山陰本線は大いなるローカル線である。京都―幡生(山口県)間の全長673.8キロメートル。JRの在来線でいちばん長い路線だが、一部区間を除いてダイヤは閑散としている。しかし昭和の昔には、この線を経由して関西と九州を結ぶ特急も走っていた。その名にちなむ「スーパーまつかぜ」に、夏のある日、島根県の浜田駅から乗車した。2両編成で終点の鳥取まで3時間。左側の車窓には小さな入り江が繰り返し現れる。頻繁にト
セブン&アイ・ホールディングスが傘下の百貨店、そごう・西武を売却する方向で動き出した。セブンにとって百貨店をグループに取り込み、顧客層を幅広くつかむことは創業者の伊藤雅俊氏、コンビニの父と言われた鈴木敏文氏の二人のカリスマの悲願だった。しかし道半ばで挫折し、労苦に満ちた16年に終わった。壮大なM&A(合併・買収)の失敗劇は何を意味するのか。 セブンが百貨店を始めた歴史は1980年代にさかのぼる
【ニューヨーク=斉藤雄太】世界の株式市場で米国株の強さが目立っている。米企業の予想を上回る好決算が相次ぎ、資源高や供給制約などの逆風下でも米経済は相対的に強いとみた投資家の資金が集まっている。世界的なカネ余りのなか、債券利回りの低さから消去法的に米国株が買われている面もある。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和が修正局面に入り、米国へのマネー流入も転機を迎える可能性がある。22日の米株式
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く