地震
-
能登半島地震の映像でつらい記憶が…「震災フラッシュバック」気持ちを軽くする周りのサポート
最大震度7を記録した能登半島地震は、正月の祝賀ムードを一変させ、地震の怖さを強く印象づけている。被災地の人の苦労は察するに余りあるが、被災地以外の人でもテレビやSNSなどで惨劇を目の当たりにして、過去の震災体験をフラッシュバックさせ...
-
能登半島地震で国家溶解と自己責任社会の完全到来がハッキリ 自民は危機管理能力が完全欠如
1月1日、石川県能登半島で最大震度7の大地震が発生。死者・行方不明者は増え続け、いまだ全容はつかめていない。一方ではっきりしたことがある。それは自民党に危機管理能力が完全に欠如しているということだ。もっと言えば、権力の中枢に食い込ん...
-
【能登地震現地ルポ】孤立状態にあった限界集落の悲惨すぎる現状…住民全員避難で廃村状態
「地震で湧き水が濁って飲めなくなってしまいました。かろうじて電気は来ているけど、携帯の電波も入らないし、テレビも映らず、使えるのは固定電話だけ。情報が入ってこないから何が起きているのかまったく分からないんです」 11日、日刊ゲ...
-
何が「万博と復興支援が二者択一の関係じゃない」だ。答えは一択だ!
『万博と復興支援が二者択一の関係ではない。なんで万博と復興支援が二者択一なのか、よく分からない。』(吉村洋文大阪府知事) ◇ ◇ ◇ 1月4日、府庁で、能登半島地震に関連して、建設費が膨らむ25年開催予定の大阪・関...
-
東京・中野区で陸自駆り出し「ミサイル避難訓練」なぜ実施? 能登有事の真っ最中にやっている場合なのか
被災地対応に注力すべき時期に、やる必要があるのか。東京都中野区で来週15日、弾道ミサイルの飛来を想定した国と自治体共催の「住民避難訓練」が実施される。能登半島地震で救助・支援の人員が「まったく足りていない」と指摘される中、陸自隊員や...
-
能登半島地震の災害支援よりも米国への軍事支援を優先する岸田政権
能登半島地震への政府支援はなぜ少ないのだろうか。地震が発生してからの自衛隊員の派遣数を熊本地震と比較した。 2016年4月に発生した熊本地震では、2日目に2000人、3日目に1万4100人、4日目に2万人、5日目に2万400...
-
後手後手対応に言い訳ばかり 岸田・馳人災が広がる懸念
違法な裏金づくりのためなら、あの手この手の悪知恵を働かせるクセに、大災害に直面した国民にはまるで関心がないとしか思えない。 その恐るべき政治的な鈍感力をまざまざと見せつけられている国民は怒りを通り越して驚愕しているのではない...
-
石川・志賀原発「情報誤発表&訂正」のお粗末…北陸電力そして政府に渦巻く不信と不安
能登半島地震が直撃した北陸電力「志賀原発」(石川県志賀町=停止中)の情報発信が迷走を極めている。発生翌日の2日には「(敷地内にある)水位計に有意な変動はない」と説明していたが、9日に約1~3メートルの津波が複数回、発電所に到達してい...
-
【能登地震現地ルポ】被災地のリアル、子どもたちの心を癒やす“津波ごっこ”の重要性
日刊ゲンダイ記者は10日、能登半島の中心に位置し、2000人近くが避難生活を送る七尾市を訪れた。指定避難場所の「矢田郷コミュニティセンター」に足を運ぶと、図書室に預けられた子どもたちが、元気に出迎えてくれた。取材用の一眼レフカメラに...
-
海外や軍事に湯水のように金を使うなら、同じだけ防災にも予算をつけろ
元日に北陸を襲った未曽有の大地震。その爪痕は予想を超えて深く、さらに追い打ちをかけるように降り積もる雪に救助は困難を極めている。 避難所の生活も万全ではなく、災害関連死が増加することが危ぶまれる。 それにしても政府の...
