧に仕上げられている。 隊員らは動物の特徴をつかむため、動物園に出かけたり、自前で本を買ったりして調べてきたという。今回で15回目の参加となる同旅団の廣瀬英之・1曹(38)は、「雪まつりは200万人もの観客が訪れる札幌の看板イベント。期待に応えられるような芸術作品に仕上げるので、ぜひ、見に来て下さい」と話していた。
ここの所、自衛隊の事故が多くなってます。 まず、千歳のF-15の部品脱落 「F15の部品 日本海上に落下」(産経新聞09年11月26日) 続いて、築城航空際でのF-15部品脱落 「航空祭で空自F15尾翼落下 福岡・築城基地」(産経新聞09年11月29日) 脱落の瞬間の映像 もう一件、部品脱落事故 「訓練中の海自ヘリ、重さ3キロの窓落下」(読売新聞09年12月3日) さらに、護衛艦同士の接触事故 「訓練中の海自護衛艦2隻が接触 高知・足摺岬沖」(朝日新聞09年12月4日) 加えて、小松でのF-15ランウェイ上かく坐 「石川・小松空港で滑走路4時間使えず 空自機が立ち往生」(朝日新聞09年12月4日) 「F15が着陸トラブル、右主脚に不具合か 小松空港は一時閉鎖」(産経新聞09年12月4日) 何れも死傷者の発生など、大きな事故にはなっていません。しかし、まかり間違えば何れも大事故であってもおか
◆大臣:あの報道は全く根拠がありません 第二北大路機関広報にも掲載しましたが、本日は、OCNWeblogメンテナンスが実施されました。期間は1700時まで延長されまして、その間、コメントができないなどお手数おかけしました。 さて、昨日、朝刊に掲載された次期戦闘機F-35内定、という話は、今朝の防衛大臣記者会見にて正式に否定されました。やはりF-22に未練があるということなのか、単なるアドバルーンとして出されたのか、情報の錯誤なのか、以下に大臣会見概要 :平成21年11月24日(08時47分~08時50分)から抜粋して掲載します。 Q:F-Xの話なのですけれども、一部報道でF-35の方向だということなのですけれども、現在の検討状況というのはどうなのでしょうか。 A:あの報道は全く根拠がありません。従来、我々が内閣を引き受ける前に、色々と省内で検討したりしたことがあったことのパッチワークのよう
◆JADGEの開発予算削減へ 政府が設置した行政刷新会議が行う事業仕分作業では、17日、防衛省が進める航空自衛隊の新自動警戒管制システム(JADGE)関連費用について20~30%削減を要求した。 JADGEは、現在運用されているBADGE(半自動防空システム)の後継として航空自衛隊の次世代における警戒管制を行う装備で、2009年7月1日から運用を開始している。これは全国のレーダーサイトから張り巡らされた警戒監視網や、空中早期警戒管制機などの情報と、基地を起点とする要撃機や地対空ミサイルを協同させるシステムである。 これまでのシステムは、中央一括処理方式を採用していたため、府中基地の航空総隊を頂点としたシステムが構築されていたが、近年の戦争形態として指揮命令機能そのもの、つまり中枢を攻撃し、防空能力を瞬時に麻痺させる戦力運用がなされているものがあり、この分散は一つの課題となっていた。 JAD
下総ミリタリースクエァ ランドシステムに関してとても詳細な解説があります。自分も勉強させてもらってます。 南瞑/ウェブリブログ 貴重な南米情報を発信しております。また、電子関連の記述は大変参考になります。 大石英司の代替空港 時々掲示板へカキコさせて頂いてます。 軍事評論家=佐藤守のブログ日記 Amazon.co.jp: 世界の傑作機 (No.117): 本 管理人が「F-1の誘導兵器とFCS」の題名で一部執筆させて頂いております。 対艦ミサイルの実射試験に関する知られざるエピソードも盛り込みました。 是非、ご一読下さい。 Missle&Arms ベース基地です。 伊豆の低料金日帰り湯治こだわり本格温泉ごぜんの湯 源泉掛け流し。オーナーは防大卒。 Raytheon Company: Home 米国最大手国防企業 Elmendorf AFB Alaska 米国最前線基地 WarBirds 日
[第5回] 模索続くシビリアンコントロール 役割増す自衛隊、「統制」の担い手は 佐藤武嗣 Taketsugu Sato GLOBE記者 戦後日本のシビリアンコントロール(文民統制)では、戦前・戦中の軍暴走の反省から「軍による国の安全」よりも「軍からの安全」に重きを置いてきた。 政治家は正面から「自衛隊」と向き合うことを避け、防衛官僚という文官に安全弁役を果たさせた。文官である背広組(内局)が制服組(自衛官)を抑え込むという意味で「文官統制」とも呼ばれる。 だが、01年の米同時多発テロ事件以降、イラク派遣など自衛隊の海外での活動が活発化するなか、「文官統制」のあり方を見直そうとする動きが始まった。議論を喚起したのは自民党の石破茂(52)。さらに、「政治主導」を掲げて政権交代を実現させた民主党政権で、長島昭久(47)が次なる「担い手」として布石を打ちつつある。 背広vs.制服 文官統制の象徴と
しらね型ヘリコプター護衛艦「くらま」が韓国コンテナ船「カリナスター」と衝突、艦首部が大破、炎上しました。場所は関門海峡です。 「くらま」の艦首は酷い事になっています。 海自護衛艦と貨物船衝突、炎上し3人けが 関門海峡:朝日新聞「カリナスター」の韓国人の船長(44)は朝日新聞の取材に「前を走る船を追い越そうとしたときにぶつかった。前から(護衛艦が)来ているのはわかり、早めにかじを切ったがぶつかった」と話した。 防衛省によると、両船はほぼ正面衝突だったとみられる。海保によると、海上衝突予防法で海峡の航行は「右側通行」と定められており、前方に相手船を発見した場合も互いに「右へ回避」が原則。だが、「カリナスター」は船首右側が損傷しており、海保は今後その経緯を調べるとみられる。関門海峡は大規模海難事故の起こりやすい「ふくそう海域」に指定されており、港則法の細則で追い越しなどは禁止されている。 どう考
◆F-4後継機にF-2の英断が必要か 戦闘機の生産技術のあり方に関する懇談会の第三回会合が9月16日に行われ、その概容が発表された。概容を俯瞰した印象は、F-2生産継続を含め英断が必要というもの。 防衛省で実施された戦闘機の生産技術のあり方に関する懇談会では、航空機用エンジンやアビオニクスの生産基盤の概況が、日本航空宇宙工業会より説明されたとのこと。状況はかなり悲観的なものであり、戦闘機の現在の国産能力や稼働率を維持するためには、黙示的になんらかの決断が必要ということになる。 さて、F-35であるが、資料に関して必要ならば10億円が必要であるとのアメリカよりの返答を得た。資料のほか、ステルス性については調達が決定した後での資料提供となる見込み。今だ完成せず、参入すればどれだけの予算を必要とするか分からない航空機に参入するのは、F-22に固執する以上に時間の無駄である。日本仕様輸出型のF-3
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