【ローマ=青木佐知子】オランダの美術館「クンストハル・ロッテルダム」で昨年10月、展示中だったピカソなどの名画7点が盗まれた事件で、AP通信は16日、盗まれた絵画がルーマニアで容疑者の母親に燃やされた可能性があると報じた。 ルーマニアの捜査当局は、盗難に関与した疑いで今年1月に同国人の容疑者3人を逮捕。捜査当局によると、主犯格とされる男性の母親が、「絵画を地中に埋めて隠した後、2月に掘り起こして自宅のストーブで燃やした」と話しているという。母親は息子から絵画を預かったが、息子の逮捕を受けて、証拠隠滅のため燃やしたとみられる。 同国の国立歴史美術館は、ストーブに残された灰を分析し、本当に絵画が燃やされたかどうかを調べているが、結果判明には数か月かかる見通しだ。 盗まれた絵画は、道化師を題材にしたピカソの「アルルカンの顔」や、モネやマティスなどの貴重な作品で、時価総額は計100億円以上とみられ
ああ、ついに恐れていたことが起こってしまった。いつかこんなことが起こるのでは? と予想はしていたんだんけど…… あーあ。 みなさんは「血液クレンジング」(血液オゾン療法)という美容施術をご存じだろうか? 血を抜いて医療用オゾンガスと混ぜて科学反応を起こし、『きれいな血液』(!?)にして体内に戻すというものだ。美容整形系の医院で1回数万円の金額で行われている。 まあ、これはトンデモ医療で「効果もなければ副作用もない」もの。痛い思いをしてお金と時間を消費するから、実質マイナスかな? 「血液クレンジング」に関する医療論文探し、どのような結果になっているか調べたブログがある(書いている人は内科医)。 PAODに関しては有害事象が少なくそれなりの効果あるかもしれず完全否定できるものではないが、質の高い臨床試験が少なく、また標準治療と比較試験でもないので、推奨の域に入るのは到底困難。その他の疾患に関し
愛知医科大学(愛知県長久手市)は17日、今年1月にあった医学部一般入試で出題ミスがあり、追加合格させると発表した。 大学によると、出題ミスがあったのは1次試験の化学の問題2で、問2〜5の計11点分。問題文の記述から解答を導けない設問になっていたという。 これらの問題については、受験者全員を正解とし、採点し直して1次試験の合格基準を上回った46人に2次試験(小論文、面接)を実施。合格基準に達した人を追加合格とする。 また、すでに2次試験を受験して補欠だった受験者のうち、採点し直しにより1次・2次の総合判定で合格基準に達した18人には、すでに文書で合格通知を発送したという。 大学側は「チェック体制の強化など再発防止に取り組む」とコメントした。 最新トップニュース
徳島県鳴門市で、ミドリガメとして知られる外来種のカメが大量に繁殖して、特産のレンコンに被害が出ているため、地元の農協が駆除に追われています。 徳島県鳴門市は全国有数のレンコンの産地ですが、4年ほど前からカメにレンコンの芽や茎が食べられる被害が相次いでいます。 カメは、北アメリカ原産の「ミシシッピアカミミガメ」で、緑色の体と目の後ろにある赤い模様が特徴で、成長すると甲羅が25センチほどになります。 日本ではミドリガメとしてペットショップなどで広く売られていますが、池などに捨てられたものが繁殖し、生態系に悪影響を与えているとして、「要注意外来生物」に指定されています。 鳴門市の農協では、徳島県の協力を受けて、捕獲用のわなをあちこちの水路に仕掛け、カメの駆除を行っています。 去年はおよそ3000匹、ことしは先月からこれまでにおよそ600匹を捕獲したということです。 しかし、農協によるカメの捕獲は
ネット選挙(正確にはインターネットを用いた選挙運動)が解禁となった記念すべき今回の参院選。各党や候補者は工夫をこらしてネット選挙運動を展開している。毎晩ニコ生で自らの訴えを放送する候補者やツイッターを頻繁に更新する候補、またメールで活動レポートを送ってくる候補者もいる。 どれくらいのメールが届くか楽しみにしていたのだが、この原稿を書いている7月16日の時点ではかなり落ち着いた感じを受けている。選挙戦開始当初はかなりのメールが届いて「これが2週間続くのかよ......」と正直思ったが、メールを送るのに飽きたのか、あるいはただでさえ忙しい選挙戦の中でメールにまで気が回らなくなったのか、今では一日数通となった。ただ、投票日前日は恐ろしい数の「最後のお願い」メールが届きそうではあるが......。
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