-
何から何まで遅すぎる能登対応 寒さと飢え、災害関連死は岸田人災
能登半島地震は元日の発生から1週間以上が経ち、安否不明者の捜索が続いている。 石川県内の死亡者はさらに増え、200人を超えた。9日午後3時の発表によると、地震による死者は202人。新たに珠洲市で20人、穴水町で2人の死亡が確...
-
【能登半島地震】現地ルポ「若者は災害の多いこの町を捨てて安全な地域へ」と町の区長が吐露
能登半島地震で深刻な被害を受けた石川県珠洲市。日刊ゲンダイ記者が現地の市役所に到着したのは9日の午後1時過ぎ。3階に設置された災害対策本部では、国交省から派遣された職員など多くのスタッフが慌ただしく動き回っていた。 市の職員...
-
能登半島地震でビル倒壊の衝撃 「耐震性はマンションより弱い」と専門家、旧基準はさらに危険
能登地方を襲ったマグニチュード7.6、最大震度7の地震で、石川県では9日までに202人の死者が確認されている。 東日本大震災以降、初めて大津波警報が発令されたほか、この地震では数多くの家屋が倒壊、焼失しているが、衝撃的だった...
-
進次郎氏や菅前首相の地震募金活動が反感買ったナゼ…「裏金事件」で根強い負のイメージ
れいわ新選組の山本太郎代表が、能登半島地震の被災地入りし、「炊き出しのカレー」を食べて物議を醸した一方、《カレーの方がマシ》と国民の怒りを買ったのが、自民党の小泉進次郎元環境相と菅義偉前首相だ。 派閥裏金事件の渦中にある自民...
-
昨年6月の国会質疑でも指摘されていたのに…能登半島地震の危険性が住民に届かなかったわけ
最大震度7を観測した能登半島地震。9日、石川県警は150人態勢で、輪島市の観光名所「朝市通り」周辺で大規模な捜索を開始した。同日午前9時までに確認された死者は前日から12人増えて180人。連絡が取れない安否不明者は同時点で120人と...
-
次に激しく揺れる場所は…30年以内に震度6弱以上の発生確率は「水戸81%、徳島・高知75%、東京47%」
最大震度7を観測した能登半島地震。これまでは東日本大震災(2011年)や関東大震災(1923年)といった「海溝型地震」に目が向けられがちだったが、今回は盲点でもあった「活断層型地震」だった。次はどこが激しく揺れるのか? 政府の地震調...
-
岸田首相が迫られる「大阪万博か、復興か」…ついに経済界の重鎮からも「延期」の声
観測気球なのか。2025年大阪・関西万博の開催をめぐり、経済同友会の新浪代表幹事の発言が波紋を広げている。 「(能登半島地震の被害は)大変厳しい状況にある」「人命第一、これが政策としてしかるべきだ。そういうことであれば世界は理...
-
能登半島地震は2020年から675回…地震は頻発も“本震”までエネルギーが分散されない?
令和6年能登半島地震発生から1週間が過ぎた。 1日16時06分ごろ、石川県能登地方を震源とするマグニチュード(M)5.7の地震が発生し、同県珠洲市で震度5強を観測した。数分後の10分ごろには同県能登地方でM7.6の揺れが起こ...
-
信用できない北陸電力の「問題ない」…よぎる25年前、志賀原発の重大事故隠蔽工作
能登半島地震が直撃した北陸電力志賀原発(石川県志賀町=停止中)は連日、不具合が発表されている。▽使用済み燃料プールの水が大量にこぼれる▽冷却ポンプが一時停止▽変圧器破損による大量の油漏れ……と枚挙にいとまがない。 北陸電力は...
-
能登半島地震 被災者の医療費・保険料負担「一刻も早く免除を!」保団連が強く要望
「被災者の健康維持支援にも一層力を入れ、疾病の発生や悪化、災害関連死を防いでください」 能登半島地震をめぐる5日の非常災害対策本部で、岸田首相はこう強調していた。それなら、被災者医療に関して一刻も早く負担軽減策を講じるべきだ。...
