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製品機能

Ansible Content Collections

信頼できる Ansible® コンテンツを使用して、新しい自動化プロジェクトを開始しましょう。

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概要

Ansible Content Collections は自動化に不可欠な構成要素です。Red Hat のモジュール、Playbook、プラグイン、ロール、および関連ドキュメントは、コンテンツ作成者 (自動化開発者とも呼ばれる) がシステムやソリューションに自動化を迅速に導入できるよう支援します。Ansible Content Collections を使用することで、自動化の担当者は作業を迅速に自動化し、生産性を向上させ、価値実現までの時間を短縮することができます。

Ansible Content Collections は Red Hat® Ansible Automation Platform サブスクリプションの一部であり、Red Hat Ansible Certified Content と、業界をリードするパートナーと共に継続的に発行している Ansible 検証済みコンテンツの両方が含まれています。

 

Ansible Automation Hub と Ansible Content Collections の概要 (動画の再生時間:2:39)

特長とメリット

より迅速な自動化

信頼性と一貫性に優れた事前構築済みの統合コンテンツと専門家主導のガイダンスにより、自動化プロジェクトを加速できます。コンテンツ作成者は、次の Ansible Automation Platform リリースを待たずに新しいコレクションを開発して共有することができます。

共有と再利用

信頼できる Ansible Content Collections をチーム全体で共有することで、コラボレーションを改善し、標準化を実現します。コレクションは再利用可能であるため、システムのデプロイやアップデートのたびに手動での繰り返し作業を行う必要がありません。

テスト済み、高い信頼性

Ansible Content Collections は、Red Hat およびパートナーからの情報に基づいて開発されているため、コミュニティコンテンツよりもセキュリティ重視かつ信頼性が高く、エンタープライズ向けとなっています。コンテンツ署名により、企業のセキュリティリスクやコンプライアンスリスクの可能性が低減します。

Ansible Content Collections の詳細

Red Hat Ansible Certified Content

Red Hat Ansible Certified Content には、Arista、Aruba、CheckPoint、シスコ、CyberArk、Dynatrace、SAP、ServiceNow など、Red Hat および当社のテクノロジーパートナーによって構築、サポート、保守されたコレクションが含まれています。認定コレクションは、Red Hat および当社のパートナーの特定のプラットフォームと統合する方法に焦点を当てており、通常はモジュール、ロール、プラグイン、Playbook、ドキュメントで構成されています。

Red Hat によって完全にサポートされ、保守されているコンテンツは文書化されたリリース戦略に従い、セマンティックバージョニングを使用してコレクションに加えられた変更とバグ修正を伝えます。 

Red Hat とパートナー各社が認定した Ansible Content Collections は、Ansible Automation Hub から直接ダウンロードできます。

Ansible 検証済みコンテンツ

Ansible 検証済みコンテンツは、Red Hat またはパートナーのプラットフォームで操作やタスクを実行する方法に関する専門家主導のガイダンスを提供するもので、通常はロールや Playbook の形式で提供されます。コレクションを効率化するために、Ansible 検証済みコンテンツの一部は、Red Hat Ansible Certified Content をベースにしている場合があります。

検証済みコンテンツは、お客様の組織固有のユースケースに合わせてカスタマイズできるため、Red Hat はサポートも保守もしていません。Ansible 検証済みコンテンツはすべてデジタル署名されているため、信頼できるソースからのコレクションであることが確認できます。 

Ansible 検証済みコンテンツは Ansible Automation Hub とプライベート Automation Hub (組織が内部でコンテンツを管理、共有、精選でき、Red Hat やパートナーからのコンテンツへのアクセスを制御できるようにするオンプレミスリポジトリ) を通じて利用できます。

Ansible Content Collections の仕組み

すべての Ansible Content Collections は、コンテンツをパッケージ化する際に共通の標準化されたディレクトリ構造を使用します。コレクションディレクトリには、ドキュメント、galaxy.yml ファイルに格納されたコレクションメタデータ、Playbook、ロールディレクトリ、コレクションのコンテンツのテスト、メタディレクトリ、および Ansible モジュール、ルックアップ、フィルタ、接続プラグインのサブディレクトリを含むプラグインフォルダが含まれます。

コレクションは開発された後、Red Hat Ansible Automation Platform の特定のバージョンで動作するようにテストされ、迅速かつ頻繁に新しいコンテンツにアクセスできるようプラットフォームのリリースとは非同期的にリリースされます。

Red Hat Ansible Automation Platform および Ansible Content Collections を活用して自動化のセキュリティを強化する(動画の再生時間:4:59)

よくある質問 (FAQ)

Ansible Content Collections にはどこからアクセスできますか。

Ansible Content Collections の全リストには、Red Hat Ecosystem Catalog または Red Hat Hybrid Cloud Console にある Ansible Automation Hub からアクセスできます。

すべての Ansible Content Collections は、Red Hat サポートチームによって完全にサポートされていますか。

いいえ、Red Hat Ansible Certified Content のみがサポートされています。 

Ansible 検証済みコンテンツは柔軟でカスタマイズ可能なため、現在はサポートされていません。ただし、Ansible Automation Platform を使用したプロダクション環境で機能するよう Red Hat がキュレーションと完全なテストを行なっています。galaxy.ansible.com にあるコミュニティコンテンツはコミュニティによってのみサポートされ、同じセキュリティ保証は提供されません。 

誰がコレクションを作成し、公開できますか。

テクノロジーパートナーは、コレクションを作成して Ansible Automation Hub にアップロードすることができます。Red Hat によって品質とベストプラクティスが検証されてから公開され、ユーザーがダウンロードできるようになります。自動化コンテンツを開発するパートナーは、技術要件を満たし、コレクション内のアイテムの共同サポートを確立し、Ansible Automation Platform との必要な統合をスムーズに行うために、Red Hat と直接連携しています。自動化コンテンツを開発し、サポート付きコンテンツを自社の顧客に提供したいと考える組織は、Red Hat Ansible Automation 認定プログラムに参加することができます。

内部向けコレクションの場合は、開発したらプライベート Automation Hub にアップロードして組織内で配信することもできます。すべての内部コンテンツコレクションに対して管理者の承認を必要とし、組織の認証基準を満たさないコレクションを拒否することもできます。コレクションが公開されると、ユーザーはそれをダウンロードして使用することができます。内部向けコレクションの公開に関する追加のドキュメントは、こちらからご覧いただけます。

関連情報

動画

Ansible の認定コンテンツと検証済みコンテンツ

Ansible の認定コンテンツと検証済みコンテンツの違いと、それらの用途について説明します。

インタラクティブラボ

Ansible Content Collections に署名する

自習型のインタラクティブラボで、プライベート Automation Hub での Ansible 自動化コンテンツの署名について学びましょう。

Web セミナー

ネットワーク向け Ansible Content Collections

ネットワークセキュリティの自動化のための Red Hat 認定コンテンツおよび Ansible 検証済みコンテンツの使用について説明します。

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