子育て世代のお金ナビ 2024年版
中学受験の費用が払えるか不安 そんな家庭に専門家が勧めるコスパ重視の思考法
2025.01.27
子どもの教育には、どれぐらいのお金が必要になるのだろう。どんな準備をすればよいのだろう。受験・進学にかかる費用は、保護者なら誰しもが持つ疑問や悩みではないでしょうか。
子育てとお金にまつわる疑問に、ファイナンシャルプランナーが答える連載『子育て世代のお金ナビ 2024年版」。今回はまとめの回として、中学受験を考える保護者からよく寄せられる悩みを元に相談者を仮定し、小山信康さんに回答していただきます。
《相談例》
来年、子どもが小学1年生になります。中学受験を見据えて、有名塾の入塾テストにもチャレンジすべきかと悩んでいます。ただ、決して家計に余裕があるわけではないので、塾の費用や私立中学以降の授業料負担に耐えられるのか不安です。
《相談者はこんな人》
東京都在住、会社員38歳。家族は会社員の夫(35歳)、6歳と4歳の娘。収入=本人の年収500万円。夫の年収600万円。
ゴールの設定を大切に
Q(相談者):将来の名門大学進学を目指すとなると、良い私立中学に入ることが必須のように感じます。
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