盛岡市動物公園は園内に野生のクマが入り込んだおそれがあり、安全が確認できていないとして3日から行っている休園を今月9日まで延長することになりました。 盛岡市動物公園では3日朝、従業員用の出入り口付近で野生動物の侵入を防ぐために設置している電気柵が壊れ、クマのものとみられる爪痕が見つかりました。 このため臨時休園して園内の確認を進めた結果、新たに野生のクマのものとみられる足跡が複数見つかったということです。 周辺では2週間ほど前からクマが目撃されていたということで、動物公園は野生のクマが入り込んだおそれがあり、園内での安全が確認できていないとして、休園を今月9日まで延長すると発表しました。 一方、園内でクマの姿は確認できず、ものが壊されるなどの被害も見つかってはいないということです。 動物公園は引き続き ▽園内での確認を進めたうえで ▽園の周囲に野生動物の侵入を防ぐ柵を新たに設置するなど安全