-
能登半島地震 震源の活断層を誰も知らなかった衝撃 「未知の活断層は列島に3万本」と専門家
元日に発生した能登半島地震(M7.6、最大震度7)。4日、生存率が著しく低下する、発生後72時間が経過した。犠牲者の拡大が懸念される中、懸命の救助活動が続いている。 石川県輪島市や珠洲市は壊滅的な状態でいまだ被害の全容は分か...
-
どうなる「辰巳天井」…能登半島地震と日航機衝突事故で波乱の大発会、値下がりは2年連続
今年の大発会は相場格言「辰巳天井」を揺るがしそうな幕開けだった。4日の東京株式市場は売り注文が優勢で、日経平均株価の下げ幅は一時700円超え。前年末比175円88銭安の3万3288円29銭で取引を終えた。能登半島地震による経済への影...
-
《#万博中止して被災地に回せ》拡散中 能登半島地震で逆風強まる大阪万博、赤字濃厚でも責任押し付け合い
年明け早々、巨大地震が北陸を襲い、改めて、莫大な税金がつぎ込まれる2025年大阪・関西万博への風当たりが強まっている。 〈#万博中止して被災地に回せ〉──。こんなハッシュタグがX(旧ツイッター)上で拡散している。〈大阪万博より...
-
改めて国民は戦慄 活断層ばかりの国でまだ原発を動かしている狂気
2024年の元日早々、石川県能登地方を中心に最大震度7の巨大地震が襲った。地震のエネルギーを示すマグニチュードは7.6。いずれもM7.3だった1995年の阪神・淡路大震災と2016年の熊本地震の本震と比べても40倍以上の大きさだ。能...
-
能登半島地震の予備費40億円に《やすっ!ケタが少なくとも1つ、2つ足りない》などとSNS批判の嵐
「命を守る観点から重要な被災72時間が経過する本日夕刻までに、総力を挙げて一人でも多くの方を救命・救助できるよう全力で取り組んでほしい」 首相官邸で4日午前に開かれた能登半島地震を受けた非常災害対策本部の会合。本部長の岸田文雄...
-
北陸の揺れどう見る? 南海トラフ巨大地震の現実味、警鐘を鳴らしていた専門家に改めて聞く
元日に発生した能登半島地震(M7.6、最大震度7)は、甚大な被害をもたらした。石川県内では、すでに78人の死亡が確認されているが、道路の寸断や家屋の倒壊などで救出作業が難航しており、被害の全容は分かっていない。 能登地方では...
-
日銀のシナリオを狂わせた能登半島地震…ゼロ金利解除遠のく、メインシナリオの4月も後ずれか
巨大地震によって日本銀行のシナリオも崩れるのか──。能登半島地震の後、「円安」が進行している。年明け2日に1ドル=142円台をつけ、4日は143円台前半まで円が売られた。東京市場で大方の取引を終えた12月29日に比べ、2円程度、円安...
-
「南海トラフ」巨大地震は確実に迫っているのか? 過去13回中「5回」が12月に発生
「南海トラフ」が騒がしくなってきた。インドネシア・スマトラ島では日本時間3日17時40分ごろ、マラピ火山で大規模噴火が発生。噴煙が上空1万5000メートルまで上がった。さらに、フィリピンでは同2日夜、ミンダナオ島付近を震源とするマグニ...
-
10.9鳥島近海地震に気象庁「原因分からず」とお手上げ…まだ終わらない津波続発に要注意!
「火山活動か海底の地殻変動か、原因が分からない」──。9日午前、日本列島の太平洋側で観測された津波に、気象庁も“お手上げ”だった。一体何が起きているのか。 9日午前5時25分ごろ、東京・伊豆諸島の鳥島近海を震源とする地震が発生...
-
28時間で150回以上…トカラ列島で頻発する地震は「南海トラフ」「カルデラ噴火」の予兆か?
9日午前3時8分ごろ、鹿児島県のトカラ列島近海で地震が発生。気象庁によると、震源の深さは約30キロで、マグニチュード5.0と推定される。 不気味なのはトカラ列島近海を震源とする地震は、同日午前2時37分ごろに発生してから、約...