自分の心のなかを整理するためにこれを書いている。 未だにシン・エヴァの存在を受け入れられないで居る。俺のなかでは『まごころを君に』がエヴァにおける正式な最後であって、だからシン・エヴァはまだ観ていない。観る気もない。 当時、大学生だった俺はまごころを君にを劇場で観た。衝撃的だった。あのアニメの最後からこんな終わり方にするなんて想像もつかなかったし、それでも観賞後の余韻は不思議と心地の良いものであった。 だが納得もすぐにできた。エヴァは俺を描いた作品だったからだ。 何処にも居場所がなく、行き場のない存在。 シンジは俺で、俺がシンジだった。 まごころを君にの最後には希望があった。 自分が存在する場所が存在しないのなら、自分が変わるじゃなくて世界の方を変えてしまえばいい。 そんな自分勝手さが、エゴイストさが、俺には刺さった。そんなのは甘えだ。大人になるというのは妥協することで、協調することで、自